ヨガのインストラクターになる方法
ヨガの指導者、インストラクターになるにはどのような方法がああるのでしょうか?スクールやスタジオに通えば取得できるのでしょうか?今回は方法やインストラクターになるまでのステップごとにご紹介します。
ヨガのインストラクターになる方法
ヨガ・インストラクターというお仕事
より多くの方々がヨガを始めるようになった近年、ヨガのインストラクターになりたいという希望の方も多くなっています。オフィスワークから抜け出したお仕事をしたいと思う人も日々多くなっているのが現実です。人々と直接対話しにヒーリング効果をもたらすことができるヨガやアロマセラピー、瞑想のインストラクターなどのお仕事も魅力的ですよね。
アメリカの作家であるエリザベス・ギルバートは自身の何一つ不自由のない一見幸せそうに見えるキャリア・ウーマンと結婚生活を両立していた人生を、バリ島を取材のために訪れたことがきっかけに離れ、スピリチュアルな旅に出ることになった体験を元にして『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書』を2006年に出版し、この本はベスト・セラーになりました。その後2010年にジュリア・ロバーツの主演で『食べて、祈って、恋をして』という題でハリウッドで映画公開されてから、アメリカではたくさんの女性が毎日の仕事を辞めてスピリチュアルな旅にでたり、個人事業を始めてより「好きを仕事にする」ことを試みることになる現象が増えてきました。
ヨガ・インストラクターの資格
アメリカのニューヨークなどの大都市ではヨガをする女性がたくさんいることはもちろん、ヨガ・インストラクターの資格を持っている女性もたくさん出てきています。
日本にも西洋に少し遅れてヨガブームが到来しましたが、アメリカ程、ヨガ・インストラクターの仕事が競争率が高い仕事ではないでしょう。
今から着実にヨガのプラクティスを修練すれば、そしてヨガが大好きで人々に伝えたい気持ちがあれば、ヨガのインストラクターになる道が開けてくるでしょう。
根気よく、そしてポジティブな気持ちでヨガを修練して、その生き方さえもが教えに繋がるようになれば、きっとファンも増えてくると思います。
ヨガ・インストラクターになるためのステップ
それではここからはプラクティカルなヨガのインストラクターになるためのステップをご紹介します。
ヨガを自分自身がマスターする
ヨガのインストラクターになるには、まず自分自身がヨガを充分に習得している必要があります。そしてほぼ毎日ヨガをプラクティスしていることが必要条件となるでしょう。
様々なヨガを試してみる
ヨガのインストラクターを志すことを決めたら、まず様々な種類のヨガを試してみて、どのヨガが一番自分に合うか、深く入り込めるかを、体験をとおして確かめることをおすすめします。ハタ・ヨガ、アシュタンガ・ヨガ、ビクラム・ヨガ、クンダリニー・ヨガ、アイアンガー・ヨガ、クリパル・ヨガ、ホット・ヨガなどが代表的に挙げられます。
ステップごとに初級、中級、上級クラスと少しずつ毎日プラクしてスキルを磨きましょう。
ヨガ・インストラクター養成コースの受講
ヨガ・ティーチャーズ・トレーニング、ヨガ・インストラクター養成コース等、ヨガのインストラクターになるためのクラスを受講してヨガの先生になるためのクラスを受講します。
ヨガの真髄をマスターしたのなら、このヨガ・ティーチャーズ・トレーニング等のクラスを受講する必要はありません。
ヨガ・インストラクター養成コースの種類
ヨガ・ティーチャーズ・トレーニングは毎週少しずつ通えるタイプのものからインドのヨガの本場、リシケシュなどに行って滞在しながら集中して200時間から300時間、500時間までのコースを受講してヨガのインストラクターになるための証明書を発行してもらう方法があります。
どのコースを受講すればよいかの選択
どのスタジオのヨガ・ティーチャーズ・トレーニングのコースを受講すればいいのか、個人の好みによりますので、ヨガ・スタジオの体験クラスを受講してみたり、先生や知り合いに聞いてみたり、インターネットで調べてみたりして調査をしっかりした後、自身の体と心、タイプと予算に合った最適なコースを受講することが大切です。
アメリカには全米ヨガアライアンスというヨガの連盟が存在します。この連盟に加入したスタジオや先生からトレーニングを受けると、この全米ヨガアライアンスから認定書などを発行してもらうことができます。正式な組織から認定された機関、また先生ということになります。
ヨガ・インストラクター養成講座の受講料
ヨガのスタジオやインストラクターが増えている現在、ヨガの受講料をより安く設定して受講するメンバーを増やそうとするスタジオの市場競争が始まっています。ヨガを受講するために高い費用を払う人はあまりいない、一方、将来の職業に繋がるかもしれない大事なワン・ステップになるヨガ・インストラクター養成講座の受講料は高めに設定されています。
ヨガの先生やスタジオの中でも、このヨガ・インストラクター養成講座の受講料が大切な収入源になっていることが現状です。高い費用を払って受講するコースの分、自分の気質に最適な先生とコースをよくリサーチして受講するようにしましょう。
実際に養成コースを受講し証明書をもらう
ここからは毎日の努力が必要になります。日々精進してヨガを修練しましょう。
アメリカの幾つかのヨガ・スタジオではインストラクターにはベジタリアン(菜食)の食生活を必要とするスタジオなどもあります。
ヨガの修練の他に、日々ポジティブなマインドをもって何事も積極的に、心を開いて明るく毎日を送りましょう。最後まで根気よく養成コースを受講して証明書を受け取りましょう。
コース修了証明書を活かして職探しをする
ヨガの先生になる大きくは3つの方法をご紹介します。
1)ヨガの先生を募集しているスタジオに応募してみる。
この方法は最も予想可能な方法でしょう。スタジオによっては様々な雇用形態とお給料の支払われ方がありますので、しっかり調べてコミュニケーションをとり、契約書を熟読した後契約をしてレッスンを始めましょう。
2)ヨガができるお部屋やスペースを自らが探し、そのお部屋を時間ごとに、或いは月ごとにレンタルして料金を支払いながらヨガのレッスンを行う。
雇用してくれるスタジオが見つけられなかったからといって落ち込む必要はありません。ヨガができるスペースはたくさんあります。スタジオや、地域のコミュニティー・センター、お寺、ジム内にあるスタジオなど空いているスペースを探して、ヨガのレッスンを開くことができます。自宅のスペースなどを開放すると、スペースのレンタル料金を支払うことなくレッスンを開くことができます。
このオプションでは受講者を集めるために自らが広報をする努力をしなくてはなりません。地域の人が集まる場所にポスターを貼ったり、チラシを配ったり、置いてもらったり、或いはフェイス・ブックやミートアップなどのソーシャル・メディアなどを活用して受講者を集めましょう。
Tokyo Spontaneous (Eng & 日本語) (Tokyo) | Meetup
日本語のガイダンスは英語の後に続きます。 Do you want to make friends? Withover[masked] friendly members and over 40 fun events every month you’re sure to make …
すぐにたくさんの受講者が集まってくることを期待せずに初めは少人数から始まっていても、根気よく誠意をもって教えていれば少しずつ受講者も増えてくると思いますので、がんばって継続していきましょう。
3)ヨガ スタジオを開く
ヨガ・スタジオを開くという方法もあります。ヨガが大好きで教えたいというメンバーを集めて共同でヨガ・スタジオを開くケースもあるようです。
巡り会いを大切にして素敵なヨガの先生になろう
よいヨガの先生に出会うことは巡り合わせです。とてもよい先生に巡り合うと、その分ヨガの上達も早くなりますし、ヨガの真髄をより深く知り体得することができます。
私はもともと、ヨガにあまり興味がなかったのですが、ふとした思いつきでその時滞在していた南国の島の先生のお話を聞き、ヨガを試してみました。あまり期待していませんでしたが、ヨガをすることが心と体、魂にとても良い影響を与えるということを体を持って理解することができました。そのためにあまり好きでなかったヨガを教えることができるまで上達することができました。
色々なスタジオや先生がいて、受講者にとってたくさんの選択肢があるなかで、個性を活かしたヨガを教えると、その分先生の魅力に魅了されて受講者が集まってくると思います。