肌質別スキンケア方法!肌質に合ったケアで理想の肌を手に入れよう
肌トラブルを起こしている人は、スキンケアに力を入れている人もいれば、効果があると言われているアイテムを取り入れている人もいるでしょう。しかし、なかなか効果が実感出来ない場合には、自分の肌質に合っていないアイテムを使っている可能性があります。理想の肌を手に入れるためには、肌質に合ったアイテム選び、ケアが欠かせません。
スキンケアは肌質チェックから
肌の状態は、見た目の印象まで変えてしまう為、美肌を目指して日々スキンケアに励んでいる人もいるでしょう。肌の状態が良ければ、年齢を重ねても若々しく見えますから、いつまでも若々しい肌を維持したいものです。
しかし、理想の肌を手に入れるためには、どんなスキンケアを行うか、どんなアイテムを取り入れるかよりも、自分の肌質に合ったスキンケアを取り入れることが大切です。
肌質は、乾燥肌、敏感肌、脂性肌、混合肌と4タイプに分かれますから、自分がどのタイプに当てはまるのかチェックし、肌質に合ったケア、アイテム選びを心がけましょう。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の人の肌は、水分だけではなく、油分も足りていない状態です。そのため、スキンケアの際には角質層を潤すことを意識したケアが欠かせません。
外部からのダメージにも弱い状態となっていますから、念入りなスキンケアを行っていかなければ、肌老化も進みやすくなります。
乾燥肌の人のスキンケアは、何よりも乾燥を改善することが基本です。化粧水などで水分補給を行う際には、たっぷりと化粧水を用いるようにしましょう。目元や口元などは、乾燥に弱い部分となっているため、特に念入りに保湿が必要です。化粧水で水分補給をしたら、最後は乳液やクリームを用いて、油分を補い、肌に蓋をするようにしましょう。
乾燥の状態が改善されれば、肌トラブルも自然と解消されるはずです。
乾燥肌のアイテム選びのポイント
乾燥肌の人の場合には、クレンジングを選ぶ際にミルクタイプを選ぶことがおすすめです。オイルタイプは、しっかりとメイク汚れを落とすことが出来ますが、その分余計な皮脂まで落としてしまい、乾燥の状態を悪化させてしまいます。
また、肌の乾燥を防ぐためには、セラミドが配合された化粧水などを選ぶと良いでしょう。セラミドを取り入れることで、角質層の隙間を埋めることが出来ますから、しっかりと保湿対策が出来るはずです。
敏感肌のスキンケア
敏感肌の人は、外的刺激にとても弱い状態となっています。水分、油分ともに足りない状態となっており、バリア機能も低下しています。
敏感肌の原因は、体質や遺伝などが原因となっていることもありますが、生活習慣が原因となっていることもあります。
そのため、敏感肌になってきていると感じている人は、食事や睡眠、ストレスなどを見直す必要があるでしょう。根本的原因が解決出来れば、肌の状態も自然と改善してくるはずです。
敏感肌のアイテム選びのポイント
敏感肌の肌は、肌が乾燥した状態となっているため、保湿が基本のケアとなります。しかし、刺激に弱いため、アイテム選びをする際には出来るだけシンプルなものを選ぶことがおすすめです。
天然成分などで作られたものであれば、ピリピリしたり、かゆみが出てくることもないでしょう。保湿をしようとすると、何種類ものアイテムを用いたくなりますが、いくつものアイテムを使用することは、逆に肌に負担をかけてしまいます。
今では、敏感肌用のアイテムも揃っていますから、これらを取り入れてシンプルなケアを心がけましょう。
脂性肌のスキンケア
脂性肌の人は、水分量は多く保たれているものの、脂分が多い状態です。そのため、肌がべたべたすることもあり、脂取り紙などを使用している人も多いでしょう。
しかし、脂性肌の人の場合には、水分が蒸発してしまったことで、脂っぽいと感じていることもあります。そのため、この状態で脂分を必要以上に落としてしまうと、乾燥を引き起こしてしまうことになります。
脂性肌のスキンケアは、洗顔が基本。洗顔というと、脂性肌の人はべたべた感が気になり、必要以上に何度も洗顔をしたり、ゴシゴシとこすってしまいがちですが、これは逆効果となってしまいます。必要な皮脂を落としてしまえば、更に皮脂分泌が行われてしまい、状態は悪化してしまいます。
脂性肌の人も、洗顔は朝晩の2回で充分。洗顔後は、化粧水をつけ、乾燥しやすい目元や口元には美容液で保湿をし、最後に脂分の少ないタイプのクリームで保湿をしましょう。
脂性肌のアイテム選びのポイント
脂性肌の人は、アイテムを選ぶ際に肌を引き締める効果のあるものを選ぶと良いでしょう。ビタミンC誘導体やフラーレン、レチノールなどが含まれたアイテムを選ぶことで、肌を引き締め、肌を整える効果を得られます。
また、脂性の人はクリームなどを付けることに抵抗がある人も多いですが、保湿はどんな肌質でも必要不可欠なケアです。脂性肌の人の場合には、脂分の少ないものを選び、薄くぬることがポイントです。
混合肌のスキンケア
混合肌は、部分的に肌の状態が異なるため、ケア方法に迷う人も多いでしょう。中には、乾燥肌と思い込んでいる人、脂性肌と思い込んでいる人もおり、間違ったケアをしている人も少なくありません。
Tゾーンは脂っぽいけれど、頬は乾燥すると感じている混合肌の人は、部分的に違うケアを取り入れることが必要です。例えば、洗顔の際にはTゾーンはしっかりと汚れを落とす必要がありますが、頬等の乾燥が気になる部分はサッと流す程度で充分です。
基礎化粧品を用いる際には、どちらに合せて選べば良いのか分からない人も多いと思いますが、Tゾーンの脂っぽい部分は化粧水だけでのケア。乾燥が激しい頬の部分は、保湿成分の高いクリームなどを用いると良いでしょう。
混合肌の場合には、その時々の肌に合せたケアが必要となります。
混合肌のアイテム選びのポイント
混合肌の人は、アイテム選びに迷われる人が多いでしょう。どちらの肌に合せて、アイテムを選べば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。
混合肌のアイテム選びのポイントは、刺激の少ないものを選ぶこと。そして、天然成分などで作られたものを選ぶことがおすすめです。
そして、これらのアイテムを部分によって量を調節すると良いでしょう。乾燥が激しい部分にはたっぷりと用い、べたつきが気になる部分にはうっすらと塗る程度に使い分けることで、一つのアイテムでケアを行うことが出来ます。
また、最近ではオールスキン用やコンビネーションスキン用といったアイテムも販売されていますから、これらを選ぶことでどちらの部分にも安心して用いることが出来るでしょう。
おわりに
いくつになっても綺麗な肌を維持したいというのは、女性の願いです。これを叶えるためには、肌質に合ったケア、肌質に合ったアイテムを取り入れることが必要です。
理想の肌を手に入れる近道は、高価なアイテムを取り入れるのではなく、自分の肌質を知り、肌質に合ったアイテムを取り入れたケアと言えるでしょう。