マタニティヨガの効果!いつからいつまで行えるものなの?

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妊娠を機にヨガを始めるママさんは沢山います。ヨガは妊娠期に最も適した運動だと言っても過言ではないでしょう。しかし妊娠期だからこそ気をつけたいポーズもあるんです。そんなマタニティヨガですが、いつ頃からはじめて大丈夫なのでしょう?そしていつまで行えるものなのでしょうか。

マタニティヨガとは

マタニティヨガは妊婦さんの行うヨガのことで、お腹の胎児や妊娠中のママに負担がかからないように通強い前屈やひねりのポーズ、うつ伏せのポーズなどを行わないヨガです。

ゆっくりとした呼吸やポーズを行うことで心を安定させ、運動不足を解消するなど妊娠中の不快な症状、不調などに効く運動として産婦人科などでも推奨されているものです。

現在多くのヨガスタジオでもマタニティクラスを開催しており、産婦人科の中には月に数回のペースでマタニティヨガを行っている所もあります。マタニティヨガのDVDなども充実しており妊婦さんの間ではとてもポピュラーな運動と言えます。

マタニティヨガはいつからはじめる

マタニティヨガは安定期に入ってから行います。一般的なスタジオでは妊娠14週目〜16週目以降と定められているようです。妊婦さんの体は個人によっても違うので、医師にヨガを行うむねを告げ、許可をもらってからはじめましょう。

安定期に入るまでは安静に!

安定期に入る14週目〜15週目くらいまでは、胎児の神経などが作られていく大切な期間です。またママもつわりがつらい時期で、人によってはとても運動が出来る状態ではありません。

ママの運動のせいで流産するという可能性は低いですが(この時期の流産は染色体異常によるものが多い)安静にしておくことが胎児にとってもママにとっても重要です。

マタニティヨガはいつまでできる?

健康な状態であれば、マタニティヨガは出産日ギリギリまで行うことができるものです。特に初産のママは出産が近づくと不安が押し寄せてきたり、緊張感が増し眠れないなど神経が高ぶる「交感神経」が活発に働きます。

ヨガはこうした心にも作用し、リラックス神経である「副交感神経」を活発にすることで気持ちを落ち着かせることも出来るのです。

ヨガを長く行っている妊婦さんなどは陣痛の合間に、自分でできるヨガを行っていたという人も多くいるようです。

マタニティヨガに期待できる5つのこと

(マタニティヨガに期待できること)

  1. 運動不足の解消
  2. 肩こりや腰痛の改善
  3. 精神を安定させる
  4. 体重管理
  5. ママ友ができること

1.運動不足の解消

妊娠中はお腹もどんどん大きくなり、足の付け根がお腹に圧迫され血流が悪くなるとこむら返りなども起きやすくなります。またホルモンバランスの乱れからママの体には今までと違った不快な症状があらわれるものです。

運動も制限され動く機会が少なくなります。ヨガはスペースさえあれば誰でも行うことができるもので雨の日も寒い日、暑い日も室内で気軽に出来ます。妊娠中の運動不足の解消にはとてもいいツールだと言えるのではないでしょうか?

2.肩こりや腰痛の改善

マタニティヨガを行うことで血行が良くなり、肩まわりや腰回りの筋肉もほぐれていきます。妊娠時は重いお腹を支える為体に無理な力が入りやすく、大きなお腹によって内臓が背中側に押されるので背骨が圧迫され腰痛に悩まされるママが多いのです。肩や腰にしっかり働きかけるマタニティヨガによって肩こりや腰痛の改善が期待できます。

肩こりや腰痛に効くポーズ

  1. マットの上によつんば四つん這いになります
  2. 足幅はすこし広めにとりましょう
  3. 息を吐きながら背中を丸めお腹をのぞき込みます
  4. 左右の肩甲骨を離すように背中を広くします
  5. 息を吸いながら元の位置へ戻ります

3.精神を安定させる

マタニティヨガは通常のヨガに比べ呼吸を大切に使っていきます。深く長い呼吸を使うことにより副交感神経を活発にし、心に安定をもたらしてくれます。

また自分自身、お腹の赤ちゃんに意識を向けることで体の変化に気づきやすくなり妊娠による体の変化を受け入れることができるようになるのです。

心を安定させる瞑想

瞑想は難しいと思われがちですが、難しく考えずに心を静めるために気軽に行いましょう。妊娠中はホルモンのバランスが崩れ自律神経が乱れます。

朝起きたとき、夜寝る前、昼のちょっとした時間軽く目を閉じて呼吸を長くしていきます。どうしても雑念が浮かぶ場合は呼吸のカウントをとるといいでしょう。

気持ちが凹むマタニティブルーなどを感じたら、ゆっくりとした呼吸でヨガを行ったり、瞑想をすることをオススメします。

4.体重管理

マタニティヨガを行うママのほとんどが、この体重管理が目的ではないでしょうか?妊娠期は体重管理が仕事と言ってもいいでしょう。ママの体は赤ちゃんを育て、守るために沢山の栄養を必要とします。しかし過度な体重の増加は妊娠高血圧を引き起こし、産道に脂肪がつき難産になりやすいなどのマイナス面があります。

マタニティヨガは決して激しい運動ではありませんが、有酸素運動になります。必要な筋肉量は維持することができるため代謝が下がるのを防いでくれます。また体の可動域をあげることで代謝をあげ過度な体重増加を防ぐことができるのです。

5.ママ友ができること

ヨガスタジオや産婦人科で行われているマタニティヨガクラスに参加していると、同じ時期に妊娠をしているママに出会います。

悩みを相談をする機会も多くママ友ができやすいものです。近い年の子供をもち、近い地域での出会いということで出産後も長く付き合っていくママ達が多いようです。

マタニティヨガはどんな服装で行う?

マタニティヨガを行うには締め付けのないゆったりした服装がいいでしょう。お腹をすっぽりと包み込むパンツや、トップスを使用しましょう。足元の冷えが気になる場合は靴下をはいたりレッグウォーマーを使用するようにしましょう。靴下をはく場合は立ちポーズの際に滑る危険があるので、立ちポーズを行う場合は脱ぐようにします。

イリナマタニティバギー

マタニティ用のウエアは各ヨガブランド等から数多く販売されています。例えばスリアの「イリナマタニティバギー」は出産後もベアトップのオールインワンとして着れるウエアになっています。

ユニクロなどで安くそろえるという手もある

マタニティヨガを行っている多くの妊婦さんは「ユニクロ」などで安くウエアを購入している人が多いようです。出産後は子育て等でなかなかヨガを行う機会がない、期間限定でヨガを行うというママ達は、高価なブランドウエアではなく手軽なウエアを使用しているようです。

エアリズムブラタンクトップ

空気のような心地よさに定評がある「エアリズムブラタンクトップ」ムレにくく快適な着心地です。サイズも3XLまであるのでマタニティ期の大きなお腹を包み込めるサイズではないでしょうか。

マタニティヨガの注意点

マタニティヨガは適切な指導者の下で行うことをオススメしますが、どうしてもヨガを行う施設まで通えない、家で行いたいという人へ注意点をあげておきます。DVDを参考に行う人もいると思いますが、必ず注意点などを見るようにしましょう。

(気を付けておきたいこと)

  • 体調が悪い日は無理をしてやらない
  • ヨガ中にお腹に張りを感じたらすぐ横になって休む
  • 水分を十分に補給する
  • 足元は滑らないようにマットをひく
  • 強いひねりのポーズはやらない
  • うつ伏せや前屈でお腹を圧迫するポーズはやらない
  • 安定感のないバランスのポーズは避ける

マタニティヨガは健康な出産の1つのツール

妊婦さんにとって何よりも大切なことは健康です。お腹の赤ちゃんのためにもママが健康である事がとても重要です。それは体のみならず心にも言えること。マタニティヨガは身心ともに働きかける有酸素運動なのです。マタニティヨガを通して生き生きとしたマタニティライフを送ることができるのではないでしょうか。

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