糖質制限中にカレーは食べても良い?徹底解説とオススメレシピ

ダイエット・運動

ダイエットをしている人の中には、話題の糖質制限ダイエットをしている人もいるでしょう。糖質制限中は、メニュー選びに気を使うでしょうから、お腹が満たされないと感じている人もいるはず。実は、糖質制限中にもカレーを食べることができるんですよ。

糖質制限中のカレーはOK?

ダイエットの方法は様々ありますが、無理な食事制限をするのは辛いですし、体にも支障を来してしまいます。その点、糖質制限ダイエットであれば、糖質に注意しながらもしっかりと栄養を得ることができますから、無理をせずにダイエットをすることができるでしょう。

しかし、やはりダイエット中ですから高カロリーな食事は控える必要があります。そのため、低カロリーな食事を続けていることで、お腹が満たされないと感じている人も多いのではないでしょうか。大好きなご飯を我慢している人もいるでしょう。

実は、糖質制限ダイエット中であっても、食べ方次第ではカレーを食べてもダイエット効果を得ることができます。ダイエット中にカレーを食べられるとなれば、お腹だけでなく、心も満たされるのではないでしょうか。

カレーの糖質とは?

糖質制限ダイエットしていると、食事を摂る度に糖質が気になるでしょう。カレーがOKと言われても、本当に糖質は抑えられるのだろうかと心配になる人もいるのではないでしょうか。

そもそも、カレーにはどのくらいの糖質が含まれているかと言うと、一般的なカレーであれば、ご飯200gに対し73gの糖質が含まれています。カレーのルーに関しては、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、牛肩ロースなど含めて112.6gの糖質となります。

本来、私たちが1日に取る糖質目安は120gから170gといわれていますから、カレーを食べることで1日分の糖質を摂取してしまうことになります。そう言われると、「やっぱり、カレーは食べてはいけない」と思う人が多いと思いますが、カレーを食べるタイミングによっては、逆にダイエット効果を高めることができます。

朝食としてカレーを食べると、しっかりとエネルギーとして消費され、脂肪として体にたまりにくくなります。ということは、朝食としてカレーを食べるのであれば、糖質制限ダイエット中であっても食べてもOKということです。

カレーに含まれるスパイスには魅力がいっぱい!

どんなにOKと言われても、やはりダイエット中となるとご飯をしっかり食べることに抵抗がある人もいるでしょう。せっかく糖質制限ダイエットをしているのに、これで逆戻りしてしまっては、後悔する可能性もあります。しかし、カレーには様々なスパイスが入っていることから、ダイエット効果も高めてくれるんですよ。

では、カレーに含まれるスパイスの効果についてご紹介しましょう。

しょうが

カレーを作る際、どんなスパイスを入れるかは家庭によって異なりますが、しょうがを入れる家庭も多いのではないでしょうか。

しょうがは、体を温めてくれる効果が知られていますが、その他にも胃腸の働きを良くしてくれたり、新陳代謝を高め、脂肪燃焼をサポートしてくれる効果もあります。こういった効果を知れば、ダイエットにも生かせることが納得できるでしょう。

ターメリック(ウコン)

ウコンという呼び名もあるターメリックは、着色スパイスとしてカレーに用いられています。このターメリックには、新陳代謝を高めたり、消化作用を高めてくれる効果があるため、脂肪の分解や燃焼をサポートしてくれます。

また、肝機能を高める効果や消炎作用や抗酸化作用といった嬉しい効果もありますから、健康維持もサポートしてくれるでしょう。

コリアンダー(パクチー)

好き嫌いが別れるコリアンダーですが、コリアンダーにはビタミンや鉄分、カロチンといった栄養が含まれており、女性には嬉しい美容効果が期待できます。

また、腸内に貯まってしまっているガスを排出する効果があるため、便秘解消も期待できるでしょう。胃腸の働きを良くしてくれる効果もありますから、新陳代謝も高める効果が期待できます。

クミン

ガラムマサラと混合香辛料として用いられるクミンは、胃腸の働きを高め、新陳代謝を高めてくれる効果があります。

そのため、脂肪燃焼効果をサポートしてくれ、ダイエット効果も高めてくれるでしょう。

にんにく

疲れた時に元気を取り戻してくれるにんにくは、疲労回復だけでなく、体力増強にも効果が期待できます。そして、新陳代謝を高めてくれることから、脂肪燃焼の働きもサポートしてくれます。

朝からにんにくが入ったカレーを食べることで、一日元気に仕事をこなすことができるのではないでしょうか。

カルダモン

チャイなどに用いられるカルダモンには、腸を整え、疲労回復をしてくれる効果があります。カレーにカルダモンを加えることで、疲れを取り、元気に仕事をすることができるでしょう。

クローブ

クローブは、ヨーロッパでリュウマチや気管支炎、喘息などの予防薬としても用いられていたスパイス。

消毒効果や殺菌効果があり、女性にとっては嬉しい老化防止効果が期待できます。消化も良くしてくれる効果があるため、ダイエット中にも嬉しいスパイスです。

クミン

クミンは、体を温めてくれる効果があります。そして、免疫力を高めてくれる効果、腸の環境を整えてくれる効果があり、便秘解消の効果が期待できます。

便秘はダイエットの大敵ですから、便秘解消しながらダイエット効果を得ることができれば、ポッコリお腹も解消できるでしょう。

糖質制限中カレーを食べる際の注意

糖質制限ダイエット中の人の中には、カレーが食べられることに安心感を得た人もいるでしょう。カレーが食べられれば、お腹だけでなく、心も満たすことができますから、これでダイエットが続けられると感じている人もいるのではないでしょうか。

しかし、糖質制限ダイエット中であることは変わりませんから、カレーの食べ方を間違えてしまえば、ダイエット効果は失ってしまいます。

では、糖質制限ダイエット中のカレー摂取の注意についてご紹介しましょう。

食べるタイミング

どんなにカレーが良いと言っても、ダイエット中ですから食べるタイミングに注意が必要です。寝る前にたっぷりとカレーを食べてしまえば、当然ダイエット効果はなくなってしまいます。

糖質制限ダイエット中にカレーを食べる際には、朝食べることが基本。もちろん、ご飯の量は少なめにして、あくまでもダイエット中であることを意識しましょう。

入れる食材

カレーであればOKと言われると、カレーにたくさんの具材を入れようと思う人もいるでしょう。

しかし、糖質ダイエット中ですから、具材にも注意が必要。高カロリーな食材を入れてしまえば、せっかくのダイエットの意味がなくなってしまいます。カレーを作る際には、カロリーが低く、糖質も少ない食材を選ぶことが基本。お肉を選ぶ際には、脂分の少ないところを選びましょう。

オススメのカレーレシピ

糖質を抑えたカレーを作りたいと思っても、どう作ったら良いのか分からない人も多いでしょう。

では、簡単につくれる豆カレーのレシピをご紹介します。

材料は、牛ひき肉100g、にんにくとしょうが各1片。玉ねぎ1/2、パプリカ1/2、カレー粉大さじ1.5、ミックスビーンズ120g、トマト缶400g、水100ml、コンソメキューブ1個、醤油と砂糖各おおさじ1、塩コショウ少々、オリーブオイル適量。

これだけの材料を揃えたら、まずはフライパンにオリーブオイルをひき、しょうがとにんにくを炒めます。香りがでてきたら、そこにパプリカと玉ねぎを入れて炒めます。

次にひき肉を入れ、火が通ったらカレー粉を入れて炒め、更にトマト缶とミックスビーンズ、コンソメを入れて煮込みます。

煮立ったら火を弱めて、醤油と砂糖を加え15分ほど煮込み、汁気がなくなったら塩コショウで味を調えればOK。

ひき肉カレーであれば、朝でもさらっと食べることができますし、いつもとは違ったカレーを楽しむことができるでしょう。

おわりに

糖質制限ダイエットは、食事に気を使うのは当然ですが、あまり我慢し過ぎてしまうと、ダイエットが続かなくなってしまいます。

そんな時には、朝カレーで体も心も満たしてみませんか。朝から、しっかりとカレーを食べることができれば、ダイエット中の心身に染み渡るでしょう。そして、改めてダイエットを頑張ろうと前向きになれるのではないでしょうか。

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