ダイエット中でもOK!糖質制限中にチョコレートを食べる際のポイントと注意点

ダイエット・運動

ダイエットをしている時ほど甘いものが食べたくなったりするものです。我慢しすぎて反動でリバウンドや挫折したら、せっかくダイエットしていても意味がなくなってしまします。そこで、糖質をコントロールしながら体に良いとされているチョコレートを食べましょう。

チョコレートは大昔は薬だった

チョコレートの原料であるカカオは、現在のメキシコ周辺で原住民により食されてきました。粉末にして溶かして飲んだり、唐辛子を入れたりしていました。紀元前の頃、医療の発達していないその地域では薬として用いられ、疲労回復や滋養強壮に効くとして親しまれててきました。西洋にカカオが伝わると砂糖や牛乳を入れて、嗜好品としても発展していきました。

チョコレートはどれくらい栄養があるの?

チョコレート(カカオポリフェノール)の効果

チョコレートはどうやって作られているかご存知ですか?実は、種と果実を両方発酵させたものがチョコレートになるのです。その複雑な工程は、ただ単に嗜好品としてだけではなく、様々なからだに嬉しい効果があります。

美肌効果(美容効果)

暑い日差しにさらされたお肌が紫外線よってダメージを受けても、軽度であればそのダメージを修復することが出来ます。カカオポリフェノールには皮膚の炎症を抑える力や、保湿力の向上、血行促進で肌のキメを整えたりします。実は、ニキビ肌の天敵だと思われがちなカカオですが、壊れた肌細胞を修復してくれるので、ニキビにも効果的です。その他チョコレートにはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がたくさん詰まっているので、美容効果の高いと言えます。

抗ストレス(ストレスの予防・緩和)

チョコレートがストレス緩和を促してくれると言うのは、テオブロミンの効果があるからです。チョコレートの原料のカカオには脳内物質、セロトニンの分泌を促進してこのセロトニンが幸せホルモンと呼ばれる働きをしてくれます。この成分が分泌されると幸福感を感じやすくなったり、心が落ち着いたりして、結果的にストレス予防につながります。またこのセロトニンには持続性があるのでも有名です。

便秘の改善

適度な量のカカオポリフェノールは腸内環境を整え、お通じを良くしてくれる効果があります。過度に食べ過ぎると逆に便秘になってしまうので注意が必要です。また、チョコレートにはカフェインも入っていて、カカオポリフェノールと同じように腸の動きを活発にしてくれる効果があります。カカオには食物繊維も豊富に入っているので、毎日少しずつ食べると便秘に高い効果を発揮します。ただし、カカオポリフェノールを効果的に摂取するためには70%ほどの含有量があると良いです。

アレルギーの改善

アレルギーやリウマチなどの病気も抗酸化酸素によって引き起こるため、カカオはアレルギー抑制効果のため、改善されやすいです。ただし、チョコレートアレルギーもあるので、まずは自分の状態を知るという事が大切です。

疲労回復効果

カカオにはテオブロミン、アナンダミド、エンドルフィン、セロトニン、フラバノールなどの疲労回復効果の高い成分が凝縮されています。ただし、食べ過ぎると逆効果になるので、適量にとどめておきましょう。

血圧の低下

チョコレート食べることで、血管の詰まりを改善し、血流を正常に戻す働きがあります。血流が戻に戻ることで、高血圧の人が元の血圧になったという例もあります。ただし、甘いチョコレートを食べてはあまり意味がありません。カカオ70%以上のチョコレートを食べるようにしましょう。

動脈硬化の予防

生活習慣病である脳卒中は動脈硬化が原因だと言われています。チョコレートの成分のポリフェノールには悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果があり血液がドロドロだったのがサラサラになるといった効果が期待されます。

認知症予防(脳の活性化)

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには認知機能を高める効果があるとされています。BDNFは脳の動きを支えている大切な成分ですが、これが低下すると、記憶力や集中力が低下し、更には認知症になると言われています。このBDFNを多く含む血流が正常に戻る手助けをしているのがカカオに含まれるポリフェノールです。

ダイエット中に食べてもよい理由

チョコレートの中には、空腹感を抑える働きがあります。ですので、食前にひとかけら食べることで、食事の食べ過ぎを防ぐことができます。脂肪燃焼効果もあるので、ダイエット中のかたには是非ひとかけらを食べる習慣を作って頂きたいです。

糖質制限中にチョコレートを食べる際のポイントと注意点

1日の摂取量は?

まず糖質制限中にはカカオの含有量の70%以上あるチョコレートがおすすめです。さらにこれを1日に25g食べることが推奨されています。なぜなら、カカオに含まれるポリフェノールを基準に考えられているからで、ポリフェノールは1日1500mgの摂取量が望ましいと言われているからです。

時間帯

食事の前に是非食べましょう。満腹中枢に刺激し、食べ過ぎを抑えてくれます。もう一つは一日の中で最も体温の高い午後3時が良いでょう。カロリーが高くても燃焼されるのが一番高い午後に食べましょう。

チョコレートダイエットのやり方

ミルクチョコレートの糖質と商品

一枚あたり、糖質2.42g、カカオポリフェノール38mgです。とてもメジャーな商品ですが、一回に全部食べようとするのではなく、糖質を考えて1日2,3枚に抑えましょう。
実はミルクチョコレート100g中に含まれる糖質51.9g、カロリー558kcalとほかの種類よりも一番高いです。その分量の調節が必要です。

ダークチョコレートの糖質と商品

一枚あたり、糖質1.7g、カカオポリフェノールは多めの72%です。チョコレートの中ではビターチョコレートが一番カカオが多く、ダイエット中の方にピッタリです。カカオの華やかな香りとコクが楽しめます。ビターチョコレートは100g中に含まれる糖質は50.8gと少ない感じがしますが、商品の中にはカカオの苦さをカバーするために砂糖がたくさん使われている場合があるので、確かめながらダイエットのお供にしましょう。

ホワイトチョコレートの糖質と商品

一粒あたり5.9gと高めのカロリーです。一日のご褒美として、1粒食べる分にはそれほど支障はありませんが、チョコレートには依存性もあるので、気を付けましょう。ホワイトチョコレートは100gあたり47.8gの糖質がありますが、ミルクチョコレートにはカカオが含まれていません。ですので、ダイエットのお供には不向きです。

低糖質チョコレートとは

カロリーや糖質を抑えたチョコレートです。主にダイエット中の方の手助けになります。カカオが70%以上を低等質なチョコレートと呼ぶようですが、厳密な区切りが無いようです。

コンビニで糖質制限出来る商品はあるの?

糖質制限おすすめチョコレート5選

第5位

第4位

第3位

第2位

第1位

チョコレートとの上手な付き合い方

チョコレートの種類によっては糖質の多いものもありますが、ミルクチョコレート、ビターチョコレートにはカカオポリフェノールが入っているので、一日の食べる量を決めておくことで、身体にも嬉しい効果があります。ダイエットの味方として、上手にチョコレートと付き合い、糖質制限をしましょう。

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