今さら聞けないヨガの基本!おうちヨガの前に呼吸法を押さえておこう!

ヨガと呼吸
ヨガ

最近は多くのヨガの動画を観ることができるようになりました。好きな時に気軽におうちでヨガしている方も多いのでは?でもあなたは正しい呼吸をしていますか?基本を知っておかないと望んだ効果は得られません。今回はその中でも重要な「呼吸法」を中心に解説したいと思います。

ヨガで最も大切な呼吸法

ヨガでは「呼吸」をとても大切にしています。なぜならヨガでは「呼吸する」ことで、「生命力」を体内に取り入れ、その生命エネルギーを体中に巡らせ、心身の調和をもたらすことができると考えられているからです。

その大切な呼吸法は、私たちが普段生きるためにしている無意識な呼吸とはちょっと違います。初心者が注意したいポイントを説明します。

※ヨガの呼吸法:ヨガでは「プラーナヤーマ」と言います。

1.呼吸を止めないこと

初めてヨガを行うとついポーズに意識が行きがちで、呼吸を止めてしまうことがよくあります。呼吸とポーズは連動しています。息を吐けば筋肉は緩み、よりポーズを深めやすなります。呼吸を止めてしまうと筋肉を傷めることがあるので意識して呼吸は止めずに行いましょう。

※ポーズ=ヨガでは「アーサナ」と言います。

2.口を閉じ、鼻で呼吸すること

鼻で呼吸する理由は、外から入ってくる空気を浄化する効果があること、空気の量・温度を調節できるので質の高い呼吸ができることです。この呼吸法はヨガの時だけでなく、普段から意識的に行って、体内にきれいな空気を送るようにするとよいでしょう。

3.深く、長い呼吸をすること

鼻で呼吸を深く、長く行うことで肺にたくさんのきれいな空気が送り込まれます。すると横隔膜が動き、その下にある内臓が活性化されます。

4.下腹部を意識すること

おへその少し下の下腹の内部に「丹田」と呼ばれる場所があります。そこは気力が集まるところで、そこを意識することで緊張している時にはリラックスさせ、機能低下している時は逆に適度の緊張を取り戻させることができます。下腹部に重心をおくように意識しましょう。

5.吐くことを意識すること

普段の生活では不安や緊張することが多く、ストレスもたまりやすいですね。そんな時人は気づかないうちに息を止めてしまったり、呼吸が浅くなったりします。

ヨガで呼吸をするときは吸うことよりも「吐くこと」を意識しましょう。息を吐き切ることで体内の生命エネルギー(プラーナ)を循環させることができます。

ヨガの三大要素

1)アーサナ

アーサナとはポーズのことです。その種類は星の数ほどあるとか。

2)呼吸法

前述のとおりです。

3)瞑想法

精神的に集中することでストレスの軽減につながります。

ヨガの主な効果

ヨガの効果は数多くありますし、人によっても違うのでここでは主な効果をご紹介します。

・身体のゆがみ、くせを直す

・自然治癒力を高める

・集中力や感情のコントロールが向上する

・肩こり、腰痛、頭痛、冷え、便秘、更年期、月経障害などの予防や症状緩和

・自律神経を整える=ホルモンバランスの調整・強化

初心者さんにおススメの動画

では実際に動画を観ながらヨガを行ってみましょう。この動画は「良い例」「悪い例」と具体的に見せてくれるので、わかりやすいと思います。

普段の呼吸から意識してみましょう

まずは普段の生活にヨガの呼吸法を取り入れてみませんか?

私も普段ふと気づくと息が浅くなっていることに気づきました。これは無意識なんですね。深く、長く鼻で呼吸する。そして肺の中が空っぽになるぐらい吐き切る。

これを普段からしていれば、ヨガでポーズをとったときにきっと楽に呼吸ができると思いますよ。

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