ウォーキングや食事に注意して暑い夏を乗り切る!夏バテ知らずの体づくり
夏になると、暑さで体調を崩す人がたくさんいます。食欲がなくなったり、眠れなくなったり、毎年辛い思いをしている人も多いのではないでしょうか。体がだるく、休日はどこへも出かけずに家で過ごす人もいるでしょう。そんな方のために夏バテ対策とした体づくりや予防のための食事や栄養についてご紹介いたします。
夏バテとは
夏になると、体調を崩してしまう人もいるでしょう。しかし、自分が夏バテになっていることに気づかない人もいます。
そもそも、夏バテとはどういった状態かというと、気温の変化についていけず、自律神経の調整機能が低下してしまうこと。この状態になると、体がだるい、食欲がないといった症状が起こります。
運動で体づくり
暑い夏は、「体を動かしたくない」と思う人も多いでしょう。しかし、夏バテ知らずの体をつくるためには、やはり運動が欠かせません。運動を取り入れることで、生活リズムを整えることが出来、自律神経の働きを改善することが出来ます。
今年は、運動をしながら夏を乗り切りましょう。
夏バテ知らずの体作りには有酸素運動
運動というと、「苦手」と思う人も多いでしょう。特に気温の高い夏場には、「運動どころではない」と思われる人が多いのではないでしょうか。
しかし、運動と一言で言っても様々な種類があり、キツイものだけではありません。夏バテ知らずの体をつくるためには、有酸素運動がおすすめ。有酸素運動の中には、ウォーキングやジョギングなども含まれますから、運動が苦手な人でも無理せずに取り入れることが出来るでしょう。
適度な運動とは?
適度な運動をした方が良いと聞くと、「適度って、どのくらいの運動のことをいうのだろう?」と疑問を持つ人もいるでしょう。
適度な運動とは、心拍数が120拍/分前後になるもの。こういった運動を、1日30分から60分程度行うことで、夏バテ知らずの体を目指すことが出来ます。
ウォーキングがおすすめ
運動が苦手な人、しばらく運動をしていない人にとって、運動と言われても何をしたら良いのか分からない人も多いでしょう。何かを揃えたり、どこかに行って行うとなれば、時間もお金もかかることになりますから、「気軽にはじめられない」と感じる人も多いでしょう。
そんな人には、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングであれば、誰でもすぐにはじめることが出来ます。特に、揃えるものもありませんから、空いた時間に近所を散歩する感覚で楽しむことが出来ます。ウォーキングは、1日30分程度行い、週に3回は取り入れると良いでしょう。
食事から体をつくる
夏場には、肌を出す機会が増えるため、ダイエットに励む人もいます。しかし、しっかりとした食事を摂らなければ、夏バテになってしまいます。夏バテ知らずの体をつくるためには、食事が欠かせません。
では、どういった食事を摂れば良いのかご紹介しましょう。
たんぱく質
夏場には、肌の露出が気になり、ダイエットをはじめる人も多いでしょう。ダイエットを考えて、そうめんだけを食べている人もいるのではないでしょうか。確かに、そうめんは暑い夏でも食べることが出来ますし、ダイエット効果を考えると魅力的に映るでしょう。しかし、こういった食事を続けていれば、夏バテになってしまいます。
夏バテをしないためには、そうめんに納豆やササミなどの低脂肪の食材をプラスすることがおすすめです。たんぱく質源も取り入れることで、夏バテを防止することが出来るでしょう。
色の濃い野菜
夏は、色の濃い野菜がたくさんあります。こういった色の濃い野菜には、栄養がたっぷりと含まれており、夏バテ防止に繋がります。
例えば、きゅうりやトマト、ニンジン、モロヘイヤ、ニラなどを取り入れることで、足りない栄養も補うことが出来るでしょう。
飲み物
夏になると、冷たい飲み物を飲む人が多いでしょう。氷が入って、冷えた飲み物というのはのど越しも良く、美味しいものです。
しかし、冷たい物ばかり飲んでいると、胃腸も冷やしてしまい、消化力を悪くします。そうなれば、夏バテも起こしやすくなります。夏場は、冷たい飲み物の飲み過ぎに注意が必要です。
夏バテ知らずの体づくりにおすすめな食材
夏は暑さで食欲を失ってしまう人も多いでしょう。「食べなければいけない」と分かっていながらも、食が進まないことも多いのではないでしょうか。
そんな時には、夏バテにも効果がある食材を積極的に取り入れると良いでしょう。食材には、それぞれ含まれる栄養や効果がありますから、食材選びを上手に行うことで、夏バテ知らずの体づくりをすることが出来ます。
オクラ
ねばねばした食材は、体に良いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。オクラは、ねばねば食材の代表的な一つ。
ムチンという成分が含まれていることで、胃の粘膜を保護してくれる働きがあります。また、ビタミンが含まれていることでエネルギーにもなりますし、食物繊維も含まれているため、便秘解消にも効果が期待出来ます。
トマト
夏になると、水分不足を感じる人も多いのではないでしょうか。飲み物を飲んでいても、汗をかくことで水分不足となってしまうこともあります。
そんな時には、トマトがおすすめです。トマトは肌荒れなどを改善してくれる効果だけではなく、水分補給もサポートしてくれます。免疫力も上げることが出来ますから、夏風邪予防も行うことが出来るでしょう。
きゅうり
気温が高くなると、「体の中から暑い」と感じることが多いでしょう。そんな時には、きゅうりがおすすめです。
きゅうりには体温を下げてくれる効果、体の渇きを改善してくれる効果があるため、夏場には最適の食材。カリウムも含まれているため、利尿作用も得られます。
かぼちゃ
かぼちゃには、体の酸化を防いでくれるカロテンやビタミンCが含まれており、栄養価の高い食材のため、夏バテ防止にはもってこいの食材。
蒸し焼きなどにしても美味しいですし、スープにしても食べやすいですから、食欲がない時にも取り入れやすいでしょう。
ゴーヤ
夏野菜と言えば、ゴーヤを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ゴーヤには、ビタミンCが含まれているため、免疫力を上げてくれる効果があります。また、ビタミンB1が含まれていることで、疲労回復をサポートしてくれる効果もあるため、夏バテ防止にはもってこいの食材です。
おわりに
夏になると、ダイエットをはじめる人も多いですが、どんなに理想的なスタイルを手に入れても、夏バテになってしまえばせっかくの夏を楽しむことが出来ません。
夏バテ知らずの体を目指すためには、やはり日頃からの運動と食事の見直しが必要です。夏には栄養価の高い食材も多いですから、これらを積極的に取り入れて、夏バテ知らずの体づくりをしましょう。