毎日を幸せに!幸せホルモンの分泌を促す生活習慣

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みなさんは、今幸せですか。幸せと思えない人は、幸せホルモンが不足しているかもしれません。幸せホルモンを増やすことができれば、もっと前向きに考えることができるようになります。泣いたり笑ったり、呼吸をしたり食事に気をつけたり、効果はどうすれば増やすことができるのかご紹介します。

幸せホルモンとは?

みなさんは今、幸せですか。

笑顔で過ごしていますか。

人生をより楽しむためには、幸せを感じて過ごすこと。

しかし、なかなかこの幸せを実感できていない人も少なくありません。

同じ時間を過ごすのであれば、幸せを感じたいもの。

実は、幸せをもたらせてくれる際には、セロトニンとオキシトシンが関係しています。

では、それぞれの作用をご紹介しましょう。

セロトシン

セロトシンは、ストレスに立ち向かう心を導いてくれる作用があります。

嫌なことが合っても、ネガティブな感情ばかりに包まれるのではなく、前向きに考えることができるようになるでしょう。

平常心を保ち、モチベーションを高めてくれたり、依存性を抑制してくれる効果などがあるため、セロトシンを増やすことでストレスにも強くなります。

オキシトシン

オキシトシンには、人間関係を作る上でプラスの作用を導いてくれます。

人付き合いが苦手な人、避けたいと思っている人も、オキシトシンを増やすことで人付き合いを前向きに考えられたり、他者への好奇心が生まれるでしょう。

一人の時間も大切ではありますが、友達との時間も楽しいもの。

オキトシンが増え、社交的になれば、人付き合いは楽しめるようになるでしょう。

幸せホルモンにはどんな効果があるのか?

幸せホルモンと言われても、どういった効果があるのかピンとこない人も多いでしょう。

実は、私たちの感情は行動によって変わってきます。

興奮した時、不安を感じた時には、アドレナリンなどの神経伝達物質により、様々な感情が沸いてきます。

セロトニンとオキトシンは、幸せホルモンと言われる神経伝達物質となっており、感情を幸せへと導いてくれます。

そのため、幸せホルモンが増えることで、幸せな気分になれたり、不安や恐怖心、ストレスを減らしたりする効果があります。

幸せホルモンを増やすことができれば、落ち込みやすい、ストレスを貯めこみやすいと思っている人でも、前向きに考えることができるようになり、幸せ度数を増やすことができるでしょう。

幸せホルモンの分泌を促す生活習慣とは?

幸せを感じることができ、ストレスに強くなると分かれば、「幸せホルモンを増やしたい」と思うでしょう。

幸せホルモンは、自分で増やすことができます。

笑顔の多い日を増やすため、日々の生活を意識して、どんどん幸せホルモンを増やしていきましょう。

規則正しい生活

幸せホルモンを増やすためには、まずは規則正しい生活をすることが大切。

生活リズムを整え、規則正しい生活をすることで、心だけでなく体も元気にすることができます。

セロトニンは、太陽が出ている間に分泌されていることが分かっていますから、早寝早起きで幸せホルモンを増やしましょう。

太陽を浴びる

みなさんは、毎日ちゃんと太陽の光を浴びていますか。

蛍光灯の光でもセロトニンの分泌が促されますが、太陽光に比べて光が弱いためその効果は限定的。できるだけ太陽光を浴びるようにしたいですね。夜勤や太陽光があまり当たらない場所に住んでいるという場合には、光目覚まし時計のようなアイテムを使うことでセロトニン分泌を促しましょう。

女性の場合、紫外線が気になって、太陽を避けている人もいると思いますが、太陽の光は幸せホルモンを増やすには最適。

太陽の光を浴びることで、セロトニンの分泌を活性化してくれます。

不規則な生活をしていると、体内時計が狂い、不眠症などを引き起こしてしまうこともありますから、太陽の光を浴びる生活を心がけましょう。

適度な運動

大人になってから、運動をしていない人も多いはず。

日々、仕事に追われていると、なかなか運動をするというのは難しいでしょう。

しかし、幸せホルモンを増やすためには、適度な運動が必要。運動をすることで、セロトニンを分泌することができます。

リズミカルな運動にはウォーキングやジョギング、水泳のほか、スクワットや踏み台昇降運動、ラジオ体操なども含まれます。筋肉の緊張と緩和を一定のリズムで行う運動によって脳を刺激しましょう♪

運動を取り入れれば、ストレス発散にもなりますから、無理のかからないウォーキングなどから運動をはじめましょう。

スキンシップ

大切なお相手がいる人は、その人とのスキンシップでも幸せホルモンを増やすことができます。

スキンシップは、セロトニンを増やしてくれる効果があり、心を元気にしてくれるでしょう。

付き合いが長くなってくると、スキンシップの数は減ってしまいますが、積極的にスキンシップをとるようにすることで、相手の幸せホルモンも増やすことができるはずです。

スキンシップは敷居が高いと感じられる方はグルーミングに挑戦してみるのはいかがですか?アニマルセラピーで知られているように、動物たちとの触れ合いも心を落ち着け幸福感を増進します。ペットの犬や猫、小動物との触れ合い時間を大切にしましょう

トリプトファンが含まれた食材を摂る

トリプトファンは、肉類やチーズ、魚介類、麺類、パン、ご飯、納豆などに含まれている物質。トリプトファンは、セロトニンを生成する際に必要な物質ですが、体のなかで作ることができないため、食事から取り入れることが必要です。これらの食品を積極的に取り入れて、セロトニン生成をサポートしましょう。

腸内環境を整える

腸内環境が悪化して下痢や便秘などの症状があると、せっかく摂取したトリプトファンが吸収されずに排出されてしまいます。腸内環境を整えることでセロトニンを作るためのトリプトファンを十分に取り入れるようにしましょう。

バランスの良い食習慣を保つ

必須アミノ酸は9つのアミノ酸のうち、もっとも摂取量の低いアミノ酸に合わせて他のアミノ酸の摂取量も決まってしまいますから、トリプトファンを多く含む食品だけを摂取しても効果は限定的です。必須アミノ全てをバランスよく摂取できるよう、毎日の食生活もバランスを保つようにしたいですね。

友達との時間を楽しむ

友達と過ごす時間は、面倒なこともありますが、やはり楽しいもの。

気が合う友達とは、積極的に時間を作り、楽しい時間を過ごすと良いでしょう。もちろん、気の合わない人との付き合いは逆にストレスとなってしまいますから、気の合う友達との時間を作ることがポイントです。

目標を作り、達成する

仕事をしていると、自分のスキルアップに気づくことがあるでしょう。

実は、目標を達成していくことも、幸せホルモンを増やすことに繋がります。仕事だけでなく、趣味などでも構いませんから、何か目標を持って取り組んでいくと良いでしょう。

首のストレッチ

毎日のように、パソコンやスマートフォンを見ていると首や肩の凝りを感じている人も多いはず。

実は、首のストレッチのセロトニン分泌に効果があります。疲れた時などは、左右に首を動かしたり、くるくるとまわすことで、脳が刺激されセロトニン分泌の効果を得ることができるでしょう。

腹式呼吸で心身リラックス

落ち込んだ時、ストレスがたまった時には、一度ゆっくりと心を落ち着かせることが大切。

そんな時は、ゆっくりと腹式呼吸をして、心身ともにリラックスさせると良いでしょう。

腹式呼吸で休めることで、幸せホルモンの分泌を促し、心身ともに気持ちを楽にすることができます。

よく笑い、よく喋る

ポイントは人と話す事。テレビや映画などでも感情がゆり動かせればある程度の効果が得られますが、対人関係で得られるほどの効果は見られません。友人たちや家族、恋人と過ごす時間を大切にして、幸福ホルモンを高めましょう。

思いっきり泣く

みなさん、最近泣いたのはいつですか。大人になると、泣くことも少なくなるもの。職場などで辛いこと、悔しいことがあっても、泣くのを我慢することが多いでしょう。外で泣くことを我慢するのは、大人としては当然のこと。しかし、家に帰ってまで我慢する必要はありません。心の掃除をするためにも、思い切りなくことは大切。

気分がどうしても上がらず、笑顔が作れない時には無理に笑顔を作るよりもホロホロと涙を流していいんです。自分一人では泣けない時には、親友や恋人のそばで泣きましょう。恥ずかしい時には泣けるテレビや映画を見ながら心を吐き出せば、すっきりと気持ちを切り替えて明日からの活動に弾みをつけることができます。

思い切り泣くと、心も体もすっきりして、前向きに考えることができるようになるでしょう。

幸せホルモンを増やして、笑顔の多い生活を目指そう!

仕事をしたり、家事や育児の追われたりしていると、誰だってストレスがたまるもの。

悪いことが続くと、全て悪い方へと考えてしまうでしょう。

これでは、楽しい時間を増やすことはできません。

前向きに考え、楽しい時間を増やすためには、幸せホルモンを増やしていくことがおすすめ。

幸せホルモンが増えて行けば、今までストレスを貯めこみやすかった人、ネガティブ思考の人も前向きに考えることができるようになり、笑顔を増やすことができます。

幸せホルモンは自分で増やすことができますから、積極的にホルモン分泌を促す行動を取り入れて、笑顔の多い日々を目指しましょう。

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