着圧ソックスの間違った使い方に注意!正しい使い方と履き方

着圧ソックスの間違った使い方に注意!正しい使い方と履き方
美容・健康

辛いむくみを和らげ、美脚にしてくれる着圧ソックスは人気の衰えない商品。でも、間違った使い方をしてトラブルを招いてしまってることも多いようです。今回は、着圧ソックスの正しい履き方とNG習慣についてご紹介します。

浮腫んだ脚をどうにかしたい!

夕方になると靴を履いているのも辛いぐらいパンパンになった足は、夜になっても眠れないほどひどいこともありますよね。
そんな疲れた足の特効薬と言えば「着圧ソックス」です!

浮腫を和らげる着圧ソックスの効果

弁が壊れていると血液の流れに異常が生じ、老廃物がうまく流れなくなってしまうため足に余計な水分が溜まるからです。つまりこの溜まってしまった「余計な水分」がむくみの原因となってしまうんですね。
出典:http://hamsonic.net/2016/01/27/gatten-mukumi-2/

静脈やリンパ管がスムーズに流れずに、戻ってくるべき水分が溜まってしまっている状態がむくみです。
出典:http://www.skincare-univ.com/article/004652/

この血流弁不良の水分貯蓄状況に対して、着圧ソックス履くことで血管をキュッっと締め付けることができます。緩んでしまっていた血液弁を締め付けることができるので、水分の逆流を防ぎむくみを和らげることができるんです!

自分にぴったりな着圧ソックスの選び方

着圧ソックスに記載のあるhPaやmmHgは圧力の強さを示す数字で、数字が大きいほど圧力が強いということになります。足首、脹脛、太ももと、太さが違えば当然圧力も変わってきますよね。段階的な圧力がかかっているものを選んでむくみを解消してしまいましょう。

病院などでは、「段階圧力ストッキング」は弾性ストッキング、もしくは弾力性ストッキングの名称でよばれることがあります。いずれも足間接部の圧迫圧がもっとも強く、上にいくに従って圧迫圧が弱くなるように作られています。
出典:http://mediqtto.jp/faq/

一般用では足首20〜30 hPa(ヘクトパスカル)、ふくらはぎが10〜20hPa、太ももは5〜15hPaくらいの圧力で充分な効果が期待できます。
出典:http://www.skincare-univ.com/article/004661/

さらに意外とむくみやすいのが足の甲。足の甲までカバーする着圧ソックスを選ぶとむくみ防止により効果的ですよ。

正しい履き方で着脚ソックスの効果Up

1.ソックスをたぐりよせて、つま先を入れます。
2.足首まで引き上げ、踵の位置を合わせます。
3.両手の親指を内側に入れ、均等に引き上げます。
出典:http://mediqtto.jp/faq/

あとはソックスの長さに合わせて、膝の高さや太ももまで引き上げましょう。引き揚げるときに余計なたるみが出ないようにしてくださいね。正しい位置に来ていないと足に対して圧力のかかり方が偏り、着圧ソックスの効果が十分に得られなくなってしまいます。

トラブルになる着圧ソックスのNG習慣

着圧ソックスがむくみに良いとは言っても、どんな使い方をしても良いというわけではありません。着圧ソックスでトラブルを起こしかねないNG習慣をチェックしてみましょう。

1.長時間の使用

一日中履きっぱなしにするのではなく、昼間だけ、または夜だけなど時間を決めて使用しましょう。むくみがきになる時間より前に着用することで、むくみのひどい時間を乗り切ることができますよ。

2.圧力が高すぎる

自己流で無理に強い着圧を加えると血行阻害が起きてしまうこともあります。血行不良で冷えやしびれ、痛みなどのトラブルを引き起こしてしまう可能性があるので、軽いむくみ程度であれば20hPa程度の圧力の物を選びましょう。

3.着圧ソックスの重ねばき

寒い時に靴下を重ね履きするように、着圧ソックスも重ね履きしようとする方が時々いらっしゃるようです。しかし、着圧ソックスの重ね履きは圧力を上げてしまい、血行不良を促進してしまうばかり。必ず1枚だけで使ってくださいね。

4.履いたままの就寝

最近では、就寝時に履く弱い着圧ソックスも販売されていますが、基本的には就寝時の着圧ソックス使用はNGです。副交感神経が優位になる就寝時に、体を締め付けると筋肉がこわばり、血液循環が正常に行われなくなってしまいます。日中または、夕方などの時間帯で使うようにしましょう。

着圧ソックスのトラブル

着圧ソックスのNG習慣を続けているといろんなトラブルも発生してしまいます。

1.汗疹

以前は赤ちゃんや子どもに多かった汗疹ですが、近年の猛暑に伴い大人であっても発症することが珍しくなくなりました。汗が酷いときには着用しない、頻繁に交換するなど汗疹予防にも注意をしましょう。

2.血行不良

前述の通り、圧力が強すぎると、血行阻害によるしびれや痛みが起きてしまいます。血行不良を起こさないよう、着用時間と着圧をチェックしてみましょう。着圧が弱すぎるように感じ、あまりむくみが改善されない場合には、一度医療機関の受診も検討してくださいね。

着圧ソックスでスッキリ美脚を目指せ♪

正しい着圧ソックスの使い方で、トラブルを避け、美脚を目指しましょう♪

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