元美容部員・ヨガインストラクターのおすすめする美容生活[食事・生活編]

ヨガ

ヨガインストラクターって肉は食べないって本当?普段はどんなものを食べてるの?と聞かれることが良くあります。ヨガインストラクターはスッピンでも素肌がキレイな人が多いですが、どんな食事をしてどんな生活を送っているのでしょうか。インストラクター仲間の実際の食事や生活をご紹介いたします!

ヨガの教えに沿った食事

ヨガインストラクターと聞くと、どんな食事をしているイメージを持っていますか?

大体の方は、肉など食べず野菜中心の食生活何でしょ?と答えますが、実際に日々ヨガをしているヨガインストラクターはベジタリアンが多いのも事実です。

ではなぜ、肉などを食べない野菜中心の食事の人が多いのでしょうか。

それにはヨガ哲学が関係してきます。

ヨガ哲学の中に「アヒムサ(アヒンサー)」という言葉があります。

これは「非暴力」を日々実践するということで、多くは自分を大切にする、人を傷つけないということを指しますが「命を大切にする」という意味でも用いられます。

そのためアヒムサの教えを忠実に守り、日々実践しているヨガインストラクターは命を傷つけないために肉を食さない方が多いのです。

ヨガの教えに沿った生活

ヨガ哲学に基づいたヨガの教えは日々の生活にも役立てることができます。

アシュタンガヨガなどで聞くことの多い、ヨガの八支則では先ほどのアヒムサ(非暴力)に加え、サティヤ(嘘をつかない)、アスティヤ(不盗)など数々の教えがあります。

文字だけ見るとみんな守ってることと思いますが、アスティヤなどは例えば遅刻をすることで他者の時間を盗むという捉え方もあります。

してはいけない教えの他に、日常でどんどん実践しなさいという教えもあり現代を生きる人でもそれぞれの生活の中で実践できるものが多数あり、その教えを実践することで日々生きやすくなる方も多いです。

ヨガインストラクターも人間だもの

ヨガインストラクターも普通の人間です。

完璧にヨガの教えに則った食事や生活をするのも難しい時もあります。

例えば急にジャンクな物が食べたくなったり、子どもにキツくあたってしまったり…

そんな時は冷静に自分を観察する良いチャンスなのです。

自分の中に何が起きてどうなっているのか、ヨガをする前はある意味欲望のまま行動していましたが、ヨガの教えを知ってからは冷静に判断できる機会が増えたと思います。

ヨガをより深く理解するために、ストイックにヨガの教えに則った食事や生活も大切だとは思いますが、欲や執着を完全に手放すのは至難の技です。

ストレスにならない程度に実践するのをおすすめします。

自分に本当に必要なものが分かる

 ヨガの教えを日々少しでも思い出しながら実践していると、自分に本当に必要なものが分かってきます。

私は以前仕事から帰ると、まず食事前にチョコレートを一箱食べ、夕食を減らして子ども達が寝てからポテチを食べ…というような最悪な食生活でした。

しかしヨガをするようになり、ヨガの教えをほんの少し意識して実践するようになってから徐々にお菓子に依存していた食生活が変わってきたのです。

しっかりヨガをした後は、体に良い物を口にしたくなりますよね?これも私の食生活が普通に戻った大きな要因です。

ヨガをする回数が徐々に増え、ジャンクな物を口にする回数が減ると今度は久しぶりに食べるジャンクな物が美味しくないこと、美味しくないこと…

体が本当に必要なものだけを欲するとはこういうことなのか、と改めて実感できたのがヨガで感じられた大きな効果の一つです。

積極的に摂りたい栄養素

オーガニックフードとは

ジャンクな物を口にしてもベジタリアンでも、女性には欠かせない、積極的に摂りたい栄養素があります。

偏った食生活で栄養が欠乏すると、実年齢よりもいくつも老けて見える原因になったり、若くても疲れやすい体や、筋肉が衰えてケガをしやすい体になってしまいます。

下記に女性は特に積極的に摂るべき栄養素をまとめてみました!

いくつになってもキラキラ輝き続けられるように、バランスの良い食事で下記の栄養素を積極的に摂りましょう。

たんぱく質

たんぱく質は特に女性が不足しがちな栄養素の一つで、一日の必須量を全て食事で補うのは難しいとされています。

たんぱく質が不足すると脳の神経伝達物質がうまく働かず、集中力が低下したり仕事が捗らなかったりと思考の低下の原因にもなりますが、髪の毛や肌質などにも大きな影響を及ぼします。

最近、髪に艶がなくなったり肌のはり不足を感じていませんか?

痩せにくくなったと感じていませんか?

たんぱく質が不足すると思考や髪、肌への影響だけでなく、筋肉が維持しきれなくなり基礎代謝が落ちることで痩せにくい体にもなってしまいます。

良質なたんぱく質を摂って女性らしい体を維持しましょう。

ビタミン類

ビタミン類と一括りで言いましたが、女性に特に必要なビタミン類をご紹介します。

まず、強い抗酸化作用を持つビタミンEです。

ビタミンEは体が酸化するのを防ぐ抗酸化作用があり、細胞から元気にしてくれて、生活習慣病や老化に関連する疾患を予防する働きがあります。

続いて最も不足しがちなカルシウムです。

積極的に意識して摂らないとどうしても不足してしまいがちですが、カルシウムが不足すると骨や歯が脆くなってしまうのは皆さんご存知だと思います。

しかし、なぜカルシウムが女性に特に必要かと言うと、閉経後にカルシウムの吸収量が大幅に増えるため骨量が減少してしまうため若い内から意識してカルシウムを摂取する必要があります。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は、良質な油や青魚に多く含まれている栄養素です。

オメガ3脂肪酸は自律神経を整える働きや悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる働きがあり、エイジング効果やダイエット効果が高いです。

油は太るから極力摂らないという方がいますが、アーモンドオイルやくるみ油、亜麻仁油など良質な油は非常に高い健康効果が得られますので積極的に摂取しましょう。

食事や生活を意識して変わったこと

ヨガを始めるようになって、私の食事や生活のリズムが大きく変化しました。

食事や生活のリズムが変わったことによって、体や心へもとても大きな変化がありました。

笑っちゃうくらい調子の良い肌!

食事が変わるまでは薬を常用するひどい便秘に悩まされ、いつも顎まわりに大きな吹き出物ができていましたが、あれだけひどかった便秘もここ数年薬要らずで吹き出物も一切できなくなりました。

毛穴も小さくなり、肌もトーンアップしたのにはとても驚いていますが、これに関しては食事だけでなく睡眠も大きく関係していると思います。

アプリで睡眠を記録していますが、現在の睡眠時間は平均9時間です。

朝早く起きて朝陽を浴びながらヨガをするときは少し睡眠時間が短くなりますが、基本的に平均8~9時間の睡眠時間を確保するようにしています。

寝る前にも軽いヨガをすると適度な疲労と心地よいストレッチで睡眠の質が上がったのも実感しています。

睡眠時間がしっかり確保できていると心も安定していて日中にさくさく動くことができるので、食事や睡眠を変えるだけで副産物をたくさん得ることができました。

食事や生活のバランスが崩れた時にしていること

忙しい人が多い現代では毎日、質の良い食事とたっぷりの睡眠時間が確保できない場合もありますよね。

年末年始の忘年会、新年会シーズンや春の歓送迎会シーズンも同じです。

どうしても食事や睡眠のリズムが崩れてしまうときは、サプリメントの活用と短時間で質の良い睡眠を取るためにアロマの力を借ります。

サプリはマルチビタミンとオメガ3脂肪酸だけでも常備しておくと翌日の体の疲れ具合が全然違ってきます。

アロマは好みのリラックスできる精油をティッシュに数滴たらして枕元に置いて寝るだけで睡眠の質がグッと上がり、短い睡眠時間でも深く質の良い睡眠が取れます。

忙しい方でも簡単にすぐできますので、簡単に食事の質や睡眠の質を上げたい方はぜひ試してみてくださいね!

ヨガで体調管理を

食事や睡眠で日々の体調管理をするのはもちろんですが、ヨガを取り入れることでもっと敏感に今の体の状態を知ることができます。

風邪をひく前の鈍い関節の痛みにすぐに気づけたり、いつもとは違うお腹の違和感に気づき子宮の病気を早期に発見できた知人もいます。

変えの効かない自分の体と心を繊細にケアをして、日々快適に過ごせるようにぜひヨガを取り入れてみてください♪

hikaru_yogi

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美容師免許を取得後、国内大手化粧品メーカーにて美容部員として勤務。退職後2人の子どもを出産。趣味で続けていたヨガを仕事にしたいと考え、全米ヨガアライアンスや...

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