眠りが浅い・・・?その原因とおすすめ対策方法!
「朝起きてもだるい・・・。」こんな風に感じている方は多いのではないでしょうか? しかしそれは「寝る前のちょっとした工夫」で改善できることかもしれません。今回はそんな「ちょっとした工夫」についてまとめてみました。実際に行い、是非習慣にして充実した日を送ってください!
今、スマホなどのITがめざましく発展してきたことによって様々な恩恵を受けているのは確かですが、健康面ではそうではないようです。今日本人の平均睡眠時間が年々減ってきている、というのはご存知ですか? 理由は様々だと思いますが、睡眠を削ってまで優先している「何か」が存在しているということです。しかし睡眠を削ったりして、十分なものを取らないと、ガンを始めとした「病気」にかかる恐れもあります。こういう時代だからこそ「睡眠」は重要になってきています。そこで今回は「ぐっすり眠れない原因と対策」についてまとめてみようと思います。
眠りが浅くなる原因
体内時計のズレ
皆さんは普段、「毎日同じ時間に就寝」していますか? なんだかんだで違ってしまうのではないでしょうか? そういった「不規則な生活」を送っていると、やはり睡眠は浅くなってしまいます。それは「体内時計」がズレてしまうからです。例えば普段から夜中の2時まで起きているとすると、「それまでは働く必要がある」と体は覚えてしまいます。そうなってしまうと、それより前に寝たとしても、体は働こうとするのでなかなか「快眠」はできなさそうですよね。
ストレスやネガティブな思い込み
寝る時に「今日怒られてしまった…。」や「明日プレゼンがある…。」と言った「不安やネガティブな感情」を持ったまま寝るのもぐっすり眠れず、次の日に不快感を伴っての起床につながってしまいます。これは非常に真面目な方に多いのですが、自分の失敗やこれから待ち受ける壁について非常にマイナスに捉えがちです。その状態で眠って起きたとしても、その状況は変わらないので不安は残ったままですよね。そうなってしまうとやはり睡眠の質は格段に落ちてしまいます。
浅い眠りへの具体的な対策
寝る時間を固定する
体内時計のズレが原因の場合はまず、「就寝時間をある程度一定にする」ことを習慣にしてみてください。やはり「今日は2時に寝よう」とか「今日は昨日遅かったから11時に寝よう」とやっていると、体がそのリズムに追いつかなく、風邪をこじらせたり、免疫機能を下げかねません。とにかく就寝時間を一定にすることをその日のミッションにして、実際に寝てみてください。そして、自分の中の「睡眠」というものの重要度を上げてください。それだけでも全然睡眠の質は違うと思います。
不安は紙に書き出す
ストレスやネガティブな思い込みが原因の人は、それは「思考の癖」なので、今すぐに治すことは難しいと思います。しかし本気でそういうことはやめて、ぐっすり眠りたいと思うのであれば、そうなった時「不安は紙に書き出す」ということをしてみることをおすすめします。やはり頭の中だけで考えると負の中でループしてしまい、それを引きずったまま眠ってしまいます。しかし紙に書き出すことで頭の中の考えが視覚化され、非常にクリアになります。誰かに相談をしているときのような感覚です。非常にクリアになれば、解決策が浮かぶかもしれないし、「今考えるべきことではないな」と気づけるかもしれません。この気づきは非常に重要で、「夜はあまり考え事はしない」ほうが良いです。不安があればその都度書き出し、決め事や悩み事は「朝」考えて決める、ということを是非習慣にしてみてください。
快眠グッズを使う
睡眠の質が下がってしまう原因には前記した精神的な問題もありますが、「物理的な問題」によって下がってしまうこともあります。つまり「睡眠を邪魔するものが混在している中、寝ている」ということです。それは主に「光」と「音」です。脳は小球のようなわずかな光でも感じ取って、まだ夜ではないとせっせと働き続けてしまいますし、音も同様に、です。その状態では「ぐっすり快眠」は難しいですよね。その対策として「部屋の明かりは真っ暗」にして寝てみてください。そうすることで光の問題は解決できます。それが何らかの理由でできない場合は「アイマスク」を利用してみてください。そして音に関してですが「耳栓をつける」ことをおすすめします。これらを行うことで寝ている間に邪魔が入ることはないので、ぐっすり眠れると思います。
深い眠りに向けて
ここまでいろいろ書いてきましたが、やはり国民全体として「睡眠の重要度」が下がっていると思います。昔に比べ、”夜、早く寝ない”という口実はできましたし、それは「睡眠時間の推移」のデータを見る限りでもそうです。しかしそんな睡眠を疎かにしていると、病気になってしまいますし、睡眠負債という「寝不足」な状態が続くと、本当に危ない状態になってしまうこともわかっています。もう一度ご自分の「睡眠」について見直してみてください。そしてその過程で今回の原因と対策が活きたなら本当に幸いです。毎日快眠して、充実した毎日を送ってください!