手軽なスキンケア!コットンパックのやり方と効果

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コットンパックの魅力

スキンケアにプラスのケアを取り入れようとすると、お金がかかる、時間がかかると感じる人も多いでしょう。実際、新たなアイテムを取り入れるとなれば、お金がかかることになりますから、なかなか手が出せずにいる人もいるのではないでしょうか。そんな人にもおすすめなのは、コットンパック。コットンパックであれば、普段お使いの化粧水を使うことで、簡単にパックすることができますから、手軽にプラスケアを取り入れることができます。女性であれば、コットンは自宅にある人が多いでしょうから、化粧水とコットンがあれば誰でも気軽に行える手軽さが、コットンパックの魅力といえるのではないでしょうか。また、肌が弱い人にとっては、パックが肌に合わないかもという心配があるはず。そんな人も、コットンパックであれば、普段使っている肌に合った化粧水を使ってパックをすることができますから、肌への心配もなくなります。

コットンパックのやり方

1.クレンジング、洗顔、化粧水で肌を整える

コットンパックを行う際には、まずクレンジングや洗顔をして、肌の汚れを落としてから行うことが基本。その後、化粧水で肌を整えて、コットンパックの準備をしましょう。

2.コットンを湿らせる

コットンパックをする際には、まずは、コットンを水で湿らせます。こうすることで、コットンの繊維などの毛羽立ちを抑えることができ、肌刺激を減らすことができます。水で湿らせたら、軽く絞って、水分を落としましょう。

3.湿らせたコットンに化粧水をプラス

水でコットンを湿らせたら、そこにいつもお使いの化粧水を含ませます。この時、ケチってしまうと、せっかくのパックの意味が半減してしまいます。化粧水をプラスする際には、ひたひたになるくらい、しっかりとコットンに含ませるようにしましょう。

4.目の下、おでこ、頬、鼻、あごにコットンをのせる

化粧水を浸したコットンの準備ができたら、目の下やおでこ、頬、鼻、あごなどにコットンをのせていきます。特に、乾燥が気になる部分は、しっかりと化粧水が染み込んだコットンを乗せ、保湿ケアを行いましょう。

5.3分から5分放置

コットンパックは、長時間行えば効果が上がる訳ではありません。コットンパックの目安は、3分から5分程度。放置し、目安い時間が経ったら、素早くはがすようにしましょう。長時間のパックは、逆に肌乾燥を起こし、肌トラブルの原因となってしまいますので、注意が必要です。

6.コットンをはがして、保湿ケア

コットンをはがしたら、いつも通りの美容液、クリームなどで保湿ケアをすれば終了。ここで、保湿ケアをしなければ、せっかくの水分を逃がしてしまうことになります。コットンパック後は、保湿ケアすることが必須です。

コットンパックの嬉しい効果

乾燥の改善

コットンパックは、とても簡単に行えるケアではありますが、思っている以上の効果を得ることができます。その一つが乾燥の改善。季節によっては、肌が乾燥し、赤みやかゆみを伴う人もいます。そんな人は、コットンパックを取り入れることで、角質層までしっかりと保湿ケアを行うことができ、肌のキメを整えることもできるでしょう。

毛穴のケア

肌トラブルを抱えている人の中には、毛穴が気になっている人も多いのではないでしょうか。毛穴に古い角質などが貯まってしまえば、黒ずみの原因ともなってしまいますから、しっかりとケアすることが大切。コットンパックは、保湿効果が高いため、肌をふっくらとさせる効果があり、毛穴トラブルを解消してくれます。特に、乾燥が気になっている人は、乾燥により毛穴開きが起こっている可能性が高いですから、コットンパックで保湿をしっかりと行うことで、毛穴レスな肌を目指すことができるでしょう。

ニキビ肌のケア

ニキビに悩んでいる人の中には、脂性肌の人が多いはず。脂分が気になるため、頻繁に脂取り紙などで皮脂を落としている人もいるでしょう。実は、こういった脂性肌の人の中には、乾燥により、皮脂が過剰に分泌されている人もいます。こういったタイプの人は、コットンパックをすることで乾燥を防ぐことができ、皮脂分泌なども抑えることができるでしょう。

美容液の浸透率を上げる

スキンケアの際、化粧水が浸透していないと感じている人もいるはず。そんな人は、角質層が硬くなっている可能性があります。実は、コットンパックは角質層を柔らかくしてくれる効果もあるため、化粧水や美容液などの浸透率を上げてくれる効果も期待できます。しっかりと奥まで美容成分を届けることができれば、今まで使っていた美容液などの効果も上がってくるでしょう。

キメを整える

コットンパックは、肌に潤いを与えてくれるため、肌のキメを整えてくれる効果も期待できます。当然、肌のキメが整えばメイクノリもアップし、綺麗にメイクを仕上げることができるでしょう。バリア機能も回復してきますから、肌トラブルなども未然に防げるようになります。

コットンパックの効果を更に高めるには

化粧水を温める

せっかくコットンパックを取り入れるのであれば、より効果を得られる方法を取り入れたいと思う人も多いでしょう。そんな人は、化粧水を温めてから使うことがおすすめ。化粧水を温めるというと、「どうやって温めたら良いのだろう?」と思われる人も多いと思いますが、温めると言ってもひと肌程度が目安ですから、湯せんするなどがおすすめ。ただし、ビタミンC誘導体などが含まれた化粧水を使っている人は、温めることでせっかくのビタミンCの成分を壊してしまいますから、温めずに使った方が良いでしょう。

ラップで浸透力を上げる

コットンパックを行う際、コットンを部分的に乗せて放置することになりますが、この時により浸透力を高めるためには、ラップでパックをすることがおすすめ。目、鼻の部分は穴をあける必要がありますが、その他はラップをすることで蒸発を防ぐことができ、より効果を上げることができるでしょう。

毎日のケアにプラスする

プラスのスキンケアというと、週に何度か、月に何度かで良いと思っている人が多いでしょう。確かに、肌に負担がかかるようなケアであれば、回数は控えた方が無難です。しかし、コットンパックは肌への負担がありませんから、毎日取り入れることができるプラスケアです。毎日、スキンケアの際にコットンパックをプラスすることで、より効果が高まり、肌への変化が実感しやすくなるでしょう。

コットンパックの注意点

コットンパックは、手軽に行えるプラスケアであり、魅了的なケア方法ではありますが、やり方を間違えてしまえば、逆効果となってしまいます。

まず、コットンパックで注意したいのは、放置時間。パック時間が長い方が、一見効果が上がるように思えますが、長時間放置してしまえば、せっかく肌に取り入れた化粧水が逆にコットンに再吸収されることになり、肌乾燥を招いてしまいます。コットンパックは、コットンが乾く前にははがすことが基本です。また、コットンパックをしたからといって、安心してここでスキンケアを終わらせてしまっても意味がありません。コットンパックは、あくまでもケアの途中ですから、最後はしっかりとクリームなどで肌に蓋をするようにしましょう。肌が弱い人は、普段使っている化粧水であれば、安心してコットンパックができると思いますが、コットン選びにも注意が必要。肌に直接触るものとなりますから、オーガニックコットンなどで、肌刺激を抑えるようにしましょう。

コットンパックで臨機応変なスキンケアを

コットンパックは、誰でも気軽にプラスケアができるスキンケア方法。コットンと化粧水があれば、いつでも気軽に取り入れることができますから、その時の肌状態に合わせたケアができるのも魅力。乾燥がひどい時には、毎日コットンパックを続けることで、乾燥状態を解消することが期待できます。肌トラブルが多いと感じている人は、コットンパックで臨機応変なスキンケアをはじめてみませんか。

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