美容効果がさらにアップ!ヨガと組み合わせたい食材おすすめ10選
ヨガをする人なら、もう既に気をつけているであろう食事。ヨガを気持ちよく続けるためには、食事も大切になります。そこで今回は、ヨガの美容効果をされにアップさせるおすすめ食材をご紹介していきましょう♪
ヨガを効果的にする食事の摂り方について
ヨガは体のエクササイズだけでなく、呼吸とともに心にも大きな影響を与えます。健康やダイエットのためにヨガをしている場合は、食事については気をつけていることでしょう。ヨガを続けていくだけでも、自然と食べ物に対する意識や好みが変化することが往々にしてあるのです。
普段の生活で同じようなサイクルの毎日を過ごしていると、特に食事が偏りやすくなります。これは無意識に出やすいので仕方のないことではありますが、気づいたら偏食からバランスを取り戻していくことを意識することが大切です。またこれはヨガで重要な要素のひとつである「己を知る」ということにも繋がります。
ヨガをするなら気をつけたい食事の注意点
ヨガは心と体の運動ですが、しっかりと筋肉を使っています。そのため、しなやかで動きやすい筋肉をつけていく必要があるのです。
筋肉は発達すればするほどエネルギーを消費するため、普段の生活を送っているだけでも代謝が上がるということになります。つまり、基礎代謝があがって、痩せやすい体を作れるということですね。これは誰にでも魅力的に聞こえるでしょう。ヨガに必要な筋肉をつける、または維持するためには食事から摂取する栄養にも注目しなければなりません。
ヨガを行うと思っている以上に消費エネルギーが大きいため、他に何もしなくても痩せたという人も多いは事実です。体つくりを集中的に行う場合など、ヨガをする際の食事の注意点としては、
・野菜をしっかりと摂る
・白米や小麦製品を減らす
・食事は寝る3時間前を目安に終わらせておく
・季節の旬を取り入れるようにする
・油ものを控えめに
・添加物や合成化学物質が多いジャンクフードやスイーツは避ける
といったことが上げられます。通常のダイエットと似ていますよね。ヨガで心も体も内側からキレイになっていく過程では、エネルギーを乱さないためにも避けるべきものは避け、自然の恵みをいただくというのが自然な流れだと言えます。
ヨガの前の食事のポイント
ヨガを行う2時間前までに食事をしておこう!
ヨガの食事について考える時に、最もよく言われるのがヨガの前の食事のタイミングではないでしょうか。一般的には2時間以上前に食事を済ませ、ヨガをするのが最適とされています。ヨガはポーズやフロー、行う人の体力によっては激しい運動となりますので、空腹で行うことで食べ物の消化にエネルギーを使うことなく集中できるのです。
もし胃腸に食べ物が残っていたままヨガを行うと、消化不良や腹痛を起こしたり、気分が悪化したりといった状況になりかねません。上半身を捻る、逆さにする、お腹を圧迫するといったポーズも含まれます。内蔵に更に負担をかけることなくヨガを行うためにも、消化吸収にかかる2時間ほどは食後から空けて、ヨガを行うことがおすすめです。
ヨガの前に食べたいおすすめの食べ物
ヨガの前には消化が早くエネルギーになりやすい食べ物がおすすめです。おかゆやバナナ、カカオが多いダークチョコレート、純粋な生クリームといったものですね。胃腸に負担をかけやすい肉や魚、卵といった動物性食品は少なめにすると良いでしょう。また、野菜でもでんぷん質の多いものだと比較的消化は早くなります。さつまいも、かぼちゃなどですね。
どうしても2時間以内に食べたくなったら?
ヨガの2時間以上前に食事を終えていても、お腹が空いて耐えられないこともあるでしょう。空腹になりすぎてヨガをする時にパワーが足りない、なんてことになっても良くありません。特に、ホットヨガや溶岩ヨガといった汗をたくさんかくヨガは、より体力を使います。空腹でこれらのヨガを行うと逆に体調が悪くなる人もいるようですね。また、夕方や夜のヨガをするために、ランチ以降何も食べないのはやはり難しいでしょう。
2時間以内に食べたい場合には、胃腸に負担にならないものを少量補給するようにすれば問題ありません。先に述べたようなバナナ、チョコレート、生クリーム、マンゴーなどですね。もちろん、食べすぎては意味がありませんが、チョコレートを2かけ、マンゴーを4,5切れくらいなら充分です。
ヨガ後の食事のポイント
ヨガ後は2時間空けて食事を摂るのが理想
では、ヨガの後の食事についてはどうなのでしょうか。ヨガの後も食事は2時間以上空けてからが理想だとされています。理由は、ヨガで体を動かした後は体内での巡りが活性化されているため、デトックス作用も栄養吸収作用も高まっているからです。いつもより更に栄養を吸収してしまうため、特にダイエット目的でヨガを行う際には気をつけなければなりません。
ただし、あくまでも目安のひとつです。自分で慣れてきたら食事を摂る時間は体に併せて調整して良いですし、ヨガで消費したエネルギーよりもぐっと少なければ、食べても体重増加には影響はないと考えられますよね。もちろん、食べるものの内容にもよりますし、疲れたからとドカ食いしてしまっては意味がありません。
ヨガ後のおすすめの食べ物
ヨガをした後はエネルギーを消費していると同時に、筋肉も疲弊しています。そのため、筋肉のエネルギーになる栄養と筋肉増強のエネルギーが必要です。おすすめは温かいスープや温野菜、そしてタンパク質です。タンパク質は鶏肉のささみやポーチドエッグ、ナッツ類、ほうれん草などが豊富に含んでいますね。また、オーガニックのプロテインバーも栄養がバランスよく配合されていますし、手軽で便利ですよ。
血流がよくなっているため、体が消化しにくいものや害となりやすいものは食べないようにしましょう。アルコールも同じく2時間以上は空けてから飲むように意識したいですね。
アルコールとヨガ、上手なバランス
アルコールについては、ヨガの前や直後は避けるのが無難でしょう。酔が周りやすくなってしまいますし、せっかくの体内のデトックス効果もアルコールの分解消化で使われてしまうからです。
ヨガを行った後は2時間以上空けてからアルコールを摂取するのが理想的ですね。体の血流も落ち着いてきて、内蔵をびっくりさせることなく飲めるようになっているはずです。飲む際にはミネラルウォーターや白湯などをいつもより多めに摂るように意識してください。悪酔いを防止できますよ。
ヨガと合わせたいおすすめ食材ベスト10
ヨガをする前後など、併せて食べたいおすすめ食材のベスト10をご紹介しましょう!
バナナ
バナナはヨガをする人には強い味方となります。消化が早く、どこでも食べられ持ち運びも可能。ちょっと小腹が空いた時にも食べられるのも嬉しいですね。さらにバナナには、カリウム、マグネシウムといったミネラル、食物繊維といった栄養も豊富に含まれています。ヨガ前にフルーツを食べるならバナナが一押しです。
ケフィアヨーグルト
腸内環境を良くする働きのあるケフィアヨーグルトは、体の中からデトックスできるヨガと相乗効果を発揮します。プレーンのものがおすすめですが、味がほしい場合はアガペシロップやはちみつを少々加えるとよいですね。
ナッツ類
スナックとして携帯しやすく食べやすいナッツ類。抗酸化作用のあるビタミンEや必須脂肪酸のほか、鉄分やカルシウムといった女性に嬉しい栄養が満点です。食べ過ぎは肌荒れや腸内環境の悪化を引き起こしますが、1日10〜20粒くらいなら健康食材として機能してくれますよ。生のものを一晩浸水させてから食べるのがベストです。
緑黄色野菜
いわずと知れた野菜はヨガをする人には必須ですね。色の濃い緑黄色野菜は普段不足しがちな栄養素が摂れる優秀なアイテムです。かぼちゃ、ブロッコリー、人参、ほうれん草、小松菜など身近にある野菜ばかり。季節の旬の野菜をいただくと、それだけでも食事のレベルがぐっとアップします。
アボカド
森のミルクと呼ばれるほど、栄養価の高いアボカド。アンチエイジング効果をはじめ、スタミナ向上や皮膚、粘膜の保護、修復など体に嬉しい効果が満載です。調理せずそのまま食べられるのも魅力的。自宅に常備しておくと便利ですね。
海藻類
食物繊維の中でも水に溶けやすい水溶性食物繊維が豊富なのは、海藻類です。わかめ、昆布、もずく、のりなど、手軽に使える食材ばかり。サラダやみそ汁に追加するだけで充分に摂れるので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
ささみ
筋トレをする人にも定番のタンパク源であるささみは、低脂肪、低カロリーでダイエットにもおすすめです。味に癖が少ないので、どんな料理にも合いやすいですよ。冷凍保存しておけば食べたいときにいつでも使えます。
卵
卵も豊富な栄養源です。タンパク質も多いのでぜひサラダなどで野菜と一緒に摂っていきましょう。卵白の部分は加熱して、黄身の部分は生で摂れるポーチドエッグの調理法がおすすめです。
オリーブオイル
腸内の蠕動運動を活性化させるオレイン酸が豊富なオリーブオイルは、そのまま飲んでも充分に効果があります。1日ティースプーン1杯だけでOK。パンにつけたり、サラダにかけたり、アレンジも楽しめますね。ほかにも、ごまやカシューナッツにもオレイン酸は豊富に含まれています。
カカオ
チョコレートに含まれるカカオは抗酸化作用が強く、体内のサビを取る効果があります。そのため、美肌や老化防止に役立ってくれますよ。砂糖が多いものは逆に血糖値を上げやすく、太りやすい体を作りますが、カカオが多いダークチョコレートだとその心配はありません。1日1かけ前後に抑えること。
ヨガと食材の組み合わせで理想のボディを手に入れよう♪
ヨガをしている人はベジタリアン、玄米菜食主義、ローフードといった植物性食品のみを摂る人も少なくありません。これは体が自然なものを求めた結果とも言えるでしょう。
ただ、どの食事法が完璧で、肉が良くない、野菜だけが良いというように決めつけてしまってはヨガの教えとはかけ離れていってしまいます。こうすべき、こうでなければ、と正しい悪いといったこだわりから開放されるのも、ヨガの学びです。
体の心地よさや自分の感じている感覚を大切にして、食べられるものに感謝しながら味わいたいですね。食事のポイントを取り入れながら、気持ち良いヨガ生活を送っていきましょう。