マタニティヨガで元気な赤ちゃんを産もう、3つのおすすめポーズ!

マタニティヨガ
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マタニティ期は身も心も大きく揺れ動く時期です。ホルモンバランスの崩れから自律神経も乱れがちになります。出産のための運動をするのなら、心を穏やかに出来るヨガがオススメです!今回は安全に出来るマタニティヨガのポーズを5つ紹介します。

マタニティヨガをオススメする理由

妊婦さんは運動をしているというイメージがありますが、私が教えていた生徒さん達のほとんどは、妊娠をしてから、体重管理や体力維持のために運動を始めたという人が多かったようです。

近年では、妊娠期に行える運動の種類も増えてきましたが、あまり運動をしてこなかった人でも、より安全に行えるという視点から、マタニティヨガは妊婦さんにとって最適な運動なのではないでしょうか。

マタニティヨガの主な利点

1.乱れた自律神経を整えやすい
2.呼吸が深くなり、出産への不安な気持ちが和らぐ
3.出産に必要な体力を維持できる
4.出産ギリギリまで行うことが出来る
5.家でも手軽に行うことが出来る
6.体重管理がしやすい
7.お腹の赤ちゃんとコミュケーションが出来る

始める前に気を付けておきたいこと

妊娠をしているということは、大切な命を守っているということです。それゆえに運動する際は注意が必要になってきます。特にまだお腹が大きくなっていないと、ついつい無理をしてしまうものですが、何よりも赤ちゃん優先で行動していきましょう。

マタニティヨガは安定期に入ってから行うこと

マタニティヨガを始めるのは妊娠14週〜16週の安定期に入ってからです。安定期に入れば胎盤が完成するので流産の確率も減ります。また、つわりが治まってくるのもちょうどこの時期ではないでしょうか。

つわりがひどくない妊婦さんや、食べづわりで体重増加に悩んでいる人は、少しでも早く運動したいと思っているでしょうが、安定期に入るまではゆっくり、無理なく生活しましょう。

お腹を圧迫するようなポーズはしない事

マタニティヨガでは、強いツイストやうつ伏せなどのお腹を圧迫するポーズはおこないません。もし教室などに通わずに自己流でヨガをしたいと考えていたら、ポーズをとる前にDVDや本でしっかり学習するようにしましょう。

マタニティヨガには禁忌とされているポーズがいくつかあるのです。例え教室で適切な指導の下、ヨガを行っていても、自分でお腹に違和感を感じるポーズは、休んでおきましょう。

お腹に張りを感じたらすぐ休む事

妊娠中は、急にお腹に張りを感じたりします。ヨガを行っていて何となくお腹が張ってきたなという場合は、すぐに横になり休憩しましょう。

特に妊娠後期にはいると子宮が大きくなっているので、過度の運動などで筋肉が張りやすくなります。無理をせずに、休憩をすることが大切です。

おすすめしたい3つのヨガポーズ

1.キャット&ドック

このポーズは四つん這いになって行います。お腹が大きくなっている人は膝を広めに開きます。手の平で床をしっかり押しあげます。

1.息を吐きながら腰を丸め、お腹をのぞき込みます。骨盤は後傾した状態です。
2.息を吸いながら体を反らせ天井を見ていきます。骨盤は前傾した状態です。

これをゆっくり5回繰り返します。骨盤をしっかり動かし、背骨の間隔を開いたり閉じたりして腰痛予防をしっかり行っておきましょう。

2.アンジャネーヤアーサナ(三日月のポーズ)

このポーズは妊娠中に大きなお腹によって最もリンパが滞る、足の付け根にある鼠径リンパを伸ばし、刺激していくポーズです。足のむくみが気になる人にオススメです。

1.正座で座り左膝を立てたら、両手を体の横のおいて支え右足を後ろへ引きます。
2.右足の甲を床につけ、かかとは天井に向けます。
3.体重をゆっくり前にかけ、左膝の下にかかとが来るようにしましょう。
4.腕を腰にあて、余裕があれば手のひらを中央に向け腕を伸ばします。
5.5呼吸置いたら、息を吐きながら腕を戻し足を入れ替えて、反対側も同様に行います。

3. セツバンダアーサナ(橋のポーズ)

このポーズは逆子を直すポーズとしても有効です。お尻の下の筋肉を引き締めてくれ、体形が気になる妊婦さんには人気のポーズです。つらく感じたら手で腰を支えてあげましょう。

1.床に仰向けになり骨盤幅に膝を立てます。お腹が大きい場合は広めにとりましょう。
2.息を吸いながら腰を持ち上げ、両手を骨盤の下で組み、腕を伸ばし肩甲骨をよせます。
3.きつく感じたら、両手を床にもどします。もしくは腰をサポートしてあげましょう。
4.胸は開き、背中で大きなアーチをえがきます。
5.5呼吸置いたら、吐きながらゆっくり戻ってきます。

このポーズは腰を大きく反るので、ポーズから戻ったら膝を開いたまま胸の前で抱え、背中を丸くしてカウンターポーズ(負荷を和らげるポース)をとります。

赤ちゃんと一緒に呼吸をしよう

マタニティヨガは赤ちゃんと一緒に行っている!という意識が大切です。バランスをとるときも呼吸をするときも、お腹の赤ちゃんと2人で行っているのです。無理をせずに心地がいいポーズをとり、マタニティヨガで幸せな時間を過ごしましょう。

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