【初心者向け!ヨガ基礎まとめ】ヨガポーズができればヨガなの?

【初心者向けヨガ基礎講座】ヨガポーズができればヨガなの?
ヨガ

ヨガに興味はあるけどそもそもヨガって何?ヨガってポーズをとるだけじゃないの?ヨガについて知りたいけど独学で勉強するのは難しそう!と思っていませんか?今回はヨガについて初心者の方でもわかりやすいようにご紹介していきます。ヨガに対するイメージが一気に変わるかも?!

ヨガポーズをとることだけがヨガじゃない?!

ヨガと聞くと、ヨガ=ヨガのポーズを取ることだとイメージする人はかなり多いのではないでしょうか。

実はヨガは8段階あり、そのうちの一つがポーズをとることです。

では、その他の7つとは何でしょう?

ヨガの八支則とは

ヨガの教えには、アシュタンガ=八支則という8つの段階があります。

ヨガの聖典、聖者パタンジャリが説いたヨーガ・スートの中に出てくる基本的な教えになります。

1:ヤマ(Yama)/禁戒

日常生活で行なってはいけない5つの心得。

①アヒムサー(Ahimsa)/非暴力、不殺生

②サティヤ(Satya)/正直、誠実

③アスティヤ(Asteya)/不盗

④ブラフマチャリヤ(Brahmacharya)/禁欲

⑤アパリグラハ(Aparigraha)/不貪

2:ニヤマ(Niyama)/勧戒

日常生活で実践すべき5つの行い。

①シャウチャ(Saucha)/清浄

②サントーシャ(Santosha)/満足、知足

③タパス(Tapas)/苦行、自制

④スヴァディアーヤ(Svadhyaya)/読誦

⑤イシュワラ・プラニダーナ(Ishvarapranidhana)/祈念、信仰

3:アーサナ(Asana)/坐法

もともとは座法でしたが、現在ではヨガのポーズのことを指すことが一般的。

4:プラーナヤーマ(Pranayama)/呼吸法・調気法

瞑想を深めるために呼吸を整えること。

5:プラティヤハーラ(Pratyahara)/感覚の制御

感覚への意識を深め繊細に感じること。

6:ダーラナ(Dharana)/集中・精神統一

意識を集中させること。

7:ディアナ(Dhyana)/瞑想

無意識に深く集中すること。

8:サマーディ(Samadhi)/三昧、超意識、悟り

瞑想が深まり、集中の対象との一体感を感じている状態。

これらを全て行うことがヨガといわれています。

ヨガマットの上だけが実践の場ではない

その八支則の中でも、ヤマ、ニヤマは日々の社会的・個人的行動規範となり、もっとも基本的かつ実践するのが難しいといわれています。

現在でもインドのヨガアシュラム(修行する道場のような施設)では、ヤマ、ニヤマが実践できていないとアーサナ=ヨガポーズの練習を始める地点にさえ立てないとされています。

ヨガの基本

そもそもヨガの語源やヨガの目的は何でしょうか。まずはヨガの基本情報から見ていきましょう。

ヨガの歴史

ヨガの語源は、サンスクリット語のユジュ(牛や馬と車をつなぐ軛)で、紀元前4000~2000年頃にインダス文明で生まれました。

200年頃には、最も古いといわれているヨガの根本経典「ヨーガ・スートラ」が制作され、より具体的な実践方法が記されました。

1000年頃には、アーサナ=ポーズとプラーナヤーマ=呼吸法などの肉体を浄化し強化する鍛錬によって、自己を超越したゆるぎない境地を目指すハタ・ヨガが出現します。

現在世界中に普及しているヨガのポーズは、この伝統的なハタ・ヨガの一部です。

ヨガの目的

ヨガの経典ヨーガ・スートラによると、ヨガは心の動きを制しすることと定義され、心の動きをコントロールするさまざまな鍛錬により、苦しみから解放されることを目的としています。

ゆったりした呼吸や瞑想を組み合わせることで、集中力が高まったりおだやかな精神状態を作り出すことができるので、現代でも多くの人に親しまれています。

ヨガの呼吸法

ヨガの基本でもある呼吸法は、呼吸を制御することで活力と集中力が増し、心と身体を結びつけるといわれています。

呼吸に意識を向けるようになると、集中力が増したり、身体の内側から活性化し心身ともにリラックスできるようになります。

ヨガの流派

ヨガにはたくさんの流派があり、それらの違いは何に重きをおいているかにあります。

数ある中から、代表的なヨガの流派をご紹介します。

〈アイアンガーヨガ〉

正しいアライメントを重視し、一つひとつのアーサナを細かく丁寧に行う

〈アシュタンガヨガ〉

呼吸と動きを連動させて決められたシークエンスで行う

〈クンダリーニヨガ〉

内なるエネルギーを高める活力あふれるシークエンスを行う

〈シヴァナンダヨガ〉

心と身体の調和をはかる、インドの伝統的なヨガ

ヨガがむいている人

ヨガに向いている人というのは、どのようなタイプの人でしょうか。3つのタイプに分けて、ヨガをおススメしたい人の特徴をご紹介します。

運動が苦手、筋力がない人

ヨガの基本はアーサナ=ポーズとプラナヤーマ=呼吸法です。

他のスポーツと違い、高度な技術や道具、広い場所がなくてもヨガはできるので、運動が苦手な人、体力や筋力がない人におススメです。

過去にスポーツや日常生活でケガをしたことがある方や、年配の方にとっても親しみやすいのが、老若男女問わずヨガが世界中で行われている理由の一つでしょう。

冷え、肩こり、姿勢改善をしたい人

病院に行くほどではないけど常に心身共に不調を感じている人、年中冷え性や肩こりに悩まされている人、姿勢改善をしたい人にもおススメです。

整体やマッサージも一時的な緩和には効果的ですが、根本的な解決にはつながりにくいでしょう。

それらの症状にじっくり自分の心身の問題と向き合って改善していきたいという人にヨガはぴったりです。

ストレスに悩まされている人

眼精疲労

仕事、家事、育児、勉強、人間関係、自分の問題などのストレスに悩まされている人にもヨガはおススメです。

どんなスポーツやストレッチでも身体を動かすと心身ともにすっきりしますが、呼吸と動きを連動させるヨガを行うと同時にリラックス効果も得られます。

ちょっとした空き時間にマット1枚分のスペースで気軽に行えるので、多忙でストレスフルな現代人全員におススメです。

ヨガの学びに終わりはない

ヨガは一生を通して行う修行に近いものです。

ヨガを教えているインストラクターも、スタジオにクラスを受けに行く生徒さんも、ヨガを学んでいる者という意味で全く同じ立場です。

何年ヨガを行えばいいの?と思うかもしれませんが、ヨガの学びに終わりはありません。

日常生活で実践できてこそ真のヨギー・ヨーギニ

ヨガクラスの1時間、90分に行うのがヨガではなく、ヨガマットの上にいない時=日常生活で実践できてこそ真のヨギー・ヨギーニなのです。

ファッション感覚の形だけの〈ヨガ〉ではなく、本当の意味での〈ヨガ〉を真剣に取り組んでみませんか?

気が付いたころには、新のヨギー・ヨギーニになっているかもしれませんね。

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インド滞在中にヨガに出会い、帰国後ヨガインストラクターとして活動。ハタヨガ、リストラティブヨガをメインに指導。カナダでパークヨガなどを開催、現在はオーストラ...

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