簡単にできる!オリジナルハンドクリームの作り方

メイク・コスメ

秋冬になってくると、ハンドクリームが欠かせないと感じる人も多いのではないでしょうか。手元がカサカサしているのは、女性としてナンセンス。しかし、毎日使うハンドクリームは意外と減るのが早いもの。実は、ハンドクリームは自分で作ることができるんですよ。

オリジナルハンドクリームの魅力とは?

秋冬になると、ハンドクリームの減りが早いと感じる人も多いはず。一日に何度も使うハンドクリームは、意外とすぐになくなってしまうもの。そんな時、意外とハンドクリーム代って馬鹿にならないなぁと感じている人もいるのではないでしょうか。

また、市販のハンドクリームを使っていると、肌に合わない、香りが好みではないと感じることもあるでしょう。

そんな時、自分でオリジナルハンドクリームを作ることができれば、費用を抑えながら、自分の肌に合うもの、好みの香りのハンドクリームを楽しむことができます。何よりも、自分で作れば、何が入っているのかもしっかりと把握することができますから、安心して使えるハンドクリームになるのではないでしょうか。お子さんがいるご家庭では、お子さんと一緒に使えるハンドクリームになるでしょう。

オリジナルハンドクリームの作り方

ハンドクリームを作るというと、難しそう、面倒くさそうと思われる人が多いでしょう。しかし、意外と作ることができるんですよ。

まず、基本の作り方は材料のベースとなるシアバターやワセリン、ミツロウとキャリアオイルを耐熱容器に入れて、湯せんにかけて溶かすことからはじめます。

そして、溶かしたベースを容器に移し、お好みの精油を加え、香りをつけましょう。次に、容器を打ちつけて、中に入っている空気を抜きます。クリームが冷めたら、蓋をすればできあがり。

とても簡単ですよね。これが基本の作り方となっていますが、何をベースにするかによって、作り方が少し変わってきます。では、ベース別の作り方をご紹介しましょう。

シアバターを使ったハンドクリーム

敏感肌の人や肌が弱い人が使う場合には、シアバターを使ったハンドクリームがおすすめ。

材料は、シアバター40g、キャリアオイル10ml、好みのエッセンシャルオイル2滴から4滴。

基本の作り方通り、耐熱皿にキャリアオイルとシアバターを入れて溶かします。容器に移し、エッセンシャルオイルを加え、空気を抜いて冷ませばOK。

シアバターは、植物性脂肪となり、天然素材ですから肌が弱い人でも安心して使用することができるでしょう。保湿性も高いですから、乾燥が気になる人にはもってこいのハンドクリームです。

ワセリンを使ったハンドクリーム

ワセリンをベースにする場合の材料は、ワセリン20g、キャリアオイル80ml、エッセンシャルオイル16滴から18滴程度。

基本の作り方通り、耐熱容器にキャリアオイルとワセリンを入れ、溶かしていきます。容器に移したら、エッセンシャルオイルを加え、冷めればOK。

ワセリンをベースに作った場合には、ワセリンの粘度が高いためキャリアオイルはたっぷりと使う必要があります。同様に、エッセンシャルオイルのもたっぷりと加えましょう。

ワセリンは、外的刺激から肌を守ってくれる働きがありますので、肌トラブルなどが気になる人にはおすすめです。

ミツロウを使ったハンドクリーム

ミツロウは、ローヤルゼリーやはちみつのように、肌の治癒効果を高めてくれる効果があるため、肌荒れなどを起こしている人にとっておすすめのハンドクリームです。

材料は、ミツロウ60g、キャリアオイル30ml、エッセンシャルオイル6滴から8滴程度。

基本の作り方通り、キャリアオイルとミツロウを耐熱容器に入れ、溶かしていきます。溶けたら、容器に移し、エッセンシャルオイルを加え、空気を抜いて冷めればできあがり。

ミツロウは乳幼児が使うとアレルギー反応が起こることがあるため、お子さんが使う場合には、白ミツロウを使うようにしましょう。

オリジナルハンドクリーム作成時の注意

オリジナルハンドクリームは、自分好みのハンドクリームを作れるのが一番の魅力。使い心地や香りなども、自分好みにアレンジすることができます。市販のハンドクリームと比べると、たくさん作ることもできますから、費用を抑えることもできるでしょう。

しかし、魅力的なオリジナルハンドクリームにも注意点があります。では、オリジナルハンドクリームにチャレンジする際の注意点をご紹介しましょう。

エッセンシャルオイルの量

オリジナルハンドクリームは、エッセンシャルオイルで自分の好きな香りをつけることができます。ハンドクリームで香りを楽しんでいる人も多いですから、自分好みの香りを付けられるというのは、とても魅力的なもの。

しかし、香りばかりに捉われてしまうと、大量にエッセンシャルオイルを入れてしまい、肌刺激が大きくなってしまう可能性があります。これでは、せっかく安心して使えるはずのオリジナルハンドクリームの意味がなくなってしまうでしょう。

そうならないためには、エッセンシャルオイルの量は全体の1%から2%までに抑えることが基本です。

エッセンシャルオイル選び

ハンドクリームに香りを付けようと思った時、それぞれ好みのエッセンシャルオイルを選ぶことになるでしょう。エッセンシャルオイルは、何百種類もありますから、好みのオイルを見つけるのも楽しいもの。

しかし、エッセンシャルオイルにはそれぞれ作用があります。そのため、何らかの病気を抱えている人や妊娠中の人は、注意が必要。

特に、妊娠中の場合には、避ける必要があるオイルなどもありますから、購入時には店頭のスタッフなどに相談しながらエッセンシャルオイルを選ぶようにしましょう。持病をお持ちの人も、安心して使えるようにスタッフに相談することがおすすめです。

おわりに

毎日のように使うハンドクリームは、やはり安心して使えるもの、自分好みの香りがするものを選びたいもの。オリジナルハンドクリームであれば、その両方を叶えることができます。何よりも、手作りですから、安心して使えるでしょう。

お友達の贈り物として、ハンドクリームを作ってみるのも良いのではないでしょうか。

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