さつまいもダイエットのやり方と注意点!効果や期間はどのくらい?
みなさんは、さつまいもダイエットを知っていますか。韓国でも人気のさつまいもダイエットには、様々な魅力があります。では、さつまいもの嬉しい効果やさつまいもダイエットの方法、ダイエット時の注意などをご紹介しましょう。
さつまいもダイエットとは?
さつまいもとダイエットというと、違和感を覚える人も多いでしょう。
そもそも、さつまいもダイエットというのはどういったダイエット方法かというと、1日のうち、1食、もしくは2食の主食をサツマイモに変えるという方法。
本来であれば、ご飯やパンなどを主食としていると思いますが、それをさつまいもに置き換えることで、ダイエット効果を得ます。
ただし、あくまでもダイエットとしてさつまいもを代用する訳ですから、砂糖や油を使った調理はせず、シンプルに食べるのがポイントです。
さつまいもは糖質が多いの?太るのでは?
さつまいもというと、糖質が多いため「太る食材」と思っている人が多いでしょう。
さつまいもの気になるカロリーは、100gあたり134kcal。(参考:日本食品標準成分表)
白米の場合には、356kcalとなっていますから、サツマイモの方がカロリーが少な目。
また、さつまいもは食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整えてくれる効果があります。
ダイエットをしている人の中には、便秘気味の人も多いと思いますが、さつまいもを摂ることで、便秘解消の効果が期待できるでしょう。
また、さつまいもには糖や脂肪の吸収を抑えてくれる効果もあります。
その他、ビタミンCによりコラーゲンの生成をサポートしてくれたり、カリウムによりむくみ改善の効果、ビタミンEにより抗酸化作用も期待できるでしょう。
そう考えると、さつまいもは太る食材ではなく、栄養豊富でダイエットを支えてくれる頼もしい食材といえるのではないでしょうか。
韓国でも芸能人が実践して流行に
さつまいもダイエットが流行しているのは、日本だけではありません。
実は、お隣の国、韓国でも人気のダイエット方法。
元々は、有名女優やアイドル、モデルなどが実践していることから話題となり、今では多くの韓国人が経験しているダイエット法です。
何よりも、さつまいもには多くの栄養素が含まれているため、健康的にダイエットができると話題となっています。
さつまいもダイエットの嬉しい効果
さつまいもダイエットは、ダイエット効果だけではなく、プラスの嬉しい効果も期待できます。
ダイエット効果だけではなく、プラスの効果も得られれば嬉しいもの。
では、さつまいもにはどんな効果が期待できるのか、ご紹介しましょう。
脂肪を燃やし、糖質吸収を抑える
さつまいもは、低GI食品のひとつ。
GI値とはなにかというと、グリセミック・インデックスの略となっており、血糖値の上昇スピードをはかったもの。
GI値が低いと、どんな良い点があるのかというと、食後の血糖値上昇を抑えることができます。
本来、私たちは食事をすると、体の中に入った食べ物はブドウ糖へと分解され、血液の中を流れることになりますが、この時、血糖値を上昇させてしまいます。
血糖値の上昇が決して悪い訳ではありませんが、大量のブドウ糖になると、これが脂肪となり体に蓄積されることになります。
ということは、低GI食品を摂ることで、血糖値の上昇を抑えることができ、脂肪に取り組む量を抑えることができるということ。
ちなみに、さつまいものGI値は55に対し、食パンは91、白米は81となっていますから、さつまいもの効果が理解できるでしょう。(参考:http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf)
腸内環境を整える
さつまいもには、豊富な食物繊維が含まれていることは、ご存知の方が多いでしょう。
食物繊維には、水溶性と不溶性があり、さつまいもは不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
不溶性食物繊維は、水で溶けない食物繊維のため、お腹に入ることで満腹感を感じやすいという特徴があります。
これは、ダイエット時には頼もしい効果といえるでしょう。
また、水溶性食物繊維は水に溶けないため、腸の活動を活発にしてくれる働きがあり、便通を促してくれる効果も期待できます。
腸内環境が整えば、代謝が良くなりますから、ダイエットの効果も得やすくなるでしょう。
むくみの改善
仕事から帰ってくると、足のむくみが気になる女性も多いでしょう。
このむくみというのは、皮下に水分が貯まった状態。むくんでいるということは、体に老廃物が貯まっている状態ともなっていますから、排出することが必要です。
さつまいもは、カリウムという成分が含まれているため、利尿作用により老廃物を排出してくれる効果が期待できます。
老廃物が排出されれば、気になっていたむくみも改善することができるでしょう。
さつまいもダイエットの方法
今まで、様々なダイエット方法に失敗してきた人の中には、「さつまいもダイエットであれば、無理なくダイエットできるかも」と感じているでしょう。
さつまいもは、女性にとっては好きな食材の一つですし、食べながらダイエットができますから、ストレスなくダイエットができるはず。
では、さつまいもダイエットの方法をご紹介しましょう。
置き換えダイエットとして取り入れる
さつまいもダイエットをはじめる際、まずは1日1食をさつまいもに置き換える方法からスタートすることがおすすめ。
最初から、全ての食事をさつまいもに置き換えてしまうと、白米から得られる栄養も取り入れられませんし、ストレスになってしまいます。
1日1食を、さつまいもに変えるだけであれば、ストレスもなく、無理せずに進められるはずです。
1食に慣れ、「もっと、ダイエット効果を高めたい」と思った時には、2食までの置き換えであれば無理なくダイエットできます。
間食として取り入れる
「なかなかダイエットに成功できない」と言う人の中には、間食が癖になっている人も多いはず。
どんなにカロリーが低い食事を心がけていても、毎日のように間食をしていては、ダイエット効果を得ることはできません。
そんな人は、間食をさつまいもにすることがおすすめ。
さつまいもであれば、食べごたえもありますし、心もお腹も満たしてくれるはずです。
普段のおかずとして取り入れる
普段の食事の際、「どうしても、たくさん食べてしまう」と言う人も多いでしょう。
そんな人は、さつまいもをおかずの1品とすることがおすすめ。
さつまいもは、満腹感を得やすい食材ですから、食事量を選らすことができます。
もちろん、ご飯や他おかずを大量に食べてしまえば意味がありませんから、上手にバランス良い献立にすることがポイントです。
また、さつまいもを調理する際には、できれば砂糖や油を使わないこと。
せっかくダイエットとして取り入れているのですから、低GI値を上げずに摂ることが大切です。
茹でることが、理想的な調理法。
シンプルな調理法が、ダイエットには最適です。
飲み物をプラスして満腹感UP
さつまいもは、喉に詰まりやすいため、食べる際には一緒に飲み物を飲んでいる人も多いでしょう。
実は、この行為は喉詰まりを防ぐだけでなく、満腹感をUPさせる効果も得られます。
満腹感が得られれば、当然摂取量も抑えることができますから、さつまいもを食べる時には飲み物と一緒に摂ることがおすすめです。
さつまいもダイエットの期間
さつまいものダイエット効果が現れるのは、個人差があります。
早い人は、1週間程度で効果を実感する人もいますが、中には数か月経っても効果が感じられない人もいます。
平均的には、1カ月程度で効果を感じられる人が多い様。
そのため、さつまいもダイエットは最低でも2ヵ月程度続けることがおすすめ。
これでも効果が感じられなかったら、さつまいもの摂取量を見直したり、食べ方を見直した方が良いかもしれません。
さつまいもダイエットで注意したいこと
さつまいもダイエットは、あくまでもダイエット方法。
そのため、間違った取り入れ方をしてしまうと、逆に太ってしまう可能性があります。
では、さつまいもダイエットの注意点についてご紹介しましょう。
しっかりと噛んで食べる
さつまいもダイエットをする人の中には、「さつまいもが好き」と言う人もいるでしょう。
そんな人の中には、美味しくてついついほおばってしまう人も多いはず。
しかし、あくまでもこれはダイエットであることを忘れてはいけません。
ダイエット効果を得るためには、満腹感を得ることが必要ですから、よく噛んで、ゆっくりと食べることを意識しましょう。
よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、満足感を得やすくなります。
さつまいもの種類を選ぶ
さつまいもには、数多くの種類があることはご存知でしょう。
実は、さつまいもは種類によって糖度が異なります。
中でも、安納芋はポテトプロテインという成分により、食前に食べることで満腹感が得やすくなります。
また、加熱後に冷凍することで、アイスクリームのように味わうこともできますから、調理法を工夫することで飽きずにダイエットを続けることができるでしょう。
手間をかけない調理法を用いる
さつまいもダイエットというと、「どうやって、調理をしよう?」と迷われる人もいるでしょう。
「料理が苦手だから、自分には向いていないダイエット方法」と思う人もいるはず。
しかし、さつまいもダイエットはシンプルな調理法が基本ですから、料理が苦手な人でも無理せず続けることができます。
簡単な注理方法は、さつまいも全体を水で濡らし、ラップをします。
ラップでくるんだら、ラップにつまようじなどで空気穴をあけて、150Wの電子レンジで15分から20分加熱すればOK。
この調理法であれば、栄養価も逃がさず、食することができます。
正しい保存方法
さつまいもダイエットをしようと思った時、買い物時にまとめ買いをする人も多いはず。
これから、毎日使う食材ですから、まとめ買いした方が便利でしょう。
そうなると、保存方法に困る人も多いはず。
さつまいもは日持ちする食材ではありますが、保管方法を間違えてしまうと悪くしたり、味を落としてしまいます。
基本、直射日光が当たるところを避け、風通しの良い場所で保管するのが理想的。
冷蔵庫での保存は避けた方が良いでしょう。
レシピの工夫
一つの食材を使ってダイエットをする際、長く続けるためには飽きずに食せる状態を作ること。
どんなに好きな食べ物でも、毎日食べれば誰だって飽きてしまいます。
そのため、さつまいもダイエットを行う際にも、調理方法に工夫することが大切。
電子レンジでチンすることに飽きたら、ヨーグルトときなこをプラスして食べたり、冷凍してアイス風にするなど工夫するようにしましょう。
さつまいもダイエットでストレスフリーなダイエット
ダイエットというのは、本来辛いもの。
特に、食事制限する方法はストレスになり、長続きしません。
しかし、さつまいもダイエットであれば、お腹を満たしながらダイエットをすることができます。
さつまいもに含まれる成分により、プラスの効果も期待できますから、魅力的なダイエット方法となるはず。
あなたも、さつまいもダイエットで無理のない健康的ダイエットをはじめてみませんか。