目覚めで代謝をあげる簡単ヨガ!朝の新陳代謝をぐんとアップする方法
朝はボーとしてしまい、行動ものろのろしてしまいます。しかしヨガの簡単なポーズをとるだけで、全身の血の巡りが良くなり、代謝がぐんぐん上がるのです。目覚めもスッキリ代謝もUP!美容にも健康にもいい朝の習慣を身につけてみませんか?
朝の代謝をあげるということ
基礎代謝とは、生きているだけで何もしなくても消費してくれるエネルギーのことです。
基礎代謝を上げるには、朝にヨガを行うのがオススメです。ヨガによって酸素を沢山取り入れ、血液の流れを良くし、リンパの流れも良くなります。もちろんこのことで代謝は上がり、1日を通して脂肪を燃やしてくれるのです。
と言っても、朝はそんなに動けないという人も多い事でしょう。今回は簡単に出来るヨガポーズを紹介します。朝の代謝をぐんとあげて健康美を手にしましょう。
朝ヨガで代謝をあげるポイント
朝からしっかり動けるという人は、少し早起きして、マットをひいて30分ほどヨガを行うようにするといいでしょう。しかしそんなに時間も取れないし、朝は苦手という人は、どんなことに重点を置けば、効果的に行えるのでしょう。
リンパ節を刺激する
リンパ節とは、老廃物などを運ぶリンパ管が多く集まっている場所のことです。言い変えればこのリンパ節を刺激すれば、全身をめぐるリンパの流れが良くなるのです。朝ヨガでは、このリンパ節を刺激するように心がけましょう。
リンパ節は全身に7つあり、鎖骨リンパ節、首にある頸部(けいぶ)リンパ節、耳の下にある耳下腺リンパ節、脇の下にある腋窩(えきか)リンパ節、お腹にある腹部リンパ節、足の付け根にある鼠径(そけい)リンパ節、膝裏にある膝窩(しつか)リンパ節となります。
水分を補給する
ヨガを始める前に、コップ一杯の白湯を飲みましょう。睡眠中の失った水分補給を行います。また腸を刺激し、便通を良くするほか、血液をサラサラにしてくれるのです。
このことで代謝改善の効果をさらに上げてくれます。簡単なポーズで代謝をあげたい人は特に、寝起きの1杯の白湯を心がけるようにしましょう。
伸びきっていない筋肉に無理をさせない
いくら朝ヨガが効果的とはいえ、まだまだ筋肉も目覚めきっていない状態、そんな時に急に伸ばしたり、大きい負荷をかけては筋肉を傷めてしまいます。朝のヨガの目的は、まず体をしっかり起こすことからはじめましょう。
そして、少しづつ可動域を広げていきます。毎日行うことで柔軟な体も手に入れることができます。柔軟な体とは=可動域が広く、代謝が大きい身体のことを言います。
朝に代謝をあげるポーズ
では、朝ヨガにぴったりの簡単なポーズを紹介していきたいと思います。自分の体の調子や柔軟性と相談しながら、ゆっくり行いましょう。
ワニのポーズ(ジャタラ・パリワルタナ・アーサナ)
ワニのポーズは腹部や臀部をい刺激してくれます。ひねることで内臓の動きを活性化させてくれるので、便秘の人は特にオススメです。何よりも、寝起きにベットの中で行えるのがうれしい所です。
1.両足を抱えます。
2.足を右へ倒し、右手で軽く負荷をかけたら、左の腕を左へ伸ばします。吸いながら戻ります。
ここまでで十分な人はこのまま呼吸をおきましょう。すこし刺激を加えたい人は首も左へ向けひねりを深めます。反対サイドも行います。
三日月のポーズ( アンジャネーヤーサナ)
鼠径部がしっかり伸びて気持ちいい朝が迎えられるポーズです。骨盤の調節にもなるポーズなので、朝の歪んだ骨盤をリセットしエネルギーの流れを良くしてあげましょう。
1.四つん這いから右足を出し立て膝状態にします。息を吐きながら上半身を前に傾け体重を乗せていきます。
2.両手を前方につけたまま、左足の鼠径部が気持ち良く伸びている場所を見つけ左足の甲を床につけます。吸いながら戻ります。
ここまでで十分と感じる人はこのまま呼吸をおきましょう。もうすこしいけそうな人は、息を吸いながら上半身を起こし、両手を頭上にあげましょう。
ベビーコブラのポーズ(アルダ・ブジャンガアーサナ)
ベビーコブラのポーズは首がしっかり伸びるので頸部(けいぶ)リンパ節を気持ちよく刺激してくれます。そしてわきの下の腋窩(えきか)リンパ節もしっかり刺激を与えてくれるものです。
1.うつ伏せになり、足の甲までしっかりと床につけます。
2.手のひらを胸の横に置き、肘をしっかり閉めます。
3.息を吸いながらゆっくり上体を持ち上げ反らせます。吐きながら戻ります。
腰に負担がかからないように、腰を反らせるのではなく、胸を開いていきましょう。肩甲骨を下に引き下げるようにします。
戦士のポーズ(ヴィーラバドラ・アーサナ)
ヴィーラバドラ・アーサナは、全身の伸びを感じることが出来るポーズです。また気持ちも前向きになりやる気が出てくるポーズなので、まさに朝ヨガに行いたいポーズです。
1.まっすぐに立ちます。足が外股になっていたり、内股になっていないか確認しましょう。
2.右足を大きく後ろへ引き、右足のつま先を45度ひらき、しっかりかかとを床に押しつけます。この時、右足のかかとは左足と一直線上におきます。、右足のつま先を45度に開きます。
3.息を吐きながら、左ヒザを90度に曲げ、息を吸いながら、両腕を天井へ向け胸を開きます。吸いながら戻って反対も行います。
朝の目覚めにヨガをプラスして、代謝をあげよう!
寝起きをボーと過ごしていては、体にエンジンがかかりません。寝起きに気持ちのいい刺激を与えてあげることで、体はどんどん燃焼を始めるものです。毎日朝ヨガを行うことで、代謝のいい痩せ体質になるでしょう。
今回紹介したポーズをすべて取り入れてみてもいいですし、自分がやりやすいポーズ、どれか1つだけでもいいので、毎朝の習慣にしてみてはいかがでしょうか?