8キロ減量したヨギーニの食事方法。ダイエット成功の秘訣とは?
20代の前半に太りだし、どうにか色々な方法を試して8キロ減量に成功したダイエットの秘訣と食事をご紹介します。
8キロ減量したヨギーニの秘訣
インターネットや雑誌などを見ていると、お茶や、何かの薬、緑のエキスなどを飲むだけで減量成功・・・などという記事を見かけます。本当かもしれませんが、なにか製品を売りたいためのコマーシャルのような気もするし、信じがたいというところが本音です。
また、なにかの薬などを通して痩せたとしても、それを飲まなくなったらまた太ってしまうのか?という疑問があります。
ヨガを修練するヨギーニとしては、何か体の外にある物質を接種しながらダイエットするのはあまり好ましい方法ではないと思います。体の新陳代謝をよくして自然に健康に痩せて行くのが一番いいでしょう。
太ってしまうのには色々な理由があるのですが、今日は心理的な体と食べ物の関係からここで簡単にまとめてみました。
心理的な体と食べ物の関係
1. お腹はいっぱいなのについつい食べてしまう。心理的な闇を埋めようとして食べてしまう。
日本でも、天使を愛するたくさんの方々の支持を受けているドリーン・バーチューですが、天使のことを書く以前には摂食障害に関しての本を書いていたりしました。残念ながら以下の本は日本語には翻訳されていないようですが、ドリーンは本書で心理的な欲求と食べ物に関しての連関関係を詳しく解説しています。例えば、ポテトチップスを食べたい時は、心理的にどういう状況にいるからなのか、チョコレートを食べたい時はどういう状況なのか、などを解説しています。太ってしまうのに食べてしまう食べ物を食べる目的は、寂しさを紛らわすため、不安な気持ちを和らげるため、精神的な慰安を求めて・・・などなど様々です。
Losing Your Pounds of Pain: Breaking the Link Between Abuse, Stress, and Overeating、Doreen Virtue (著)
お腹いっぱいなのに食べてしまうのには、深い心理的な理由があるのです。その内なる深い欲求に気づくようになれば、その食べ物を無理矢理たくさん食べなくていいことになります。自らの深層心理に気づくようになると、自然と食べ物をたくさん食べ過ぎる傾向は軽減して行くと思います。
2. 疲れを紛らわせようと食べてしまう。
疲れていると、ついつい食べ過ぎてしまうものです。
疲れている時には、休みをとってたくさん眠ってみたり、お風呂につかってみたりした方がいいのですが、時間がないと思い込んでいると、ついつい食べ物で疲れから生じる身体への痛みを軽減させようとしてしまいます。
食べ過ぎてしまうかわりに、疲れたらたくさん睡眠をとってみましょう。
睡眠をとっている間に、自然と体に溜まってしまっていた消化されていない食べ物が消化され、起きた時にはトイレに行きたくなるだろうと思います。
ヨガの世界では先生が断食を生徒に促す傾向がありますが、断食をするのは食べ物を食べない間に、身体に溜まってしまった不必要な食べ物の残余物、老廃物を自然な方法で取り除くためにするのです。精神的には、食べ物を食べないとそれまで慣れてしてしまっている考えの癖、心配する癖、怒ってしまう癖、怖がってしまう癖、などを行う気力がなくなるので、ネガティブな考えなどをクリアにするなどの効果があります。
3. 性的な異性からの注目を恐れて食べてしまう。
幼い頃など、性的な虐待を受けたりした方は、異性からの性的な注目を恐れて食べてしまいます。女性的な魅力的な体を持っていると、異性からの注目も得てしまうものです。幼い頃のトラウマから、このような異性からの望ましくない注目を避けるために食べてしまう方々がたくさんいらっしゃいます。たくさん食べることで、ふくよかな体になり、すると異性の人もあまり気をかけなくなります。この状態が安心感をもたらすのですが、自分の中で、痩せたい自分も存在します。すると、自分の中の二つの欲求がクラッシュして悩んでしまうのです。
このような傾向の方は、何かしらのセラピーを受けて幼い頃のトラウマを癒すことをおすすめします。男性の中には、やさしい方もたくさんいますので、太ることで自らの魅力をカバーする必要はないでしょう。瞑想やヨガなどを通してオーラの力をアップさせ、護身をする方法などもたくさんありますので、希望をもって心を治癒しましょう。
4. コンプレックスで食べてしまう。
何か自分の中にコンプレックスがあるとします。それを隠すために食べてしまう人がたくさんいます。コンプレックスがあると、多くの人はそれを隠そうとします。太ることで、太っていることがコンプレックスだと他の人に見せようとしますが、実は深層心理の中に本当に隠したい、一番自分が恥じているコンプレックスを抱えているケースが多いです。例えば、「両親に愛されなかった」や、「幼い頃虐待を受けた」「性的虐待を受けて誰にも言えなかった」「家族の中に誰にも癒えないような傷がありそのことで自分自身を深く恥じている」などなどがあります。この深層心理のなかにある深い傷を癒すことで自然と痩せて行きます。
癒すためにはどうすればいいのか?まずは、気づくことです。押し込めていた感情は自分自身でも気づかなくなっているケースが多々あります。そのため、カウンセリングやセラピー、瞑想などをとおして自分自身の中にある傷に気づくことから癒しは始まります。気づいたら、あとは手当をしてあげます。セラピーなどを専門家の助けを借りることもいいですし、自分自身の力で治したい場合は、本などを読んで本に書いてある自分で出来るエクササイズなどをとおして治す方法もあります。
ルイーズ・ヘイの本はたくさんの人に共通した悩みを解決させる方法をたくさん紹介していますので、おすすめします。
5. 体質で太ってしまう。
確かに体質で太ってしまう人もいるかと思います。
新陳代謝があまりよくない体質であったり、家系で太りやすい体質であったり。
ヨガは新陳代謝を良くする体づくりにはとてもいい方法ですので、根気よく毎日少しずつヨガをするときっと体質が少しずつ変わってくると思います。
他には、霊感がすごく強かったり、センシティブ過ぎる人の中に太りやすい体質を持っている人がいます。この方々は1番でご紹介した内容と重なる部分があります。あまりにも勘が強いと、感じたくない感情や周囲の環境まで感じてしまいがちです。すると太ってクッションのように体をとおして和らげようとします。
私が師事していたシャーマンの先生も中太りの方だったのですが、このお話をすると、それはそうだけれど、霊感が強いことを痩せられない口実にしたくないと言っておられました。
ですので、希望を持って体質改善に取り組みましょう。
8キロ減量に成功したダイエットの秘訣と食事
それではここからは8キロ減量に成功した個人的なポイントをいくつかご紹介します。もちろん個人差や体質などもあるので、全てがみなさまに当てはまるわけではないと思いますが、ご参考に役立つことができればと思います。
それではここからは8キロ減量に成功した個人的なポイントをいくつかご紹介します。もちろん個人差や体質などもあるので、全てがみなさまに当てはまるわけではないと思いますが、ご参考に役立つことができればと思います。
1. バランスのよい食事を3度とり、食べたいものを、食べたいだけ食べる
え、これで本当に痩せられるの?と思うだろうと思いますが、これは本当に大切な秘訣です。幼い頃、バレエ教室でレオタードを着ながら太っている自分の体を見ては、体に不自然なダイエットをトライして、ことごとく逆に太ってしまうという体験をしました。同級生の中には拒食症になってしまった友人もいて、悩んだものです。しかし、大事なことは、3度の食事をとおしてバランスの良い食事をとり、食べたいものを食べたいだけ食べて、精神的な満足感を与えることです。すると、逆に間食をしたいと思わなくなります。
2. 朝はフルーツとヨーグルトだけにする日も作る
毎日ではありませんが、週に1度か2度は朝はフルーツとヨーグルトだけを食べて、体の中の老廃物を外へ流すための時間を作ります。フルーツはかなりの量を食べて大丈夫です。時間と手間があったら、グリーン・スムージーなどを作ってのんだりしてもいいでしょう。食事の後にヨガや瞑想をすると効果はアップするでしょう。ヨガをする場合はたくさん食べずに、ヨガの後にたくさん食べましょう。
3. 間食はできるだけしない
食べない時間を増やせば増やす程、身体は体内にある脂肪を燃やしてエネルギーを作るので、食べない時間を決めるといいでしょう。寝る前の3時間はフルーツ以外はあまり食べない方がいいでしょう。お腹がすいたら、生の人参、キュウリなどをカットして食べたりしてもいいでしょう。
4. 肉よりも魚を食べ、肉を食べる場合はオーガニックの肉を食べる
私は個人的に魚は食べますが肉は食べません。肉を食べる場合はオーガニックのお肉をおすすめします。特に鶏肉は、早く太らすために化学肥料を与えます。化学肥料の中に早く太らせる薬品が含まれているケースがあります。鶏が早く太るならば、きっとその鶏を食べる人間も早く太ってしまうのではないかと推測します。これはあくまでも推測ですが、化学肥料を食べて育った家畜を食べることはおすすめしません。
5. こまめに運動する
ヨガをしたり、自転車に乗ったり、階段をつかったり・・・日々の生活でこまめに運動する機会はたくさんあります。こまめに運動して新陳代謝が良い体づくりをしましょう。
6. 夕食はサラダから食べ始める
日本人の普通の家庭でしたら、夕食が一日の内で一番たくさん食べる食事だと思います。私は、夕食が一日の内でも一番美味しくて楽しい食事なので毎日楽しみにしています。しかし、寝る前の食事なので、たくさん食べてもいいの?と思う方もいると思いますが、私はたくさん食べます。しかし、秘訣があるのです。サラダから食べ始めます。サラダを食べたいだけ食べると、他の食事を食べる量が自然に少なくなります。サラダをゆっくり時間をかけて食べて、全て食べ終えてから他のものを食べましょう。食べる順番を変えるだけで、減量に繋がるのです。
7. 炭水化物の量を減らす
ご飯や麺類など、食べても大丈夫ですが、たくさん食べるより、少なめに食べましょう。また、チャーハンやピラフ、パスタなど、油と炭水化物が合わさった食べ物は太りやすいので、チャーハンよりは普通のご飯をたべましょう。炭水化物の食べ物がメインディッシュにならないように注意してたんぱく質の料理をメインディッシュでしっかり食べましょう。
8. コーヒーを紅茶かハーブティーにかえる
コーヒーはカフェインが含まれている飲み物で、眠気から目を覚ます効果もありますが、センシティブな人には心理的不安を引き起こさせてしまったりなどの副作用があるそうです。コーヒーが健康に良いという記事も出回っていますが、個人的にコーヒーを紅茶かハーブティーにかえたら食欲が減り、減量へ繋がりました。紅茶も多量のカフェインが含まれていますので、眠い時にはマテ茶を飲むようにしています。マテ茶にはカフェインが含まれていますが、コーヒーや紅茶に比べるとかなりの少量になるようです。マテ茶にはダイエット効果もあるそうで、確かに健康にいいお茶のような気がします。
9. 砂糖を出来るだけ控えて、黒砂糖か蜂蜜をたべる
砂糖が含まれているお菓子などはたまに少し食べるくらいにして、料理などに入れる甘味は黒砂糖か蜂蜜を入れると良いでしょう。欧米の菜食主義の人たちの中には黒砂糖、蜂蜜も食べずにデーツ(ナツメヤシ)を乾燥させたものを料理に入れるようです。
10. スパイス、香辛料、ハーブなどを料理に入れる
食べ放題などの料理は普通のレストランのお料理に比べるとしょっぱく味付けがされているようです。味付けが濃いとあまり食べられなくなるからでしょう。塩分をたくさん入れると体に悪いので、スパイスや香辛料、ハーブなどを上手に使った料理を香りと風味で楽しみながら食べられるようにします。アロマな香りで美味しく味付けされた料理を食べると、普通の食べ物よりも少量で満足感を味わえることでしょう。
11. 元気はつらつと好きなことをして過ごす
仕事に家事に・・・と忙しいですが、好奇心をたよりに好きなことにどんどんチャレンジして元気に生き生きと生きましょう。楽しいことをしていると食べることも忘れて没頭してしまいがちです。この生き生きとした元気の力が食べ物よりも大きな喜びを私たちに与えてくれます。
12. コンプレックスとトラウマを克服して健康に暮らす
幼い頃や過去に負った傷は多かれ少なかれ誰もが持っているものです。「自分の傷が一番大きいだろう」や「自分が一番みじめな人だ」などの思い込みは捨て、だれかが助けてあげたいと思っている気持ちを、勇気を持って受け入れましょう。そして少しずつ、心の傷の修復へ向けて動き出しましょう。自ら勇気を持って、カウンセリングのクリニックを探してみたり、本を探してみたり・・・方法は色々ですが、傷は必ず癒すことができるので希望をもって動いてみましょう。トラウマやコンプレックスを絵で描いてみたり、文章を書いたり、写真をとったり、踊ったり、歌ったりして表現してみることもいいでしょう。それまで暗闇だった心の重しが、作品として昇華して行くことで、同じような経験をした他の人々を勇気づけることに繋がることに気づくでしょう。
おすすめの本
クリエイティブを仕事にする方法、ドリーン・バーチュー (著)