美肌になるコツ!?化粧水はコットンと手、どちらが効果的?
化粧水を手で付ける際のメリット
化粧水は、手で付ける方法もあれば、コットンを使った方法もあります。どちらにも、メリットとデメリットがあるため、迷った時にはメリットを知ることが必要。
肌負担が気になる人には、手で付けることがおすすめ。
では、手で化粧水を付けた際にはどんなメリットがあるのかご紹介しましょう。
浸透性を良くする
化粧水を手で付ける場合、手を清潔な状態にしてから、化粧水を手のひらに取り、肌につけていくことになります。
そのため、手のひらに乗せられた化粧水は、体温で少し温めることができます。実は、体温で暖まった化粧水でのケアは、血管を収縮させることがないため、肌に浸透しやすいというメリットがあります。
コットンで付ける際には、瓶から出された化粧水の温度がそのまま肌に伝わることになりますから、血管収縮しやすく、化粧品の成分が入りにくくなります。
体温で暖まった化粧水を手のひらで押し込むようにケアをしていくことで、より成分も浸透させることができるでしょう。
肌刺激が抑えられる
スキンケアの際、何よりも気を付けたいのは肌刺激。どんなに良い化粧品を使っていても、どんなに効果の高い成分が入っていても、ケアの際に肌刺激を与えてしまえば、効果を得るどころか、肌トラブルを作ってしまいます。
その点、手で化粧水を付ける際には、肌刺激を抑えることができ、肌に優しいケアを行うことができます。
もちろん、化粧水をつける際、強くパッティングしてしまえば肌刺激を与えることになりますから、何よりも優しく押し込むケアが大切です。
肌の状態を把握できる
手で直接化粧水をつけるということは、直接顔に触れることになりますから、その時々の肌の状態をより知ることができます。
鏡で見ているだけでは分からない、肌のごわつきやかさつきなども、肌に触れることですぐに気づくことができるでしょう。
肌の変化に気づくことができれば、万が一肌トラブルが起きても適切な対処がすぐにでき、最小限でトラブルも抑えることができるはずです。
化粧水を手で付ける際のデメリット
化粧水を手で付ける際のメリットを知ると、多くの人は「手の方が良さそうだな」と思うでしょう。確かに、様々なメリットがありますから、手で付けることに魅力を感じるはずです。
しかし、手で付ける際にもデメリットがあります。
では、化粧水を手で付ける際のデメリットをご紹介しましょう。
雑菌の危険性
化粧水を手で付ける際のデメリットは、雑菌の繁殖です。化粧水を手で付ける場合には、清潔な手でケアすることが基本。
万が一、洗っていない手で化粧水をつけてしまえば、肌に雑菌がついてしまい、肌トラブルを起こしてしまうことになるでしょう。こうなれば、せっかくの化粧水の効果も得ることができませんし、高価な化粧水も意味がありません。
コットンで付ける際のメリット
化粧水を付ける際、必ずコットンを使う人もいます。コットンを使えば、手が汚れることもありませから、スムーズにメイクへと進められると考えている人もいるでしょう。
では、コットンで化粧水を付ける際には、どんなメリットがあるのかご紹介します。
雑菌の心配がない
スキンケアで一番大切なのは、何よりも清潔な状態でケアをすること。どんなに効果の高い化粧品を使っていても、清潔な状態でケアできなければ、意味がありません。
その点、コットンで化粧水を付ける場合には、雑菌の心配がありません。手で付ける場合には、ケア前に必ず手を洗い、清潔な状態で行う必要がありますが、コットンをつかえば安心してすぐにケアすることができます。
もちろん、コットンが清潔な状態ということが基本ですから、コットンの保管状況などには気を付ける必要があります。
均一に付けられる
化粧水をコットンで付ける場合、手で付ける時と比べると、均一に肌に付けられるというメリットがあります。
コットンを使えば、コットンに化粧水を吸収させてケアすることになりますから、顔全体にしっかりと化粧水をつけることができるでしょう。
ローションマスク・コットンパックにできる
乾燥が気になってくると、パックをする人が多いでしょう。パックは、乾燥対策には手軽なケア方法。
コットンを使って化粧水を付けている人は、このコットンを使って、気軽にパックすることができます。何よりも、普段使っている化粧水でパックすることができますから、「肌似合うだろうか?」といった心配がありません。
コットンで付ける際のデメリット
コットンでのケアは、清潔なケアを行うことができ、とても安心。しかし、ケア方法によっては、せっかくのメリットもデメリットになってしまうことがあります。
では、コットンで化粧水を付ける際のデメリットをご紹介しましょう。
肌への刺激
コットンで化粧水を付けようとすると、ついつい強めにパッティングをしてしまったり、こすったりしてしまうもの。
実は、こういったケアは肌刺激を与えることになります。コットンの素材によっては、肌に触れるだけで刺激になってしまうこともありますし、毛羽立ちなどにより、肌刺激となることもあります。
コットンでケアをする際には、摩擦が起きないように、肌に優しいケアをすることが基本です。
コストの負担
化粧水のケアは、毎日朝晩の2回行うことになります。そのため、コットンを使ってケアする場合には、少なくとも毎日2枚以上のコットンを使用することになるでしょう。
ということは、手で付ける場合と比べると、コスト負担が起こることになります。コットンは、手軽な物であれば100円程度で購入することができますが、素材によっては肌刺激の原因となってしまうこともありますから、注意が必要です。
メリット・デメリットを理解したケアをしよう!
どちらのメリットもデメリットも知ると、「結局、どちらが良いのだろう?」と思う人も多いでしょう。
化粧水は手で付けた方が良いのか、コットンで付けた方が良いのか、一概には言えません。メーカーによっては、どちらかの方法を推奨しているところもありますから、まずはメーカーのこだわりを知り、その上で何が自分にとってポイントとなるのか知ることが必要。
一番に肌負担を抑えたいと考えるのか、コストのかからない方法を選ぶかによって、あなたにとって相応しいケア方法が見えてくるでしょう。
おすすめコットン5選
化粧水をコットンで付けている人にとって、コットン選ぶはとても重要。毛羽立ちなども、肌負担となってしまうことがありますから、肌に優しいもの、お財布にも負担にならないものを選ぶことが大切です。
では、おすすめのコットンをご紹介しましょう。
シルコット/うるうるコットンスポンジ仕立て
こちらのコットンは、新開発のうるうるスポンジ素材。化粧水がコットンに残らず、肌にしっかりと送り届けてくれます。ミシン目により分けて使うことができ、パックとして利用できるのも魅力です。
資生堂/ビューティーアップコットンF
無印良品のコットンは、他のコットンとは変わった特徴があります。それは、4枚にはがして使えること。大判のコットンとなっており、化粧水を付ける様、パック用として、様々な用途で使用することができます。
クレ・ド・ポー・ボーテ/ル・コトンn
表面が天然シルクとなっているこちらのコットンは、肌辺りが良く、化粧水などの成分をしっかりと肌へと送り届けてくれます。クッション性もあり、ふんわりと肌に馴染み、肌刺激を軽減することができます。
イプサ/シルクコットン
イプサのコットンは、高級天然シルク採用。肌に優しく、スキンケア効果にこだわって作られています。内側には、クッション性の高い中太繊維綿となっており、化粧水成分を肌に行き渡らせてくれます。
無印良品/はがして使えるコットン
無印良品のコットンは、他のコットンとは変わった特徴があります。それは、4枚にはがして使えること。大判のコットンとなっており、化粧水を付ける様、パック用として、様々な用途で使用することができます。
おわりに
化粧水のケアは、洗顔後に欠かせないケア。それぞれ、こだわりのケアをしていると思いますが、手で行う場合にも、コットンで行う場合にも、メリットやデメリットがあります。
しかし、メリットとデメリットを知っていれば、デメリットをカバーすることもできれば、よりメリットを生かすこともできます。
化粧水の効果が実感できないと感じている人は、この機会に自分のケア方法を見直してみてはいかがでしょうか。