簡単レシピ!80度バナナで免疫力UP!
みなさんは、80度バナナをご存知ですか。バナナは、元々栄養価の高い食材ですが、80度に調理することでより効果を高めることができます。では、80度バナナとはどんなものなのか、なぜ80度で調理するのか、作り方や効果、食べ方、注意点などをご紹介しましょう。
バナナは優秀な食材!
みなさんは、バナナを食べていますか?どんな時、どんなタイミングで食べているでしょうか?
実は、バナナ栄養豊富な優秀食材。
アスリートなどもよく食べていますが、これは理にかなった方法。
バナナには、ぶどう糖や果糖、オリゴ糖といった糖分が含まれており、これらがエネルギー補給として活躍してくれます。
しかも持続性と速効性を兼ね備えているため、アスリートにとって最適な食材なのです。
もちろん、アスリートではない私たちにとっても、小腹が空いた時などのエネルギー補給として最適。
免疫力や美肌効果も
白血球を増やしてくれ、活性化させてくれる効果もあるため、免疫力を高めてくれる効果もあります。
白血球は、身体を菌から守ってくれる効果がありますから、バナナを食べることで白血球を増やし、菌から守れるというのは魅力的な効果です。
免疫システムで大きな役割を果たしているのが、 白血球です。白血球の働きを高めるには、 白血球の量と質が重要です。 バナナには白血球の数を増やす力も質を高める力も 非常に強いことがわかっています。 さらに、バナナの成熟度によっても免疫活性が変化し、 黄色のバナナよりシュガースポット(成熟すると皮に 現れてくる茶色い斑点のこと)が出たバナナで免疫 活性が高いという結果が出ています。
(出典:株式会社大野)
また、ビタミン類、ポリフェノールが含まれていることから、美肌効果も期待できる頼もしい食材です。
80度バナナとは?
80度バナナは、優秀な食材のバナナを温めて食べる方法です。
どうして、わざわざ温めるかというと、温めることで追熟効果を得、栄養価を高めるため。
80度バナナは、通常のバナナと比べると糖度はなんと20%ほどアップすると言われており、効果の期待を高めてくれます。
また、バナナに含まれるポリフェノールは、温めることで白血球の数を増やすことができると言われていますから、免疫力アップの効果が高まるでしょう。
温めることで、体を冷やすことなく、内側から温めることができ、代謝アップの効果も得ることができます。
なぜ80度にするのか?
バナナを温める、調理するとなると、「どうして、80度なんだろう?」と不思議に思う人も多いでしょう。
確かに、火を通すとなると、「もっと、高い温度の方が効果を上げられるのでは?」と感じるのではないでしょうか。
しかし、バナナは温めてしまうと、せっかくの栄養素を壊してしまう可能性があります。
ビタミンやミネラルは熱に弱いですし、酵素も高温では役割を失ってしまいます。
そのため、丁度良い温度が80度と言われています。
80度バナナの作り方
バナナを温めるというと、「調理が面倒」「料理が苦手」と思う人も多いでしょう。
しかし、80度バナナの作り方はとっても簡単。
電子レンジを使う場合には、600Wで40秒程度温めるだけ。
フライパンを使う場合には、1分程度焼くだけで完成です。
これだけの手間であれば、料理が苦手な人でも簡単に作ることができるでしょう。
温めたバナナは、お好みでヨーグルトやナッツ、シナモンをかけることで、より美味しく味わうことができます。
80度バナナの効果
豊富な栄養
80度バナナには、栄養が豊富に含まれています。
しかし、実際にはどんな効果があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
実は、バナナは温めることで糖度が増え、より美味しく食べられるというメリットがあります。
免疫力アップ
また、フラクトオリゴ糖が増えることで、腸からの吸収力がアップする効果が期待できます。
その結果、腸内環境を整えることができ、菌から体を守ることができる免疫力アップの効果を得られるでしょう。
そして、本来バナナは体を冷やす性質がある食材ですが、温めることでそのマイナス面をカバーすることができ、体を内側から温めることができます。
内側から温めることができれば、代謝を上げることができ、ダイエット効果も高まるでしょう。
80度バナナの食べ方
どんなに美味しく、簡単に作れる80度バナナでも、毎日食べていると飽きるもの。
そんな時はアレンジすることがおすすめです。
アレンジ1:和風のきな粉と黒蜜のアレンジ
いつも通り、80度バナナを作ったら、最後にきな粉と黒蜜をかけるだけで出来上がります。
和風の味わいで、新たな80度バナナの味わいを楽しむことができるでしょう。
アレンジ2:チョコ&ココナッツ
甘さが欲しい時には、いつもの80度バナナにチョコレートとココナッツをプラス。
ココナッツの独特の味わいで、いつもとは違ったバナナを楽しめるはずです。
アレンジその他
お腹を満たしたい時には、80度バナナにメイプルシロップをかけ、その上にグラノーラをプラスすることで、お腹をしっかりと満たしてくれるでしょう。
このように、80度バナナは様々なアレンジをすることができます。
味に飽きた時、物足りない時には、自分なりのプラスアレンジを楽しみましょう。
80度バナナの注意点
体や美容、ダイエットに効果があると言われると、「80度バナナを積極的に取り入れよう」と思うでしょう。
しかし、バナナは体に良い食材ではありますが、過剰摂取は注意が必要。
実は、バナナにはシュウ酸という成分が含まれており、尿管結石などの原因となる可能性があります。
また、バナナにはカリウムが含まれており、これを過剰摂取してしまうと高カリウム血症を引き起こしてしまう可能性もあります。
特に、腎臓が弱い人などは、過剰摂取により心臓の痙攣や不整脈を起こしてしまう可能性もあるため、過剰摂取は控えることが大切。
バナナは、1日2本で抑えることが基本です。
どんなに栄養価が高い食材でも、摂り過ぎは逆効果となってしまうため、注意しましょう。
おいしい80度バナナで免疫力UP!
そのまま食べても栄養価の高いバナナですが、80度バナナにすることで、より効果を高めることができます。
調理といっても、とても簡単に作ることができますから、まだ食べたことがない人はこの機会に80度バナナにチャレンジしてみませんか。
80度バナナにすることで、免疫力もアップも期待できます。
すぐにエネルギーとして活躍してくれる80度バナナは、忙しい朝の朝食としても、理想的なメニューではないでしょうか。