背筋を真っ直ぐにするポイントは立腰!姿勢を良くする方法とその効果!

美容・健康

皆さんは自信を持って「自分の姿勢は良い」と言えますか?そしてもうその姿勢は治すことはできないと思ってはいませんか?姿勢が良いといろいろと良いことがあります。今回はそんな方に姿勢を良くする方法をご紹介したいと思います。コツコツ取り組んで、少しずつ姿勢を良くしていってください!

立腰(たてごし・りつよう)とは?

立腰とは

皆さんは「立腰」という言葉をご存知ですか?中には小学校の時にさんざんやらされたと思っている方もいらっしゃるでしょうが、

立腰とはその字の通り、「腰を立てる」ということです。骨盤を立ててください。皆さんの「姿勢を良くする」というイメージは、腰を立てるということに近いのではありませんか?

そんな立腰ですが、座った時と、立った時の二つがあります。元々は立腰は、姿勢を良くするばかりか、自己の主体性の確立をはじめとした人間形成を実現するという目的で提唱されたそうですが、いわゆる成功者と呼ばれる人はみんな姿勢は悪くないですよね。

しっかり堂々と座り、立つというのは気持ちの面でも非常に重要だと考えられます。

立腰の効果

立腰は小学校で徹底されます。式や挨拶を行うときには絶対に「立腰!」と声をかけられます。そんな立腰ですが、

  • やる気がおこる
  • 集中力がつく
  • 持続力がつく
  • 行動が俊敏になる
  • 内臓の働きがよくなり、健康的になる
  • 精神や身体のバランス感覚が鋭くなる
  • 身のこなしや振る舞いが美しくなる
  • インナーマッスルへの効果
  • ヒップアップ効果
  • バストアップ効果

と言った効果があると言われています。小学校で徹底する理由がわかりますよね。

姿勢が良いと何が良いの?

山のポーズ

前章で立腰の効果についてまとめましたが、立腰、つまり「姿勢を良くすること」というのにはどういった効果があるのでしょうか。

まず姿勢を良くすると「基礎代謝が上がる」と言われています。基礎代謝が上がればそれは「痩せやすい状態になる」ということです。その他にも健康面で「呼吸の整え」や「首や肩の凝りの解消」などが挙げられます。

つまり総合的に「健康的になれる」ということです。成功者に姿勢が悪い人がいないのも、夢に向かって成長していくのに病気や怪我は邪魔者です。姿勢が良いことでその邪魔が入らず、スムーズに行けたとも言えるでしょう。そんな効果が姿勢を良くすることにはあります。

逆に姿勢が悪いとどうなってしまうの?

逆に姿勢が崩れてしまうと、内臓の位置がずれてしまい、内臓に負担がかかってしまいます。負担がかかっていれば、きちんと働くことができなくなってしまう恐れがあるので、呼吸に問題が出てきたり、それぞれの内蔵の働きに問題が出てきてしまいます。それに加え、血行も悪くなるので代謝も下がります。代謝が下がるということは「太りやすくなってしまう」ということです。

姿勢が悪いというのは健康面でも、見た目にもよくありません。そういう点から姿勢が悪いというのは良くないということになります。

具体的にどう直すの?

正しい姿勢を知る

まずは「正しい姿勢を知る」ことが重要になります。いくら本人が「いい姿勢だ」と思っていても、それがいわゆる正しい姿勢でなければ、見た目も健康面でもよくありませんから意味がなくなってしまいます。

正しい姿勢とは、横から見て首から腰に掛けて緩やかなS字になっていて、正面からみると左右の高さが水平になっている状態を指します。つまり、胸を張り、お尻を突き出す感覚です。

正しい姿勢を知る簡単な方法に「壁に沿って立つ」というのがあります。壁にかかとお尻、頭を付けて立ってみましょう。そして「壁と腰に空間があり」、「後頭部が付いていない」状態を作ります。これが正しい姿勢になります。是非試してみて正しい姿勢を知ってください。

必要な筋肉をつける(腹筋と背筋)

姿勢を良くできない理由に、「正しい姿勢を保つだけの筋肉がない」というのがあります。それでは正しい姿勢を知っていても続けることができないので、姿勢を良くすることができません。いい姿勢を保つのに必要な筋肉は主に「腹筋」「背筋」です。そして姿勢を良くするのに効果的な筋肉は表面的な(筋トレをするとすぐに外見に現れる)ものではなくて、「体幹」と言われる筋肉の深部(鍛えても外見には表れづらい部分)を鍛えることが非常に重要です。体幹というくらいですから、体の幹を支えるのに必要な筋肉ということだとすぐわかりますね。体幹と言ってもいろいろありますが、腹筋と背筋に絞って行ってみてください。

コツコツ行い、日々意識する

皆さんもお分かりかと思いますが、姿勢というのは1日や2日で直るものではありません。そして姿勢というのはその人の生活習慣をそのまま表していると言えます。なので直すのであれば、根気強く、座った時や立った時に常に意識することを念頭においてください。姿勢は「治る」ではなく「直す」です。漢字の違いからも分かる通り「自然には」治りません。とにかく1日に1回でもいいので、立腰する習慣をつけましょう。

猫背も直る?

猫背も姿勢が良いという状態もすべては「習慣の賜物」です。ですから、その人の習慣が猫背になりようがないものだったら猫背になることはありません

そこからも分かる通り、猫背の人は何か猫背になってしまう習慣・行動が絶対にあるのです。それを見直して、改善することを徹底してください。

このように理論上では猫背は直りますが、骨が曲がってしまっていたりする場合は一人の力では難しいので病院などで相談しましょう。

どうしても直らない場合は?

前章でも言ったとおり、骨が曲がっていたらこれは直るものも直りません。その場合は整形外科などの病院に行って、診断してもらうことをおすすめします。

放っておくと大変な場合もあるでしょうし、何回か通って矯正していくことになるかもしれません。それでも姿勢を良くするというのは非常に大事なことです。是非直すために努力してみてください。

最後に

姿勢というのは何度も言うように「習慣の賜物」です。子供のときから姿勢のいい人は大人になってからもいいでしょうし、その時から悪い人はそのまま悪いでしょう。

皆さんの中でお子様がいらっしゃる方はとにかく「姿勢を良くする習慣」をつけさせましょう。東進ハイスクールの林修先生も「子供のしつけには、姿勢が一番だ」と仰っています。

姿勢が良いと、言葉では説明できないくらい絶大な効果があります。是非この機会に意識してみてください。

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