キレイな人は始めてる!美に効くココナッツオイルの使い方

ココナッツオイル
美容・健康

すでに美容健康に敏感な人の間では定番となっているココナッツオイル。その使い方を知っていますか?食べるだけではないココナッツオイルのメリットについて理解して、驚くような効果が得られる使い方をマスターしましょう!

今更聞けない!ココナッツオイルとは?

世界中で人気のスーパーモデル、ミランダ・カーが長年愛用していることでも知られるココナッツオイル。国内では数年でニーズが高まり、今ではどのスーパーでも油コーナーで見かけるようになりましたね。美容や健康に良いと、意識の高い人の間でもすでに定番化しており、さまざまな使い方で流行しているのです。

そもそもココナッツオイルは、熱い地域や国で自生するヤシの木になる実から、抽出されたオイルのこと。フィリピンやマレーシア、インドネシアといった太平洋の島をはじめ、南米やアフリカなどで栽培、生産されています。日本では栽培されることが難しいので、これだけ流行していても商品として流通しているココナッツオイルはすべて海外産のものです。

ココナッツオイルの成分・効能は?

それでは、なぜココナッツオイルがここまで注目されているのでしょうか? 秘密となる栄養成分や効能についてまとめてご紹介します。

中鎖脂肪酸の中でもラウリン酸が豊富

ココナッツオイルには中鎖脂肪差が豊富で、中でもラウリン酸が半分以上を占めています。ラウリン酸によって、体内の抗菌、抗炎症を助けてくれます。

健康ブームの中で、油の取り扱いや選び方も変わってきました。余分な脂肪となりやすいと避けられやすい油ですが、ココナッツオイルは体内に入るとすぐに肝臓でエネルギーとして使われるため、体脂肪として蓄積されにくいのです。調理油として一押しなのも納得できるはず。

ビタミンEの抗酸化作用

ビタミンEが豊富なのもココナッツオイルな大きな魅力です。内蔵の機能や肌などの老化を進める酸化作用を抑えてくれる働きがあるビタミンEは、アンチエイジングにはかかせません。

ストレスや紫外線など日常生活の中で自然にしていても体内で発生してしまう活性酸素は、全身の老化を進めるほか、冷え、腰痛や肩こり、生活習慣病などとも関係しています。ビタミンEがこうした活性酸素が作られるのを防いでくれるので、健康な状態を保つために働いてくれるのです。

ココナッツオイルの使い方

調理油として

ココナッツオイルは酸化しにくく熱に強いため、調理油として使用してもその恩恵を充分に得られます。野菜や肉などの炒め物、フライなど揚げ物、パンケーキやクッキーなどスイーツなどに使えますよ。ココナッツ独特の風味が気になるという人は、甘い味の料理がから使い始めるのがおすすめです。また、エスニック風の味付けなら大抵のものに合いますよ。

オイルプリングとして

プリングとはすすぐという意味。デトックス方法として注目されているオイルプリングにもココナッツオイルは使えますよ。口の中にオイルを入れて10〜15分、口全体にオイルを伸ばすようにします。その後、飲み込まずに吐き出して捨てましょう。捨てる際には排水口に捨てるとオイルが固まって汚れますので、ティッシュなどに吐き出しゴミ箱に捨てるようにします。毎朝の歯磨きの後に行うと効果的です。歯のホワイトニング効果も期待できるかも。

ヘアオイル・トリートメントとして

髪を洗った後にヘアオイルとして使ってパックすると、しっとりとした髪になります。髪全体にオイルをさっとのばして10〜20分ほど放置します。その後洗い流して終わりです。ベタつきが気になるという人はシャンプー前にオイルパックをして、シャンプーで洗い流すとキレイに落ちます。お持ちのコンディショナーやトリートメントに混ぜて使うのももちろん良いですよ。

フェイスオイルとして

顔にもボディにも使える優秀なココナッツオイル。さらりとした塗り心地でベタつきが気にならずに使えます。美容オイルとして人気がある秘訣ですね。

ココナッツオイル自体に日焼け止め効果があるので、朝顔に軽く広げるだけで紫外線をブロックしてくれます。さらに、保湿効果も相まって潤いを1日キープしてくれますよ。朝の化粧の前に使うのがおすすめです。

知らないと大変!正しいココナッツオイルの選び方

エキストラヴァージンオイルが良い?!

すでに記述したように、ココナッツオイルが取れるヤシの樹は熱帯地方に生息します。ということは、温かい気温の場所で使いやすいものです。ココナッツオイル単体だと気温23〜25℃を境にして、それ以下になると白く固形化が始まります。それ以上の温かい気温で透明な液体となるのですね。

もし秋冬などで気温が低いのにも関わらず、透明な液体のまま変化しないのであれば、純粋なココナッツオイルに何か添加されている可能性が高いといえます。エキストラヴァージンオイル、という表記がされていても商品によって状態が異なることもありえますので、選ぶ時にはその点も頭にいれておきましょう。

抽出方法の違い

少し専門的な話になりますが、ココナッツオイルの抽出法もさまざまです。どんな方法で精製されているかで、オイルの味や風味、成分などが異なってきます。おすすめなのは、ヤシの実を圧搾してオイルのもととなる油分を抽出する際に非加熱で行っているもの。もともとココナッツに含まれる栄養成分がそのまま残っています。その後の分離方法としては、水分が入りにくい発酵の分離方法を選ぶのがベターです。

ココナッツオイルを上手に活用して美のレベルアップを!

食べるだけでなく、顔や髪、ボディと全身に直接塗って使えるココナッツオイル。大きめの食用のものを購入して、口にする用とボディケア用に分けて使うと便利でおすすめです。上手に利用して、更にハイレベルな美と健康を手に入れてみませんか。

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