あなたの化粧水は大丈夫?化粧水に入っている成分は何だろう?

メイク・コスメ

何気なく毎日使っている化粧水。朝晩2回は洗顔後に最初に肌に浸み込ませるのが化粧水ですが、いったい何からできているか知っていますか?ビンの裏や添えてある説明書を見ると、カタカナがいっぱい並んでますよね。今回はその成分について調べてみました。

手作り化粧水

「化粧水 原材料」と検索すると目につくのが「手作り化粧水」「危険性」「安全」という言葉。特に「手作り化粧水」はたくさん出てきました。

まず手作り化粧水の材料を見てみましょう。

・精製水:薬局に売っていますが、浄水器を通した水でもいいです。

・焼酎:(肌の弱い人は入れない方がよい)アルコール度数は高いほど保存性がよくなります。

・ハチミツ

・グリセリン:保湿効果が高く、酸化しないので安全性も高いです。

・クエン酸:全体を酸性化させて、肌を引き締める役割をしてくれます。

手作り化粧水は傷みやすいため、冷蔵庫で保存し1カ月以内に使い切るようにします。

何だか材料が極端に少ないですよね?じゃ、市販のあのカタカナ成分は何なのでしょう?

できれば避けたい成分は

そのたくさんの成分の全てではありませんが説明します。できれば入っていないのが理想ですが、入っていてもできるだけ少ないほうがいい成分です。

1.合成界面活性剤:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アミンオキシドなど

2.金属封鎖剤:エデト酸塩(別称:EDTA)

3.ラウレス硫酸Na:ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム

4.保湿剤:PG

5.殺菌剤:トリクロサン、BHT

6.酸化防止剤:ビタミンC=アスコルビン酸、ビタミンE=トリフェロール

7.防腐剤:パラベン

尚、3〜7は薬事法で「アレルギー等の皮膚障害を起こす恐れのある物質」として表示するように指定された成分ですので、敏感肌の方は特に気をつけたほうがいいでしょう。

例え「弱酸性」と謳っていても、ほとんどのものは合成界面活性剤が含まれています。やはり特に敏感肌の方は天然素材のものを使われることをお勧めします。

手作り化粧水セットを通販で

手作り化粧水は防腐剤を入れないため、長くはもちません。そこで材料をセットで買って自宅で必要な分だけずつ作る。これなら安心ですよね。

そんなセットを通信販売しているお店のひとつが「tecolo」さん。こちらでは化粧水を作るために必要な道具も一式そろえて送ってくれます。

<セット内容>

・精製水:不純物のない水
・無水エタノール:アルコール
・ラベンダー(エッセンシャルオイル)
・シルバーCAP化粧水ガラスボトル
・パイレックスビーカー(計量やかき混ぜ用)
・ミクロスパーテル(ガラスボトルの中栓を開けるためのもの)
・作り方説明書

手作り化粧水は「精製水+保湿剤またはアルコール(+好みのエッセンシャルオイル)」が基本なのだそうです。

ではなぜこれ以外のものが市販の化粧水には入っているんでしょうか?

なぜおよそ20種類もの成分が必要か?

それは、防腐剤が入っていることからもわかるように長持ちさせるため、そして安価に大量生産できるようにするため、消費者のニーズから取り扱いを楽にするためなのです。

これは裏を返せば、私たち消費者が求めていることですね。「できるだけ簡単に」「できれば安いものに」「一度買ったら長持ちするほうがいい」など、化粧品会社は消費者のニーズに答えるため、いろいろな成分を足してきたんですね。

化粧水を選ぶのはあなた!

化粧水だけではありません。クレンジングクリームや乳液、美容液なども同じです。

肌は摩擦が起きるほどシミになりやすいと言います。毎日一生懸命はたいたり、マッサージしたりするときについ力が入っていませんか?洗顔もゴシゴシ顔をこすっていませんか?できれば力を抜いて優しく扱ってあげましょう。

化粧品を選ぶのは結局自分です。これからはラベルの裏も見て購入することをお勧めします。

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