睡眠中もカロリー消費!?睡眠ダイエットを有効活用して痩せよう!

ダイエット・運動

「寝ている時もカロリーを消費している」ってご存知でしたか?しかも意外にその数値は大きいのです。そうなってくると、ダイエットをするなら「睡眠」を十二分に利用したいですよね。そこで今回は睡眠とダイエットはどう関係しているのか、どのくらい消費するのかという点を軸にまとめてみました!

皆さんは「睡眠中は、意識もないし、何もできない…。」と考えてはいませんか? 今回注目するのは「睡眠時の消費カロリー」ですが、ずばり「寝ている時もカロリーは消費している」のです。これは利用しない手はありませんよね! 睡眠中のことをしっかり理解することによって、意識がなくても有効活用することができます。是非有効活用しましょう!

寝ているときはなにが行われている?

まずは「寝ている時になにが行われているか」ということを「カロリー消費」という側面から見てみたいと思います。皆さんは「カロリー消費」と聞いてなにを思い浮かべますか?もちろん「運動」だと思います。運動をすると体のあらゆる部位が使われて汗をかき、体温を下げようとする。このすべての「運動」が「カロリー消費」につながっていると考えるでしょうが、「睡眠の時」も同様に行われていますよね? 心臓は止まっていないし、もちろん他の臓器も同様にです。そしてよく「人間は〜Lの汗をかく」などとよく聞きますよね。つまり「睡眠中もしっかり運動している」ということです。

どのくらい消費されているの?

では睡眠中はどのくらいカロリーを消費しているのか、具体的な数字で比較してみたいと思います。
まず前提として「睡眠により、体重1kgが1分間に消費するカロリーは0.0170(kcal)」です。この値に性別・年齢による補正係数を掛けて計算します。

補数係数は
20〜29歳1.00(男
20〜29歳0.95(女)
30〜39歳0.96(男)
30〜39歳0.87(女)
40〜49歳0.94(男)
40〜49歳0.85(女) だそうです。

つまり20歳・男で60kgだとすると、一回の睡眠(8h睡眠)で
1×60(kg)×60(分)×8(時間)×0.017=489.6(kcal) という計算になります。これはおおよそ1つ分のメイン料理のカロリーに相当します。意外に睡眠中も消費していることがわかりました。

どう有効活用すればいいの?

どうでしたか?予想以上に消費されていませんでしたか? 続いてはその睡眠をどうダイエットに組み込んでいくかということを考えてみましょう。

皆さんもお分かりになったと思いますが、睡眠での消費カロリーは、実際に体を動かす運動よりはるかに時間の割りに消費カロリーが低いです。つまり「寝ているだけではあまり効果は期待できない」ということです。そして当たり前の話をすると「消費カロリーより摂取カロリーが多ければダイエットになるわけがない」ということです。自分でおおよそでいいから「消費−摂取」の数字を割り出し、そうなるように生活の仕組みを落とし込んでいく必要があります。ですから大きく関わってくるのは「食事」と「運動」ということになります。

そして睡眠は「誰もが無条件に消費カロリーとして加算していい数字」なので、できれば多く取りたいですよね。そこで就寝時間を一定にしたり、寝る前にコップ1杯の水を飲んだりして「睡眠の質を上げること」に心がけましょう。

短期間ダイエットは生活の全部にコミットすることで成せる!

睡眠をダイエットにどう使うかというイメージはできたと思います。大きく言えば「意識下と無意識下のすべてをダイエット用に変える」ということですが、こうすることで「短期間で」体重を落とすことに成功できます。

どういうことかというと、意識下では「食事と運動」です。これはセットです。「私は〜ヶ月で◯kg痩せたい⇒そのためには1日〜kcalの差を作らなければならない⇒無理なくこなすためには摂取カロリーを朝・昼・夜でこのくらいにして、消費カロリーをこのくらいにすれば痩せられる」といった具合です。

無意識下では「しっかりとした睡眠をとることで、このくらいの消費カロリーを目指そう」と言った具合です。やはり無意識下だし、そもそも「消費カロリー」は目に見えないので、「このぐらい」としか表現しようがないと思います。なのでメインは「意識下」での動きです。それに加えて「無意識下」が入るという感じがベストだと思います。 もし短期間で痩せたい!と思っている方は是非こんな風に考えて実践してみてくださいね!

最後に

上記のような考え方でダイエットをすると、自ずと「睡眠の重要性」は上がると思います。「固定の消費カロリーを増やしたいからしっかり寝よう」といった具合で、非常に健康的になれるかと思います。そしてそれはそのまま「睡眠不足による病気発症を防ぐ」ことにもつながります。今、日本人の平均睡眠時間は年々減っています。そして睡眠不足が続くと「睡眠負債」が貯まるのですが、それが消化しきれないと病気を発症しかねません。「ダイエット」ということを契機に、こういった「健康志向」になることはこの上なく素晴らしいことです。ですが、ダイエットする・しないにかかわらず、睡眠は大事なので今一度しっかりと確認してみてほしいと思います!

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