化粧崩れを防ぐためにベースメイクの正しい作り方を知ろう
みなさんはメイクをする際、ファンデーションを付ける前に正しいベースメイクができていますか。メイク崩れが気になる人は、ベースメイクがしっかりと出来ていない可能性があります。では、基本のベースメイクやその作り方、おすすめアイテムについて、ご紹介しましょう。
化粧崩れが気になる方はベースメイクがきちんとできていますか?
メイク悩みを抱えている人の中には、すぐにメイクが崩れてしまうと感じている人が少なくありません。しっかりとメイクをしているはずなのに、モチが悪いとなると、「どうして、こんなにメイク崩れしてしまうのだろう」と感じるでしょう。同僚の中には、夕方になっても綺麗にメイクされている人もいるでしょうから、「どうして、私だけ」と思っている人もいるはず。
そんな人は、ファンデーションを付ける前に、しっかりとベースメイクをしていますか。今では、下地なしで使えるファンデーションなども増えてきていますが、やはりメイク崩れなどが気になるのであれば、ベースメイク作りが欠かせません。
基本のベースメイクとは?
化粧下地
基本のベースメイクで最初に用いるのは、化粧下地。各メーカーから、様々なタイプの化粧下地が販売されていますから、これらを上手に取り入れることがおすすめ。
そもそも、化粧下地にはどういった役割があるかというと、肌の凸凹をカバーしてくれたり、毛穴をカバーしてくれます。そして、ファンデーションのノリを良くしてくれ、メイクモチもアップさせてくれます。
中には、色ムラ調整してくれるものや紫外線対策機能がついているものもありますから、それぞれの目的に合った化粧下地を選ぶことがおすすめです。
ファンデーション
化粧下地で肌を整えたら、ここでファンデーションをつけることになります。ファンデーションには、様々なタイプがありますから、それぞれの肌質や目的に合ったファンデーションを選ぶようにしましょう。
ファンデーションは、肌を綺麗に見せてくれ、肌悩みをカバーしてくれるアイテムですから、ここでしっかりと肌をカバーすることで、理想的な肌に近づけることがきます。
フェイスパウダー
メイクの際、ファンデーションをつけたら、そこでメイク終了となってしまう人も多いですが、メイクのモチをアップさせたいと思うのであれば、フェイスパウダーをプラスすることがおすすめ。
フェイスパウダーには、ファンデーションをより密着してくれる役割があり、ファンデーションを長時間綺麗に見せてくれます。
また、フェイスパウダーには毛穴や凸凹をカバーしてくれ、明るい肌を作りだしてくれますから、理想的なベースメイクを作ることができるでしょう。
ベースメイクの作り方
スキンケアで下準備
メイクをする際には、まずは洗顔をし、化粧水や美容液などで肌をしっかりと保湿してから行うことが基本。
基本のスキンケアは、メイク中の肌を保湿するだけでなく、ファンデーションのモチも良くしてくれます。しっかりと化粧水や美容液などを肌の奥まで浸透させ、肌を整えてからメイクをはじめましょう。
化粧下地で基本の肌作り
スキンケアで肌を整えたら、ここからメイクがはじまります。まずは、化粧下地を顔全体に馴染ませますが、この時ムラにならないように付けることがポイント。
最初は、指などで優しく伸ばしていき、馴染ませていき、最後にスポンジを使うことで、綺麗にぼかすことができます。スポンジでのケアをプラスすることで、不必要な脂分も落とすことができますから、メイクのモチも上げることができるでしょう。
ファンデーションできちんとカバー
化粧下地で、肌を綺麗に整えたら、次にファンデーションを付けることになります。ファンデーションは、どのタイプが良いというのはありません。それぞれの肌質、使い心地、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
パウダーファンデーションを用いる場合には、スポンジを使って顔の内側から外側に向かって滑らせるのがポイント。全体にファンデーションがついたら、スポンジで抑えるようにしましょう。
リキッドやクリームタイプのファンデーションの場合には、指で肌に馴染ませることがポイント。指でつけることで、より肌に密着しやすくなり、メイク崩れを防ぐことができます。また、肌にのせる時には少量ずつつけ、肌に馴染ませていきましょう。
コンシーラーで気になる部分をプラスでカバー
肌悩みがある人の中には、気になる部分を隠したいという人もいるでしょう。隠そうとすると、ついついファンデーションを重ね付けしてしまいがちですが、これでは気にならない部分まで濃くなってしまい、濃いメイクとなってしまいます。
そんな時には、コンシーラーを部分的に使うことがおすすめ。気になるシミやニキビ跡などは、コンシーラーを少し乗せるだけで目立たなくしてくれます。
フェイスパウダーで仕上げ
ベースメイクの最後は、フェイスパウダーで仕上げましょう。フェイスパウダーの中には、色補正機能が付いていたり、パールなどが入っていて艶感を出してくれるものなど様々なタイプがありますから、自分の理想メイクになるフェイスパウダーを選びましょう。
フェイスパウダーは、たっぷりと付けるのではなく、うっすらと付けることがおすすめ。ファンデーションを付ける時同様、頬、おでこ、鼻、口周りなどにつけ、肌に馴染ませていきましょう。
ベースメイクアイテムの選び方
化粧下地の選び方
化粧下地を選ぶ際には、まずは何を一番の目的とするかを考えてみましょう。一言で化粧下地といっても、色補正機能があるものもあれば、カバー力が高いもの、保湿力が高いものなど、様々なタイプがあります。
そのため、これらの効果を確認し、自分の目的に合った化粧下地を選ぶことが大切です。
中には、どの化粧下地を選んだら良いのか分からない人もいると思いますが、迷った時にはお使いのファンデーションと同じメーカー、シリーズのものを選ぶことで、ファンデーションとの相性も良く、メイク崩れも防ぎやすくなるでしょう。
ファンデーションの選び方
ファンデーションには、パウダータイプ、リキッドタイプ、クリームタイプ、クッションタイプの4タイプがあります。そのため、どのタイプが良いのか迷われる人も多いはず。
そんな時には、自分の肌質に合ったファンデーションを選びましょう。例えば、乾燥が気になる人は、保湿成分が含まれたリキッドタイプやクリームタイプがおすすめ。オイリー肌の人は、油分がすくないパウダータイプがおすすめ。混合肌の人は、部分的に肌の状態が異なりますが、保湿成分が含まれたクッションファンデーションなどがおすすめです。敏感肌の人は、ケミカル成分賀含まれていないルースタイプのファンデーションを選ぶことで、肌への負担を軽減することができるでしょう。
フェイスパウダーの選び方
フェイスパウダーは、粉タイプと固形タイプがあります。どちらが良いのか、迷われる人も多いと思いますが、ナチュラルな仕上がりを目指したい人、透明感ある肌を作りたい人には、粉タイプがおすすめ。
逆に、テカリが気になる人やフェイスパウダーを持ち歩きたいと考えている人にとっては、固形タイプの方が使いやすいでしょう。
また、フェイスパウダーもファンデーション同様に、自分の肌色に合っているものを選ぶことが大切。せっかくファンデーションまで綺麗に仕上がっていたのに、肌色に合わないフェイスパウダーを選んでしまうことで、メイクが浮いてしまうこともあるため、注意が必要です。
ベースメイク次第でメイクの持ちは変わる
メイク崩れに悩んでいる人の中には、ベースメイクがしっかりと作れていない人がたくさんいます。
ベースメイクは、単に化粧下地を使えば良いというわけではなく、化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーなどでしっかりと土台をつくることが大切。この土台さえしっかりとしていれば、長時間メイク仕立ての状態をキープすることができるでしょう。
メイクのモチがアップすれば、メイク直しに出かける必要もなくなりますから、仕事効率もアップするかもしれません。