カバー力?肌への負担?リキッドとパウダーファンデーションはどちらがおすすめ?
新しいファンデーションを購入する時、リキッドにするか、パウダーにするか迷った経験がある人も多いはず。どちらのファンデーションが良いのか、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。それぞれのファンデーションの特徴やファンデーションタイプの選び方について、ご紹介します。
ファンデーションのタイプ別選び方
仕上がりや肌質に合わせて選ぶことが大切
ファンデーションは大きく分けると、リキッドタイプとパウダータイプの二つのタイプがあります。中には、どちらか一方のタイプしか使ったことがない人もいるでしょう。
リキッドタイプとパウダータイプの二つ並んでいると、「どちらが良いのだろう?」と迷う人もいるはず。
ファンデーションタイプは、一概にどちらが良いという訳ではありません。それぞれに特長やメリット、デメリットがあるため、これらを理解した上で、理想の仕上がりや肌質に合わせて選ぶことが大切。
迷った時には、どんなメイクが理想なのか、肌質に合うのはどのタイプなのか考えてみると良いでしょう。
リキッドファンデーションの特徴とおすすめの人
カバー力が魅力のリキッドファンデーション
リキッドファンデーションの特徴は、何よりもカバー力が高く、ツヤ感も出しやすいという特徴があります。仕上がりは、とてもしっとりとしており、メイク崩れもしにくいファンデーションと言えます。
リキッドファンデーションを使ったことがない人の中には、「難しそう」というイメージを持っている人も多いですが、さらっとしたテクスチャーのリキッドファンデーションであれば、初心者でもムラなく付けることができます。
パウダーファンデーションの特徴とおすすめの人
初心者でも使いやすいパウダーファンデーション
パウダーファンデーションは、メイク初心者にとっても使いやすいタイプのファンデーション。何よりも、さらっとした仕上がりになるのが特徴です。ムラになることもないため、簡単にメイクを済ませることができるでしょう。
パウダーファンデーションは、リキッドファンデーションと比べると、カバー力は少ないですが、その分肌への負担を抑えることができます。
メリットとデメリットを知ることが大切!
リキッドファンデーションのメリットとデメリット
カバー力が高い分、手間はかかるリキッドファンデーション
リキッドファンデーションのメリットは、何よりもカバー力が高いこと。毛穴、シミ、そばかすなどを隠したいと考えている人にとっては、理想的なファンデーションと言えます。
また、しっとり感があるため、乾燥しやすいと感じている人にとっては、乾燥もカバーすることができるでしょう。
しかし、その分肌への負担は大きくなります。また、ムラなく綺麗に肌に馴染ませる必要があるため、メイクの手間、時間がかかるというデメリットがあります。
パウダーファンデーションのメリットとデメリット
使いやすいが、厚塗り注意のパウダーファンデーション
パウダーファンデーションは、何よりも簡単にメイクができるというメリットがあります。スポンジで、すっと肌に馴染ませることで、短時間でムラなくファンデーションをつけることができるでしょう。メイク直しなども、とても簡単に仕上げることができ、メイク初心者にとっても取り入れやすいアイテム。肌への負担も少ないため、敏感肌の人にとっては、肌負担を抑えたメイクができるでしょう。
しかし、パウダーファンデーションは付け過ぎると粉っぽくなってしまうというデメリットがあります。特に、カバーしたい部分があると、重ね付けすることになりますが、重ねすぎると厚塗り感が出やすくなります。
肌質別のファンデーション選び
乾燥肌向けのファンデーションとは
日頃から、乾燥が気になっている人はファンデーション選びにも気を使っているはず。
乾燥肌の人には、保湿成分が含まれたファンデーションがおすすめ。天然由来の保湿成分が含まれたファンデーションであれば、肌負担も抑えたメイクができるでしょう。
リキッドファンデーションであれば、しっとり感、ツヤ感を出してくれますから、理想的なメイクを叶えられます。
敏感肌向けのファンデーションとは
敏感肌の人は、肌負担を考えたファンデーション選びが重要。そのため、成分をチェックし、肌刺激になる成分がはいっていないかチェックすることが必要です。
パウダータイプのファンデーションは、負担が少ないため、シンプル成分のパウダーファンデーションを選ぶことで、肌負担を抑えることができるでしょう。
今では、皮膚科医が監修したファンデーションなども販売されていますから、こういったものを選ぶことで、安心してメイクを楽しむことができるはずです。
オイリー肌向けのファンデーションとは
オイリー肌の人は、日頃からテカリが気になっている人が多いでしょう。皮脂分泌が多いため、脂取り紙で何度も皮脂を落としている人もいるはず。
そんな人は、油分が少ないパウダーファンデーションがおすすめ。油分が多いファンデーションを選んでしまうと、更に皮脂分泌を起こしてしまいますから、注意が必要です。
ミネラルファンデーションなども肌負担が少ないため、おすすめです。
混合肌向けのファンデーションとは
頬などは乾燥するにも関わらず、Tゾーンはテカっているという人は、メイク直しにも気を使っているでしょう。
そんな混合肌の人は、保湿力の高いファンデーションを選ぶことがおすすめ。テカリが気になると、ついついさっぱりしたものを選んでしまいがちですが、これでは肌の奥を乾燥させ、インナードライになってしまう可能性があります。
乾燥と脂っぽい部分に差がある場合には、部分的にファンデーションの量を調節することも必要です。
目的別ファンデーション選び
カバー力重視のファンデーション選び
ファンデーションを選ぶ際、カバー力を重視して選びたいと考えている人も多いでしょう。肌に気になる部分があると、やはり隠したいと思うもの。
そんな人には、肌色補正機能が付いているものを選ぶことがおすすめ。特に、パウダーファンデーションの場合にはカバー力が少ないため、肌色補正機能が付いているものを選ぶことが重要。リキッドファンデーションの場合には、水分量が多いタイプを選ぶことがおすすめです。
メイク崩れを抑えたファンデーション選び
一日に何度もメイク直しをしている人は、「メイク持ちが良いファンデーションを選びたい」と考えているのではないでしょうか。
そんな人には、肌にしっかりと密着してくれるファンデーション選びが必要。リキッドファンデーションは、肌にピタッと密着してくれるものが多いため、長時間メイク仕立ての状態をキープしてくれるでしょう。
また、最後にフェイスパウダーを使うことで、メイク持ちはぐんとアップさせることができます。
肌負担を考えたファンデーション選び
肌トラブルを抱えている人や肌が弱い人は、何よりも肌負担の少ないファンデーションを選びたいと考えているのではないでしょうか。
そんな人には、ミネラルファンデーションがおすすめ。ミネラルファンデーションは、ミネラル成分が配合されており、肌負担を抑えることができます。
天然由来のミネラルが配合されたもの、よりシンプル成分で作られているものを選ぶことで、肌に優しいメイクを叶えることができるでしょう。
艶肌を目指すファンデーション選び
メイクをする際、艶感を出したいと思っている人も多いはず。艶のある肌というのは、男性から見ても女性から見ても、やはり魅力的に映るもの。
そんな艶肌を目指すのであれば、付け心地が軽いタイプのリキッドファンデーションがおすすめ。保湿力の高いファンデーションであれば、理想的な艶肌を目指すことができるでしょう。
また、せっかく艶肌を目指すのであれば、見た目だけでなく、肌負担の少ないシンプル成分のファンデーションがおすすめです。
時短を叶えるファンデーション選び
メイクは嫌いではないけれど、あまり時間をかけたくないという人も多いでしょう。特に、朝はバタバタと準備することが多いですから、時短メイクを心がけている人も多いはず。
そんな人は、BBクリームやCCクリームがおすすめ。これらのクリームは、一つで化粧下地や紫外線対策、ファンデーション機能を備えていますから、時短メイクを叶えてくれます。
クリームタイプとなっており、保湿力も高いですから、乾燥が気になる人にとっては乾燥もカバーできるメイク方法といえるでしょう。
自分に合ったファンデーションを見つけよう!
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションで迷っている人も多いですが、そんな時には、どんなメイクをしたいのか、肌にどんな悩みを抱えているのか、改めて見直してみると良いでしょう。
メイクと一言で言っても、それぞれ理想の仕上がりは違うはず。それを叶えるためには、何を重視するべきなのか、何が必要なのかを知ることが必要です。
それが分かれば、自ずと自分に合ったファンデーションが見つかるのではないでしょうか。