子どもだけじゃない!大人の汗疹対策と対処法8つ

美容・健康

暑い暑い夏。テレビや新聞では毎日のように熱中症予防が注意喚起されていますが、夏に発症するのは熱中症だけではありません。連日の猛暑による発汗が原因で汗疹(あせも)が子どもだけでなく、大人にも増えています。今回は汗疹対策をご紹介します。

大人も悩む汗疹

汗疹のメカニズム

汗による汗管の閉塞

高温多湿等の条件で著しい発汗が起ったときに「あせも」は発症します。
出典:http://www.yamamoto-hifuka.jp/advice/asemo.html

汗をかきっぱなしにしてしまうと、汗が汗管に詰まって排出されないまま表皮内に留まり、炎症を起こしてしまいます。これが、あせもなのです。
出典:http://www.hifunokoto.jp/yakuzaishi/allabout130903/allabout1.html

クールビスが浸透してきたとはいっても、節電でエアコン設定温度が28℃では汗が止まらないという方も多いはず。職場や学校で汗をかきっぱなしにしておくと、汗疹のリスクが高くなります。大人の汗疹が増えるのも当然ですよね。

汗疹対策の8STEP!

STEP1. 発汗を抑えよう

エアコンを使ったり、こまめに休憩を入れて、汗をかかないようにしたり、自然素材で通気性の良い麻や綿素材の衣料品を使用したりするなど、発汗量を減らせる工夫は色々あります。最近では、接触冷感素材や吸汗速乾性能のある新繊維も開発されているので、上手に活用しましょう。

STEP2. 汗を拭き取ろう

汗はこまめに拭き取る

とはいっても、乾いた布で汗だけ拭くと肌表面の水分のみを吸い取って老廃物が肌に残って汗管を塞いでしまいます。固絞りのタオルやからだ拭きシートを使って老廃物ごと汗を拭き取りましょう。

ベビーパウダーは汗を吸い取る優良アイテム

ベビーパウダーは、乾燥した状態で叩くのが◎。風呂上がりの濡れた肌や、汗をかいてからベビーパウダーをはたくと汗腺をふさいでしまって逆効果です。使うタイミングも上手に見極めてくださいね。

STEP3. お肌を清潔に保とう

ぬるま湯シャワーで汗疹予防

一番いいのはシャワーを浴びて汗をしっかり落とすこと。
汗を肌に残さないことが一番効率的なあせも対策です。
出典:http://matometeok.com/matomewp/783.html

シャワーを浴びて身体を洗い、肌を清浄にしましょう。
ぬるま湯のシャワーがおすすめです。
出典:http://hadalove.jp/asemo_genin-14064

STEP4. 体を洗う時はふわふわ泡で優しく

硬いナイロンタオルやブラシで強くこするとお肌の保護機能も失われてしまいます。お肌の保護機能が失われると汗疹以外の皮膚トラブルを引き起こしがちなので、少し物足りないぐらいの刺激で優しく洗ってあげましょう。

固形石けんを軽く泡立て、手でなでるように洗い、週一程度に綿の手ぬぐいなどで洗うようにする。肌への刺激の強いナイロンタオルは避けた方が良い。
出典:http://www.excite.co.jp/News/bit/E1406029058583.html?_p=4

STEP5. 保湿を忘れずに

暑い時には不要に思える保湿ですが、乾燥肌など、肌がデリケートな状態だと汗疹ができやすいという研究結果もあります。美肌のためにも、汗疹予防のためにも保湿をお忘れなく♪

大人の場合も、いわゆる乾燥肌(インナードライ肌を含む)の方などは肌がデリケートになりがちなので、あせもになりやすいと言われています。
出典:http://hadalove.jp/asemo_genin-14064

STEP6. お肌の新陳代謝を高めよう

半身浴で新陳代謝UP!

STEP7. 痒みがある時は冷やそう

STEP8. 重症化する前に受診を!

また、汗疹だと思っていたのに真菌など別の感染症によって湿疹ができている可能性もあります。長期間湿疹が改善されない場合には一度受診してみましょう。

暑い夏も汗疹知らずで乗り切ろう♪

関連記事一覧