抗酸化作用で美容と健康にも!ビタミンEと人気おすすめサプリ!
肌荒れ予防・抗酸化・アンチエイジングほかビタミンEは全身の細胞に働きかけて美容と健康に良い効果をもたらしたり、ビタミンCの力を借りて抗酸化作用をさらにパワーアップさせるという特徴を持っている成分です。ビタミンE美容健康法にトライしてみましょう。おすすめサプリもご紹介!
ビタミンEといえば、身体に良い栄養分ということで、誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。
美容関連のサプリやコスメなどにとてもよく使われている成分で、食品の酸化防止剤としても使用されています。
このようにビタミンEは私達の普段の生活ともなじみ深い栄養分ですが、体内に摂取すると様々なパワーを発揮して私たちの身体に美と健康をもたらしてくれます。
そんなビタミンEに関しての基本的な知識を解説してみました。
ビタミンEとは
実はビタミンEは一つではなく、八種類ものビタミンEがあってそれぞれ分類されています。
その内訳としては、まずトコフェロールとトコトリエノールという2種類のビタミンEがあって、さらにそれらがα-、β-、γ-、δ-の4種類のものに分かれています。
つまり、α-トコフェロール、β-トコフェロールといった具合に、計8種類のビタミンEが存在することになります。
そして、人間の体内にあるビタミンEのほとんどは、α-トコフェロールとなっています。
また、ビタミンEは油溶性のため、水には溶けないという特性があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E6%BA%B6%E6%80%A7%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3
ビタミンEが多く含まれる食品
代表的な食品
ビタミンEが多く含まれる食品の中で代表的なものとしては、各種植物油があります。ひまわり油やべにばな油は大さじ2杯程度で一日に必要なビタミンEを摂取することができます。
ちなみにビタミンEの一日の摂取量は、成人で大体6.5mg程度です。
ナッツ類の中ではアーモンドがビタミンEが豊富に含まれる食材として有名です。15粒程度食べるだけで1日の必要量が摂取できます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3E#.E7.9B.AE.E5.AE.89.E9.87.8F.E3.81.8A.E3.82.88.E3.81.B3.E4.B8.8A.E9.99.90.E9.87.8F
その他多く含まれる食品
魚類では魚の卵に多く含まれています。代表的なものとしては、いくら、たらこ、数の子などがあります。また、うなぎにも多く含まれていて、一匹食べれば1日の必要量が摂取できます。
野菜類では、かぼちゃに特に多く含まれています。
また、嗜好品の中では煎茶や抹茶など日本茶の茶葉にビタミンEが特に多く含まれています。最近ではお茶の粉末を利用した新種のアイスやお菓子などのスイーツ類が増えていますが、こういったものを食べることでも、ビタミンEを摂取することができます。
「健康食品」の安全性・有効性情報-ビタミンE解説
出典:https://hfnet.nih.go.jp/
ビタミンEの健康効果
ビタミンEの抗酸化作用
細胞膜の健康を保つ効果
ビタミンEの目覚ましい健康効果の中で最も注目されているのが抗酸化作用です。
特にビタミンEの抗酸化作用の中で覚えておきたい特徴として、ビタミンEは脂溶性のため、体内の脂質がある部分に働きかける、という点です。
最もよく知られている働きとしては、ビタミンEが各細胞の細胞膜の部分に抗酸化作用によって働きかけることで、細胞の状態を健康に保ちます。これは、細胞膜が脂質の不飽和脂肪酸によって作られているために起こる働きです。
この働きは全身の細胞に及ぶため、目覚ましい体質改善効果を期待することができます。
酸化LDLを減らす効果
コレステロールはLDL(低比重リポたんぱく)に乗って全身に運ばれますが、LDLは酸化しやすいという特徴があります。
酸化したLDLは血管に付着し、動脈硬化の原因となります。
LDLの内部にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質といった具合に、脂質が多く含まれています。
そのため、脂溶性のビタミンEがLDLの酸化を防ぐために抗酸化作用で働きかけて、動脈硬化を防止してくれます。
ビタミンEの血管・血流に関する効果
前述した通り、血液中のLDLに対する抗酸化作用によって動脈硬化を防ぎます。
また、ビタミンEには毛細血管を拡張する効果もあります。この働きによって身体の隅々まで血流が改善し、冷え性、肩こりなどに対する効果が期待できます。
ビタミンEの美肌効果
ビタミンEのアンチエイジング作用
前述した細胞膜や血管・血液に対する抗酸化作用によって、体内の老化作用が抑制される働きがあります。
そのため、ビタミンEの摂取によるアンチエイジング効果を期待することができます。
肌荒れ予防効果
これまで見てきた通り、ビタミンEの細胞膜や血管に対する抗酸化作用、そして毛細血管の拡張作用は当然、お肌の表皮細胞にも働きかけます。
そのため、適切にビタミンEを摂取することで、これまでよりも美しい肌になる作用を期待することができます。
ビタミンEと女性ホルモンとの関係
ビタミンE発見と名前の由来との関係
ビタミンEのトコフェロールの名前の由来は「子供を産ませる」という意味のギリシャ語から取られています。
というのも、マウスの不妊に関する実験の際に、ビタミンEが妊娠に関わることが発見されたためです。この事実にちなんで、トコフェロールという名前が研究者によって名付けられました。
このようなビタミンE発見の由来から見てもわかるように、ビタミンEは妊娠に深く関わっている栄養成分です。
ビタミンEと女性ホルモン
ビタミンEは卵巣や副腎などに貯蔵され、女性のみならず男性のホルモンの分泌にも深く関わっています。また、生殖ホルモンを司る脳下垂体にもビタミンEは働きかけます。この点からも女性ホルモンの分泌と密接に関わっています。
そのため、女性ホルモンの不順や不妊で悩んでいる方の対策として、ビタミンEのサプリメントはとても人気があります。
ビタミンEとビタミンCとの関係
ビタミンEは抗酸化作用を行なった後は、自分自身が酸化されたビタミンEとなってしまいます。しかし、この酸化ビタミンEはビタミンCの働きによって、再び酸化される前のビタミンEになって抗酸化作用をもたらしてくれます。
そのため、ビタミンEを単独で取るよりも、ビタミンCと一緒に摂取することで、さらなる抗酸化作用の効果を期待できます。
ビタミンEの摂取量・副作用について
もちろん過剰摂取には注意
ビタミンEは様々な食品に含まれることもあって、これまで過剰摂取の弊害はあまり報告されていません。しかし、ビタミンEは脂溶性のため、過剰摂取しても排出されず、体内に蓄積されてしまいます。
そのため、1日の耐用上限量を超えないように注意しましょう。ビタミンEの一日の耐用上限量は女性の場合でおおむね650mgから700mg程度、男性ならば750mgから900mg程度です。
ちなみに、食品からの摂取のみで耐用上限量を超えることはあまりありませんが、サプリメントを大量に飲んだ場合には耐用上限量を超える可能性があるので、気をつける必要があります。
ビタミン | 日本人の食事摂取基準(2015年版)より | 栄養成分ナビ – グリコ
出典:http://www.glico.co.jp/navi/e07-2.html
ビタミンEのおすすめサプリ
ビタミンEサプリの中でトップクラスに人気のある商品です。手頃な価格、アサヒのディアナチュラというブランド、国産品といった点が人気の理由となっています。
大豆から作られたビタミンEが配合されています。天然成分ということで安心して摂取できる商品です。
ネイチャーメイドブランドということもあって、人気の商品となっています。
商品名通り、大容量なのに低価格でお得な商品です。製薬会社の作った商品ということで信頼度もあります。
最後に
このように、私達の生活の中でもすでに馴染み深いビタミンEですが、知っておいて損はない特徴が上記のようにいくつもあります。
ビタミンEは食品からでもサプリからでも、あまりお金がかからず簡単に摂取できるので、普段からしっかりと摂取して、抗酸化作用で美しく健康な身体作りを目指しましょう!