ミラーワーク:自分を愛する簡単な方法

美容・健康

自分を愛すると全てがうまくいくといわれています。しかし、自分を愛するためにはどうすればいいのでしょうか?ミラーワークは毎日簡単にできる、自分を愛するための近道です。

ミラーワーク:自分を愛する簡単な方法

みなさまミラーワークをご存知ですか?
ミラーワークはルイーズ・ヘイにより世界に広められた、自分を愛するための簡単なプラクティスです。ルイーズはアメリカでスピリチュアリティーに関する様々な本を出版する出版社、ヘイハウスの創設者です。

人生を切り開くために、より明るい人生を送るために、もっと愛を感じるために、まずは自分自身を愛することから始めようということで、自分を愛するための近道「ミラーワーク」ご紹介します。

何か人生で困難に直面したとき、例えば失恋してしまったり、何かを成し遂げようとして努力したけれど、思うような結果がでなくて落ち込んでしまったり。こんな時にはまず、自分自身を愛することから元気になりましょう。

「自分を愛する」とは言葉で言うのは簡単ですが、それでは、本当にどうしたら自分を愛せるようになるの?と思ったことがありますか。
私はエイブラハムの「引き寄せの法則」などを学んで行く過程で、自分自身がどう自分自身を認識するかが、世界が自分をどのように認識するかに繋がっていることを学びました。

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しかし、どのようにしたら自身が認識する自己価値を上げることができるのか、自信があまりないところから、自信に満ちあふれた状態へ持って行くにはどうしたら良いのか。好きなことをしながら健康に好きな人たちに囲まれて生き生きと暮らしている自分のイメージにたどり着くまでにかなり色々な方法を試しながら学びました。その中で、とても効果的だったのがこのミラーワークです。そこで、是非みなさまにご紹介したいと思いました。

ミラーワークと鏡

ミラーワークはとても簡単です。
鏡さえあればどこでもできます。

鏡に向かって、「○○○(自分の名前)、大好きだよ」或は「○○○(自分の名前)、愛してる」と言ってみて下さい。
目を見て、優しく話しかけて下さい。

これを毎日、鏡を見る度にするだけで良いのです。

たっぷりと時間をとって、鏡をみて目を見つめてあなた自身と正直に心と心を繋げながら会話する時間を持って下さい。
初めは「大好きだよ」の響きがあまりしっくりと来なかったり、ピンと来なかったりするかもしれません。
そんな方は、忍耐力を持って、ゆっくりと、それでも鏡の中の自分に向かって何度も話しかけてあげて下さい。

もし、鏡の中に映るあなた自身の姿が、気に入らなかったりしたら、目を見て話しかけてあげて下さい。目にはその人の精神世界へ繋がることが出来る通路が開かれています。目を見ると物理的な、肉体的な存在としてのあなたではなく、魂と直接対話することが出来ます。どのような姿であっても、あなたの魂は尊い存在です。光が存在します。その光の美しさに心を開いてみて下さい。

そしてもう一度、「○○○(自分の名前)、愛してる」と言ってみて下さい。

ミラーワークの様々な方法

1.朝起きた時のミラーワーク

朝起きた時に、鏡に向かって「おはよう、○○○(自分の名前)。今日あなたを幸せにするために何ができるかしら?」などと聞いてみて下さい。
そして、鏡の中から返ってくる応えをちゃんと聞いてあげてください。

朝起きた時にミラーワークをする習慣はとても大事です。なぜなら、朝起きたとたん、化粧もしないで髪もぼさぼさで・・・。女性としてはあまり誰にも見られたくない姿です。そんな時にこそ、優しく自分をいたわる言葉をかけてあげます。

「きっと全てはうまくいく。」
「私がいつも側についているから大丈夫だよ。」
など、色々な励ましの言葉をかけてあげましょう。

2. 寝る前のミラーワーク

寝る前にキャンドルを灯し、鏡の前に座って自分自身にまた話しかけて下さい。
初めの言葉はやはり、「○○○(自分の名前)、愛してる」がいいでしょう。

鏡の中の自分の目を見ながら、今日あった出来事を思い返して下さい。どんなことがあったとしても、最善をつくして頑張ったあなたを褒めてあげて下さい。
一日あった出来事の楽しかったこと、嬉しかったこと、すこし傷ついてしまったこと、寂しかったこと、良かったこと思うこと、こうすれば良かったなと思うこと、色々あると思いますが、全てを肯定してあげて、励まして下さい。
明日は失敗のない明るい日と書きます。明日はきっともっと良くなることを信じて、自分自身の光を、鏡を見ながら認識してあげて下さい。

きっと少しずつ、鏡の前に映る自分がいとおしく感じられるようになると思います。

3. イナー・チャイルドへのミラーワーク

イナー・チャイルドとは内なる子供という意味で、自分の中に存在する子供の頃の自分を意味します。成長しても私たちの中では子供の部分が存在します。

子供の頃、3歳から5歳頃の自分の写真、幸せそうにカメラに向かって笑っている写真を選んで鏡の横にはりつけます。誰かと一緒に写っている写真ではなく、できれば一人で写っている写真を選びましょう。

写真に写っている子供の頃の自分に向かって、同じように「○○○(自分の名前)、愛してる」と言ってみて下さい。「これまであまり気がついてあげられなくてごめんね。」「○○○(自分の名前)、愛してる。大好きだよ。」などと優しく話しかけてあげて下さい。

子供の頃には色々な夢があったと思います。色々な感情を素直に表現してわがままを言ってみたり・・・ 成長して行く過程で私たちの多くは内なるこどもを心の中にしまい込んで「大人」なろうと無理をしてしまったりします。
また、幼い頃に思いがけず傷ついてしまう経験をしていたら、傷ついた子供が心の中にまだ癒えないで住んでいる可能性があります。傷ついた内なる子供は、その頃の傷が癒えるまでは、大人になった私たちがまた傷つくことを避けるために、何か行動する時に妨害する働きを心理的に促すことが多々あります。これは、無意識の世界で行われている状況なので、気がつかないケースがほとんどですが、意識的には前に進みたかったり、勇気を持ってトライしてみたりしたいのですが、なかなか成し遂げることが出来なかったり・・・などの症状として現れます。

そこで、イナー・チャイルドのミラーワークを試して内なる子供に直接話しかけ、話を聞いてあげることは、過去の傷を癒し、より明るい未来へ進むためにとても効果的な方法となります。

ミラーワークとルイーズ・ヘイ

わたしは20代の後半あたりにルイーズ・ヘイの存在を知ることになりました。ルイーズの本を読んだり、ヘイハウスのラジオを聞いたりしてルイーズの教えと人生から多くのインスピレーションを受けることになりました。
ルイーズ自身もかなり波乱万丈は人生を歩んで来ました。

幼い子供の頃、ルイーズが生まれてすぐに両親が離婚し、母親は一人でルイーズを育てなくてはいけませんでした。貧困の中で生活しながら、まもなく母親は新しい義理のお父さんをつれて来ました。この頃からルイーズの試練が始まります。義理の父からの家庭内暴力と性的虐待でルイーズと母親は困難な時間を共に過ごします。ルイーズは15歳の時に学校を中退し、妊娠して子供を生みますが、すぐに生まれた子を養子に送ります。その後、家を出てどうにか仕事を探し生活した後、ニューヨークに移住します。ルイーズは好運にもモデルとして活躍することができます。ニューヨークで夫と出会い結婚しましたが、20年程たったある日、ルイーズの夫は新しい女の人と一緒になることを選んでルイーズと離婚し、ルイーズは一人残されます。一人になったルイーズは教会が運営する学校へ通い始め、スピリチュアリティーを学び始めます。ポジティプな考え方が人生を変えるという新しいスピリチュアリティーの法則を学び、人々の人生を変えるために教えだしました。そんな中、ルイーズ自身が癌にかかり、闘病生活を送ります。ルイーズは自分がこれまで学んだことと教えたことを体現するためにこれまで以上にポジティブな生活を送り、マッサージやリフレクソロジーなどの代替的治療生活を初め、食生活も改善して行きました。幼少時代の怒りが自分の中で癌として現れたと感じたルイーズは、怒りを様々な形で表現するセラピーの方法を作り自らが実践します。こうして癌を自然に克服し、様々な素晴らしい活動を続け、現在90歳となりますが、元気に活動を続けています。

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ミラーワークと私

20歳の頃にアーティストになる夢を実現するために、それから一生懸命毎日生きてきました。努力が実り、ある程度アーティストとしてのキャリアが開かれてきましたが、一人で制作をし続けるアーティストの道はそんなに容易いものではありませんでした。引き寄せの法則などを学ぶなか、ルイーズのミラーワークを知り、実際に試してみることにしました。
鏡の中の自分に「愛している」と話しかけるだけでいいミラーワークですが、その効果は驚くべきものでした。初めは涙がとまりませんでした。これまでどんなに自分に厳しく接していたのかがわかりましたし、批判することでは何も改善しないことに気がつきました。ただ、自分のために、愛情を注ぐこと、そして信じてあげて、励ましてあげて、どんな時も、いつの時も側にいてあげることを鏡の中の自分と確かめるだけで、自分の中の凍っていた部分が溶け出して行くのを感じました。特に、イナー・チャイルドのミラーワークは効果的でした。幼い頃、傷ついてことがあって、どうしていいのかわからないのでそのままどうにか生きていましたが、傷ついていた幼い頃の自分が、私に気がついて欲しいとずっと泣き叫んでいたことに気がつきました。その頃の私に話しかけて、イメージで抱きしめてあげて、これからはずっと側にいるよ、ごめんねと話しかけてあげました。それだけで、私の中に長い間あった心の中のしこりがだいぶ軽くなって行くのを感じました。

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