もっとリラックスしよう!ヨガの効果をより高めるためのおすすめ音楽をご紹介
ヨガをするとき音楽をかけるとよりリラックスして集中してヨガをできるようになります。今回はよりヨガの効果を高めるための音楽をご紹介します。
ヨガの効果をより高めるための音楽
音楽をかけたほうがいい?
ヨガをする時、音楽をかけるかかけないかはヨガのインストラクターの判断次第でしょう。
ヨガをする時に音楽をかけた方が、効率が上がるという方もいますし、ヨガをする時は音楽をかけない方がいいという方もいらっしゃると思います。
一番理想的なのは美しい自然の豊かな場所で、鳥の声や川の流れる音、虫の音などを聞いてヨガができればいいのですが、日々の生活の中で都会や市街などに住むことが多い中、そのような環境を整わせることはそんなにたやすくはありませんね。
そんな時にいつも聞いている音とは異なるリラックスした音楽をかけるとよりリラックスして集中してヨガをできるようになります。
今回は効率アップのおすすめヨガ音楽をご紹介します。
ヨガのための器楽 (Instrumental)
ヨガの音楽は以下の器楽 (Instrumental)とヴォーカルの入った音楽に別れます。
器楽の音楽はジャンルとしてはニューエイジ (New Age)として部類される音楽がほとんどです。その中でもヨガをする時に適している音楽をご紹介します。
スピリチュアル ビタミン Vol.チャクラ オリバー・ウェイクマン作
Chakras – Spiritual Vitamins | Songs, Reviews, Credits | AllMusic
スピリチュアル ビタミンと名付けられたシリーズは10シリーズまで展開されています。その中でもおすすめがこちらのVol.5のチャクラのアルバムです。それぞれの曲が各チャクラを活性化させるために作られた音楽というだけあって1曲目のムラダラ(第一チャクラ)から最後の曲のサハスララ(第7チャクラ)まで聞いてヨガをすると全てのチャクラが活性化され整えられるように構成されている。ヨガ用の音楽はたくさんあるがこのアルバムは特別なアルバムです。ヨガをする時にチャクラを意識される方には特におすすめです。
イルミネーション オブ ザ ハート ドウター作
Illumination of the Heart by Deuter
ヨガをしながらより深い精神世界へと旅立ちたい方にはこちらのアルバムがおすすめです。ドウター(Deuter)はニューエイジのミュージシャンの中でも質の高い曲を作ることで定評があります。ニューエイジの音楽は作り方もクラシックの音楽などに比べて簡易な分、聴き応えのない音楽もたくさんありますが、その中でもDeuterは深みがありながらクラシックにありがちの形式ばったかたくるしさと伝統からの重さから音楽を解放させた新しい感覚の音楽を展開させています。聞くだけで精神を鎮め、より深い本来の自分と向かい合うことができそうなおすすめのアルバムです。
ヨガ ハーモニー テリー・オールドフィールド 作
Yoga Harmony by Terry Oldfield
イギリスのテレビや映画のサウンドトラックなどの曲を作曲しエミー賞に2度ノミネートされたことのあるテリー・オールドフィールドがプロデュースしたヨガ用のアルバム。全体的に柔らかな曲調のアルバムで笛の澄んだ音色が心を落ち着かせてくれる。西洋と東洋の楽器、楽調が調和されてバランスのとれたアルバムに仕上がっている。フルートやバンスリなどの笛の音色が好きな方にはおすすめのアルバムです。
禅 ママ カマル 作 Zen Mama by Kamal
このアルバムは子供を産むことになっている母親と産まれてくる子供へ向けてプロデュースされたアルバムです。コンセプトは赤ちゃんがお腹の中にいる時に聞く音から生まれる時に聞く胎動の音までを意識し作られました。出産をアドベンチャーのように捉え、その道程をより平穏にするためのアルバム。
赤ちゃんの儀式(Baby Puja)と名付けられた曲ではチベットの僧侶の独特な低い声でお経を上げる声と共に奥深いサウンドをプロデュースしている。妊娠だと判明した妊婦さんからこれから出産を控えている妊婦さんまでおすすめのアルバムです。妊婦さんでなくても、この曲を聞くとお母さんのお腹にいた時の音を思い出してしまいそうな深い曲ですので、誰にでもおすすめのアルバムです。
霊気 ヒーリング ウェーブス パリジャット作 Reiki Healing Waves by Parijat
霊気のヒーリング用に作られたアルバム。 ヒーリングのための音楽の中でも定評のあるパリジャットによりプロドゥースされた優しい音楽。海外でも人気のあるエネルギー・ヒーリングの霊気用に作られたというだけあって精神と肉体をほぐし、治癒を促すような音色で包まれたアルバムです。ヨガを通してヒーリングを行いたい方にはおすすめのアルバムです。
ヨガ:聖なる地において チンマヤ ダンスター作
Yoga: On Sacred Ground by Chinmaya Dunster
上にご紹介したアルバムたちに比べてリズム感があり、元気になるような曲たちで構成されたアルバムです。バイオリン、ギター、フルートで主に構成された曲たちにはダイナミックな動きがあり、ダンスなどにもオススメのアルバムです。
ヨガのためのヴォーカル音楽
ヨガのためのヴォーカルの音楽はサンスクリット語の呪文であるマントラが歌われている曲たちがほとんどです。殆どはインドやチベットのヒンドゥー教と仏教から伝わるマントラたちですが、ヨガや瞑想のために現代のミュージシャンたちがアレンジして幅広い展開を広げています。ヴォーカル音楽のご紹介はアルバムではなくミュージシャンを通してご紹介したいと思います。
プトゥマヨ ヨガ シリーズ
Putumayo Yoga Series
プトゥマヨは世界のアコースティック音楽を中心に様々な音楽を1曲ごとに異なるアーティストたちが歌い、テーマごとにまとめてプロデュースしている音楽カンパニーです。その中でプトゥマヨがヨガに適した曲たちを集めたヨガ・シリースが定評です。ワールド・ヨガ、ヨガ・ラウンジ、アコースティック・ヨガ、ヨガと4つのアルバムがこれまでに展開されています。世界のミュージシャンを専門的にリサーチし、選りすぐりの曲たちを集めて作ったオムニバスのアルバムだけあってそれぞれがユニークに仕上がった素敵なアルバムたちです。どれもおすすめです。
クリシュナ・ダス Krishna Das
クリシュナ・ダスはアメリカのミュージシャンで、1970年にインドに旅した時に出会ったグル(師)ニーム・カロリ・ババの教えのもとにサンスクリットのマントラを現代のリスナーの感覚にあった風に独自にアレンジして歌い出し一躍有名になった歌手です。キイルタンという現代音楽の新しいジャンルの第一人者でもあります。クリシュナはインドのヒンドゥー教で最も崇められている体の青い神様の名前であり、ダスは仕えるもの(Servant)を意味します。インドのアコーディオンに似た楽器であるハーモニアムを弾きながら観客とともに歌うスタイルを西洋でも確立させた歌手である。2013年にはLive Anandaというアルバムでグラミー賞も受賞している。
Deva Premal and Mitten デバ・プレマールとミッテン
クリシュナ・ダスに続きキイルタンのジャンルでは有名なデバ・プレマールとミッテン。オショーをグル(師)とし、インドのプーナにあるオショーのアシュラムで出会ったデバ・プレマールとミッテンは二人で美しいマントラを歌い合う。デバの透き通ったストレートな声とミッテンの感情のこもった声がマッチし、ミッテンのアコースティック・ギターの音色と共に、ネパール出身のバンスリ・マスターであるマヌースの笛の音色が調和し、不思議で絶妙な音楽をプロデュースし続けるミュージシャン。ヨガをする時にデバ・プレマールとミッテンの曲をかけているスタジオも多い。中でも有名なのはガヤトリ・マントラでヒンドゥー教の女神、ガヤトリの曲である。デバがお腹にいるときからお母さんが唱えていたマントラだそうで、その曲にも深みと強みがある。
ホワイト・サン (白い太陽) White Sun
ホワイト・サンは今年2017年にグラミー賞を受賞したミュージシャングループ。シーク教のマントラを歌うミュージシャングループだが、それまでのシーク教のマントラを歌う歌手たちが主にアコースティックの楽器を中心にアレンジした曲が多かったが、ホワイト・サンはコンピューター・音楽からアコースティック音楽、オーケストラまで幅広い音域の音楽を駆使し、新しい聞き心地のマントラ音楽をアレンジすることに成功した。ホワイト・サンのリード・ヴォーカルの美しい声色がとても魅力的でオススメです。