格好よさと機能!ウォーキングに最適な服装・ウェアの選び方
ウォーキングをするにあたり、服装というのは重要ですよね。どんな服のほうがいいのか悩むかと思います。運動しやすい服か、カジュアルなものか・・・。トップスやボトムスは何を切ればいいの?今回は季節ごとの服装や注意点などウォーキングを考えた服装についてまとめました♪
いざウォーキングをしようと思って、準備をし始めても、「どんな格好が良いか」などで迷ってしまい、なかなか始められないことはありませんか?ウォーキングをするときの格好は何でも良いというわけではもちろんありません。ウォーキングというのは「運動」ですから、それに合った服装をする必要があります。今回はそんな「服装」に関してまとめてみました。基本的な服装や季節に合わせた服まで取り上げてみたので、是非参考にしてみてください。
ウォーキングに適した服装とは
皆さんはウォーキングをする時の格好は、どんなものが良いと思いますか?先程も言いましたが、ウォーキングは運動ですから、動きやすいに越したことはありません。つまり「ジャージ」や「スポーツウェア」とかになります。しかし、厚着で始めても、途中で脱いだり、最後洗い物として持って帰ってくる時に大変になったり、家に帰ってこない方は「着替え」のことも考えなければなりません。そうなると、その人の動き方によって服装は変わってくることになります。しかも、できるなら「オシャレ」なものが良いですよね。可愛かったり、格好良かったり。まとめると、「動きやすく、身軽で、オシャレな服装」ということです。
ウォーキング時はどんな格好やウェアがよい?
1.トップス
上の服装になりますが、基本的にポイントは3つで、「吸水性」と「速乾性」と「通気性」です。
吸水性…これは汗の吸水になります。これはその人の体質や、行うメニューに応じて変わってきてしまうのですが、やはり汗を吸収してくれるものを選ぶことをおすすめします。
速乾性…これは汗をかいてしまった服の速乾という意味もあるのですが、洗濯時の速乾という意味合いのほうが強いです。トップスはピンからキリまでありますが、メーカーものになると、そんな何枚も買うことはできないですよね。毎日ウォーキングをしようと思っている方にとって、乾きにくい服というのはおすすめしません。ですから、速乾性に優れた服を選びましょう。
通気性…これは、運動時に通気性が悪いと気持ちが悪いですよね。通気性が悪いと風が入らないため体温は上がっていく一方ですし、良いことはありません。通気性が良いものを選びましょう。
半袖
上記の条件が揃ったものであれば、あとは好みのデザインと色、そして「半袖か長袖か」の判断になるかと思います。半袖は基本的に夏に着ると思いますが、冬でもメニューによっては半袖のほうが動きやすいというのもありますから、どちらか好きな方をお選びください。半袖は持ち運びもかさばらず楽ですし、そういう点では非常に優れていると言えます。
長袖
長袖のウェアも多く販売されています。特に、冬場は寒いですから、長袖のウェアでトレーニングされている方は多く見られます。普通のウェアの長袖を選ぶ方もいますが、ピタッとしたタイツ生地のものを選ぶ方もいます。これは完全に好みになってしまいますが、タイツ生地のほうが動きやすいと感じる方もいれば、汗をかくとピタッとくっついて気持ち悪いと思う方など、たくさんいます。長袖を購入する方は、まずは普通のウェアを買ってみてはいかがでしょうか。そしてタイツ生地が良いと思えばそちらにすれば良いでしょうし、店頭で実際に着て、確認してみましょう。
2.ボトムス
ボトムスは、実際にメインとなる「足」の部分に関わってきますから、特に自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
パンツ
パンツに関しては、本当にたくさんの種類があります。例えば普通の体育の時に着たようなものもあれば、七分丈のようなものもありますし、下の生地はタイツタイプで上がスカートみたいなパンツもあります。形や色も本当に様々なものがあるので、実際に店頭に行ってみたり、アメ横などで安売りしているお店に行くと、掘り出し物があって非常にお得です。
特に、パンツに関しては、男女・温度に関係なく履けますから、その点は非常に便利です。
スカート(女性)
基本的に「タイツ+スカート」という組み合わせで着ます。スカートに関しては、機能的な部分というより、より「オシャレなアイテム」と考えた方が良いと思います。女性がスポーツをするとなると、男性が着るような服しかなく、服装だけでは進む気が起きないでしょう。しかし、スカートを組み合わせることで、女性らしさが出て、柄や色もたくさんありますから、非常にオシャレに着こなすことができます。
タイツ
よく「運動ができる人」が履いているイメージが強いと思いますが、これは筋肉を固定させるので、初心者などに向いているアイテムです。自分のフォームを確認したりする場合は非常に持って来いのアイテムで、足も動かしやすい感覚があります。しかしその強度はものによって違います。メーカーの非常に高いものは締め付けが強く、シンスプリントなどになってしまっている人にはおすすめできません。しかし、冬に履く用の締め付けがそこまで強くないものもあるので、そういう方はそのタイプにしてみましょう。タイツはそういう部分も含まれますが、冬場の寒さを凌ぐという点でも力を発揮します。是非試してみてください。
季節ごとのウォーキングの服装
春
冬の厳しい寒さも和らぎ、暖かい日々が訪れる時期です。おすすめのウェアのポイントは「寒いと感じた時に防寒できるか」です。やはり春と言ってもまだ少し寒い部分があるでしょう。トップスは「半袖+ウィンドブレーカー」か「長袖」が良いでしょう。ボトムスに関しても「半ズボン+ウィンドブレーカー」か「長ズボン」もしくは「タイツ+半ズボン」です。「夏用+ウィンドブレーカー」という考え方が基本でしょう。春は、まだひんやりする天気も多いので、運動後に冷えることを考えたものにすれば大丈夫です。
夏
夏は30度を超えるような猛暑日がある季節になります。この季節では「発汗と水分補給」が大切になります。変に着込んで行って、発汗の邪魔になってしまったり、荷物が多くて水分補給ができない、なんてことが起きてはダメです。また、夏は「夏風邪」なんて言葉があるとおり、暑いからと半袖短パンで行って、びっしょり汗をかいたままにしていてもNGです。きちんと同じような着替えを持っていくようにしましょう。加えて、フォームなどを確認したいという方はタイツタイプ(上・下)でも良いです、「とにかく運動をしたい!」という方は「暑さ対策」をメインに考えましょう。「帽子」の着用と「タオル」の準備も怠ってはいけません。運動中の熱中症は毎年非常に多いからです。きちんと準備をして、いい汗をかきましょう。
秋
秋はなかなか難しいですが、春と同じような格好で良いかと思います。どちらかと言うと、夏の気温を引きずるというより、冬の寒さに入るという感覚のほうが強いですから、ある程度の「寒さ対策」は必要になってくるかと思います。「タイツタイプ+夏用の服」を基本ベースに、ウィンドブレーカーは持っていくというのが無難かと思います。これはその時々の気温に左右されてしまいますが、日が落ちるに連れて寒くなっていきますからこのくらいが良いかと思います。ご自分の運動メニューに合わせて組み合わせてみましょう。
冬
冬は雪が降るような極寒の気温の日がある季節です。夏とは真逆で「寒さ対策」をする必要があります。小学校や高校のマラソン大会では「半袖短パンで走りなさい」ということが言われたかと思いますが、ある程度の強度の運動をするときはもちろん発汗の邪魔にならないように夏に着るような服を着ることは重要です。しかし運動する前や終わった後は体を冷やさないような対策をする必要があります。ウィンドブレーカーはもちろん、ベンチコートが必要になる日もあるでしょうし、手袋やネックウォーマーなどの小物が要るときもあります。これはその日の気温とライフスタイルに応じて変えましょう。また、この時はタイツタイプが重宝します。そこまで程度の強い運動をしない人は終始ある程度の体温が一定に保てるような服装をしましょう。「上下ともにタイツタイプを着て、夏用の服を着て、ウィンドブレーカーを着る」というのがおすすめです。是非ご検討ください。
服装の注意点
注意点はやはり、夏の時期の「熱中症対策」と冬の時期の「寒さ対策」です。寒い日に運動することは体力が付きやすいですから、運動する人も多いですが、夏と冬というのは特に「寒暖の差が激しい」季節でもあります。そこの部分を服装などで対応してあげるようにしましょう。服装はオシャレという外見的な部分ももちろんありますが、こういった機能的な側面も十分にあります。服を買う時は「どういう時に着るもので、どういう機能があるのか」というのを十分に理解して、適した時に着ることが重要です。
ウォーキングの服装は機能で選ぼう!
ウォーキングの服装に関して、いかがだったでしょうか?服装というのは格好良さなどの外見の側面を考えがちですが、周りの気温に対応するという機能的側面もあります。デザインを始めとして、多くの機能を備えた服があります。これを機に、服装をそう言った「機能」で選ぶようにしてみましょう。そして春夏秋冬で、効果的な運動ができるようにしてあげましょう!